【▼前回】
~前回で目立った人~
【ひろこ】
時を止め、蝶を召喚する能力がある事が発覚。
スタンド名は「ハッピーバタフライ」というらしい。
【いちか】
ひろこの高校の同級生。そして先輩ネオジェンヌ。
「らーせーが好き」だという事が発覚。ヤメトケ…。
【らーせー】
世良君というらしいが、いちかから「らーせー」と呼ばれる。
菊の花が好き。いちかから好意を持たれる。
【宝条社長】
宝条カンパニーの社長。
「蝶」に興味をもち、何やら怪しい計画を企てている。
【セルジュ】
ルトニアという国の王子らしい。
時が止まる。
【カラオケ ギンギン】
一瞬でもቻンቻンに見えたアナタは眼科へGO☆
~前回までのあらすじ~
ー ネオ銀座でネオジェンヌとして働き始めたひろこ。
彼女は接客で演歌歌手から王子までみんなを楽しませる。
そのひろこの噂を聞いた「宝条カンパニー」の宝条社長がキャッスルへ来店する
その社長は「幸せをコントロールする」研究をしていた。 ー
☆ひろこ、次期総理大臣の…!
「ひろこに相談があるんだ!」といちか。
その相談とは…
「らーせーに何が欲しいか聞いてほしいの!」との事。
いちか…らーせーはやめとけって…(´・ω・`)
あいつの欲しいもんなんてどうせ綾波レイのフィギュアとかなんだからサ。(偏見)
「それじゃよろしくね!あくまでもさりげなく!」と、任されたひろこ。
聞かなくてもわかるだろいちか…。
ランカ・リーのフィギュアだよ…。(偏見)
そんなひろこがらーせーの欲しいもの聞けと言われた夜。
キャッスルに出勤すると、ひろこは指名を受ける。
「鞍馬さまはVIPルームでお待ちです」
ボーイの小林君がひろこにそう伝える。
「鞍馬さま」は何者なのか。僕の知ってる「鞍馬さま」は…
こんな感じなんだが実際はどうなんだろうか。
いちかの情報によると…
ゲェーーーーーッ!!?次期総理大臣ーーーー!??
す、すげえ客が来るんだな…キャッスルって…(;'∀')
そしてそんな次期総理大臣鞍馬さまが待つVIPルームに向かうと…
「ひろこさんね 初めまして」
「私は 鞍馬涼子よ」
誰が想像できたか。女性。
しかも…!
ノインさん似。
ガンダムWのノインさん似…!
いや…!?
ノインさんより全然美人だべ。
とにかく次期総理大臣が女性であるという事よりも…
ガンダムWのルクレツィア・ノインっぽいという事よりも…
女性が普通に来店(しかも政治家)するキャッスルの凄み。
どんなお客様でも受け入れるのだ…!ネオジェンヌ…!!
そんなノイ…鞍馬さまは…!
「泣く子も黙る 鞍馬涼子…なんてよく言われてるのよ」
泣く子も黙るクラマ様…
やっぱりコッチか…。
政治家の鞍馬さまの話を聞いていると…!
「あなたには守りたいものがあるかしら?」
「国を守る…国民を守る…都市を守る…」
「そのために強い心を持って戦っているだけよ」
と、やっぱりノインさんじゃね?感が満載。
<それがお前の正義か!(五飛っぽい声で)
「鞍馬さん…かっこいいです」と五飛っぽい事は言わないひろこ。
ひろこの接客に満足してくれたのかノインさんは…
「フフ…あなた評判通り見どころがあるわね」と褒めてくれる。
そして、ノインさんから意外な情報が。
「私 宝条社長とは古い知り合いなのだけど」
「彼が何か企んでいるって情報が最近耳に入ってきたの」
宝条社長、次期総理大臣に怪しまれてますぞ。
そして鞍馬さまはまだ続ける。
「でも彼…昔は研究者だったのよ」
「いったいどんな研究に力を入れているのかしらね…」
と、昔からの知り合いだという宝条社長と鞍馬さま。
鞍馬さまは宝条社長が何を企み、何の研究をしているのかが気になった。
だが、鞍馬様も予想着くハズがない。
だって、まさか宝条社長が…蝶の…
いや…
都市伝説研究家だとは思わないであろうよ。
☆ひろこ、ハッピーバタフライを…!
「次期総理大臣鞍馬さま」の接客を終えたひろこ。
鞍馬さまと別れ際に言われた言葉は…
「気をつけなさいね」
それは、宝条社長がひろこを気に入っているという事に何か裏があると感じた鞍馬さまの予感。
何をどう忠告すれば良いのか分からないが、鞍馬さまはひろこに「気をつけろ」とだけ伝える。
そんな次期大統領を接客したひろこは翌日…
イメチェン。
←この服に飽きた(私が)ので、可愛いヒラヒラに!!
ならばこの勢いで…!!
髪型もチェンジ!
次期大統領を接客したひろこの財布は国家予算くらい儲かったので、とりあえず服装と髪型をチェンジ!!髪飾りもつけたぜ!!
そしてイメチェンを終えたひろこはゲーセンに居る男に話しかけると…
「女の子って服やメイクですげぇ変わるよな!」
「あれはもう 変身だよ!」とか言う。
私はこのゲーセン前に居る男に思った。
僕もそう思う。('◇')ゞ
そしてイメチェンを終えたひろこは思い出した。
「らーせーに何が欲しいか聞いてほしい」と言ったいちかの事を。
この変身した勢いでひろこはいちかからのミッションを遂行しようとする。
めっちゃストレートに聞いた。
変身した勢いが凄すぎて「あくまでもさりげなく!」といういちかの言葉を普通にシカトしていた。
そしてイメチェンしたひろこに急に「欲しいもの」を聞かれたらーせー。
これは男なら勘違いするシチュエーション。
急にそんな事を聞かれたらーせーは…!
「とくにないですね・・・」と、クソつまらない返事をする。
ちょっとは「え!?僕にプププ…プレゼントですか!?どしたんですか!?ひろこさん!!アフ!アフフフフフ!!!」みたいな事は言えねーのか!(言わねーよ)
「とくにない」と言ったらーせーだが…
「敢えてひとつ欲しいものを挙げるなら・・・」と続ける。
その欲しいものとは…!?
「ハッピーバタフライ…とか?」
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(ひろこの脳内)
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・
「えっ…!ハッピーバタフライ!?」と正気に戻るひろこ。
だがらーせー、無茶を言っちゃいけない。あれは都市伝説なのだ。
もしくはひろこのスタンド能力。
この後、「らーせーのハッピーバタフライ」に関する衝撃事実が発覚する。
と、クソつまらない冗談だった。
だが、らーせーの欲しいものは「とくにない」
もしくはクソつまらない冗談の「ハッピーバタフライ」…。
とてもいちかに報告なんてできないひろこ…!
ひろこはいちかにどう伝えたのか…!!
正直に伝えた。
多分、どう伝えるのかかなり考えた結果なのだろう。
なんとも言えない表情のひろこ。
笑っているのか、困っているのかすらよくわからないひろこ。
いちかに電話する時、彼女の心は軽く死んだのであろう。
だが、そんな答えを聞いたいちかから意外な返事が…。
「とりあえずひろこ ネオ銀座公園に来られる?」と呼び出し。
一体何をしようと言うのだ…いちか。
ひろこはいちかに呼ばれるまま、公園へ向かう。
すると、いちかから衝撃的な発言が飛び出す。
「ハッピーバタフラを探すの手伝って!」
いちか…
それがお前の正義か!?
昼間の公園でハッピーバタフライ探しを手伝えと言ういちか。
彼女の中でハッピーバタフライはセミとかと同類なんだという事が分かる。
だが、いちかのらーせーへの熱い想いをぶつかられたひろこは…!
やんわり嫌がった。
いちか、引かない。
「いっしょに見つけて」と道連れ感をより深める。
そこからか…ッ!
そんないちかの熱すぎるらーせーへの想いにひろこは…
もう引いてるのか心打たれてるのかよくわかんない反応だった。
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そして…ハッピーバタフライ探索は…
マジになりすぎて夜になっていた。
出勤時間目前まで探索してたらしい。
「もうこんな時間!キャッスルに行かなきゃ!」
そして二人はキャッスルへ出勤すると…
「うーん…どうしようかなあ…」と、何やら困っている店長。
そこで、一緒に出勤してきたネオジェンヌ二人に聞いてみた。
「君たち エクスカリバーって知ってるかい?」
はい!知ってます!!
黄金聖闘士のくらいまで小宇宙を高めた時に使える奥義!!
聖剣(エクスカリバー)!!!
ではなく、最近オープンしたお店らしいです。
エクスカリバーの店長とキャッスルの店長は古い知り合いらしく、人手不足のエクスカリバーに誰かキャストを貸してくれと相談を受けていたらしい。
「あたし興味あります!」と手伝いを買って出たのはいちか。
いちかはこれからエクスカリバーへ出勤。
「どんな感じか今夜 電話するよっ!」といちか。
キャッスルで働くひろこであるが、まだ他のネオジェンヌのいる店の事をよく知らない。
(エクスカリバーってどんなお店なんだろう?)
エクスカリバーってくらいだし
こんな感じの所じゃねーの?と思うが、多分普通に違うだろう。
他のお店や他のネオジェンヌの事が気になるひろこは、いちかの連絡を待つ。
そして、本日の勤務を終え、帰宅するとひろこの携帯電話が鳴る。
「やっほー ひろこ~ エクスカリバーの報告だよ!」
このひろこが聞きたかったエクスカリバーという店の情報。
いちかは言う。
語彙力が無さすぎる。
20歳は越えてるであろう人間の感想が「なんか すごかったよ!」だ。
小学生男子が初めて見た母以外のおっぱいと同じ感想だ。
だが、ひろこはもう少しエクスカリバーについて知りたかった。
そこでいちかの答えが…
いや、そうじゃなくてさ。
「お店の中にお魚とか泳いでて…」と小学生男子の初めて入った回らない寿司屋の感想と同じである。
横文字に頼り始める。
「スタイリッシュ」と言っておけばなんとなくOKな気がしたのだろういちか。
だがもうひろこに語彙力の無さはバレている。残念。
そして、一つだけしっかり伝わる情報をくれた。
店長が怖いらしい。
なんというか、得た情報によるとお魚が泳いでてスタイリッシュで店長が怖いお店らしいです。
いちかはまだまだ手伝いでエクスカリバーの方で出勤するらしい。
「えへへ お互い頑張ろうね!」といちか。
そして電話を切るひろこ。
朝かららーせーには「ハッピーバタフライが欲しい」とキモーイな事を言われ、いちかには昼から夜まで「ハッピーバタフライ探すの手伝って!!」とか言われ、最終的には「なんかすごかったよ!」とか言われるひろこ。
・
・
・・
<「ハァ…なんか辞めちゃおうかな…ネオジェンヌ…。」
と、ならない事を私には祈る事しかできないのであった。
☆ひろこ、狙われる…?!
「ハッピーバタフライを見たネオジェンヌ…」
ひろこがいちかのせいでネオジェンヌを辞めないか私が心配していた頃、謎の三人組がハッピーバタフライを見たネオジェンヌ、ひろこについて会話をしていた。
「つまり あれだな」
「バラにたとえると…」
すっごい。薔薇に例えた。
とか言ってるやつのすぐ後に話しを薔薇で例えられちゃうとかなんだか凄く素敵に感じちゃう!!!
教えて下さい!「ハッピーバタフライを見たネオジェンヌ…」を薔薇に例えると…!?
「赤く色づいた 花びらが 俺の目に 何色に映るか…」
「…ってとこだな」
越えてきた。
いちかの貧困すぎる語彙力とは別の何かで越えてきた。
すると、奥の女性は言う。
そして、その女性の発言により驚きの事実を知る。
あの謎の例え、平常運転だった。
「あなたのたとえはいつも意味がわからないわ」と死んだ顔でツッコんでいるので毎日あんな意味不明な例えを聞かされて心が死んでしまったのでないかと考えさせられる。
「リーダーとして僕がまとめよう。」
真ん中の彼はリーダーらしい。早くまとめて下さい。
「つまり エクスカリバーのネオジェンヌを連れてくる…」
「ということですね?」
さすがはリーダー、凄く意味がわかる。
そして、そのリーダーの発言に返事をしたのは…
宝条社長。
この謎の3人にハッピーバタフライを見たネオジェンヌを連れて来いと話していたのは宝条社長だった。彼は一体何を考えているのか…?
「いや エクスカリバーではなくキャッスルだ。」
リーダー、エクスカリバーとキャッスルを間違える。
悔しがるリーダー。
「くっ…リーダーとしてまとめ直します」
簡単な間違いのせいかまとめ直しに熱が入るリーダー。
熱入りすぎて連れてくるから誘拐にパワーアップした。
エクスカリバーとキャッスルを間違えるわ、連れてくるから誘拐になるわでそんなリーターに宝条社長は言う。
いいんだ。
もちろん誘拐してこいとは言ってないが、まあいいらしいです。心が広い。
「さっさと連れてきたまえ」
宝条社長は一体何を考えているのだろうか。
リーダーとして私がまとめると「ひろこを連れてこい」と言う事だ。
そしてこの謎の3人組は一体…!?
わかった事は…
薔薇で例える人がちょっとチャラかった事。
彼らがレインボースリーだという事。ダセェ。
翌日…
「いちかから電話だ!エクスカリバーの話かな?」
あの少なすぎる情報ではエクスカリバーがどんな店か全く分からなかったひろこ。
本日もエクスカリバーで出勤しているいちかから新しく少しでも意味の分かる情報を期待する。
そしてそんなひろこがいちかから言われたのが…
「ひろこにも来てもらうことになったの!」
なんと、ひろこもエクスカリバーにてヘルプで勤務する事が決まる。
この日から気になっていたエクスカリバーで働く事となったひろこ。
だが…
ひろこを連れて来いという宝条社長。
ひろこを狙う「レインボースリー」…
ひろこはこの後自分に何が起こるかをまだ知らない・・・。
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問:謎のゲームソフト「シンデレライフ」は一体どういうゲームなのか?
答:キャバクラ×壮大なストーリーが見えてきた。
キャバクラ体験ゲームかと思いきやの方向にだんだん動き始めてきたゾ…!
宝条社長に「気をつけろ」と言った鞍馬様…
悪モン感が増してきた宝条社長。
宝条社長に仕える謎の三人…!
と、バカ1人。
<「ハァ…なんか辞めちゃおうかな…ネオジェンヌ…。」
【▼その5】