僕はテレビゲームが好きだ。
色んなゲームで遊んだが、この「クロノトリガー」はとくに思い出深い。
このゲーム、詳しく知らないが当時聞いた話だとRPGの名作、「ファイナルファンタジー」と「ドラゴンクエスト」のスタッフが共同で作ったゲームだとかそんな事聞いた。
カッコイイ音楽、壮大なストーリー、そして今まであったような無かったような魔法、更に味方と協力して出す必殺技「連携技」がアツい。
それでいてイラストはみんな大好き鳥山明先生だ。
こんなの面白いに決まっている。
いや、ていうか面白い。
だが、私が所持していたスーパーファミコン版クロノトリガー・・・
すぐセーブデータが消える…ッ!!
母が洗濯物を取り込む時に電源ケーブルに足を引っかけてスーファミ強制終了させても消える!ソフト抜くときちょっと力が入っても消える!ソフトを片付ける時に優しく扱わないと消える!
ていうかそんな事関係なく学校終わってウキウキで電源入れたら消えてる!
星のカービィがよくセーブデータが消えるとみんな言うが僕の中では断トツでクロノトリガー。
このゲーム、進めても進めてもデータが消える。
何度目か解らないニューゲームでやっとの思いで古代編に行った時、とりあえずセーブしてご飯食べてから続きを…って消えてる!だ。
クリアしたくてもできない状況が続き、時は経つ。
私の耳にある情報が流れた。
プレイステーション版が発売された、と。
カードリッジ型のソフトのスーファミ版と違い、プレステ版はご存じ「ディスク」と「メモリーカード」なのだ。
メモリーカードにセーブすればデータは消えない。
お母さんが電源に足を引っかけても、ソフトを優しく扱わなくてもデータは消えない。
データが消えないだけでも儲けものだというのに、オープニングをはじめ、クオリティの高いアニメ付きだ。
最高だ、最高だぜ…クロノトリガーPS版…!!
が、突如データのセーブもロードもできなくなってしまった我が家のメモリーカード。
そう、クロノトリガーはまた古代辺りでゲームを進める事ができなくなってしまったのであった。
呪われている…クロノトリガーは呪われている…!!
最終的にはニンテンドーDSで発売されたクロノトリガーを発売日に購入し、1週間でクリア。
クロノトリガーをクリアするのに軽く10年掛かってしまったのである。
でも素晴らしいゲームをありがとう…スクエアエニックス・・・!!
で、そんなゲームばかりやっていた少年時代。
思い出す事はゲームの楽しさもであるが、ある「言葉」もだ。
「アンタ、ゲームばっかりやってんじゃないよ!」
という母の声。
気が付けばオッサンとなっている私も今思えば本当ゲームばかりしていた。
学校終わったらゲーム。
学校休みの日もゲーム。
友達と遊び終わったらゲーム。
ご飯食べ終わってもゲーム。
「あ、やばい!もう12時だ!」と思ってもゲーム。
「あんた宿題やんなさいよ!」という母のためになる促しも「もう終わったし!」と嘘までついてゲーム。
ゲームやりすぎ。
子供がここまでゲームばかりやっていたら、母も嫌気がさすだろう。
今思えばもしかしてスーファミ版クロノトリガーのセーブがすぐに消えたのは母がバックアップ用のバッテリーをダメなモノと交換したのでは…?と思うくらいだ。⁽嘘⁾
そして、母は私にゲームを少しでも止めさせたかったのだろう。
こんな事を言った。
「ゲームばっかりやってると頭悪くなるよ」と。
私は母に…
と、キレそうになったが⁽嘘⁾、そんな事を母が言った後位に出て来た話ではあるのだが…
[ゲーム脳]という言葉。
それも母から聞いた単語、ゲーム脳。
←だが当時ゲームすんなと言われた私はこんな感じだったので気にもしなかったのだが、そういえば「ゲーム脳」とはなんだったんだろうか、と思った。
「ゲーム脳の恐怖」という本の作者が本の中で勝手にゲームばっかりやってる奴の脳みそが大変な事になっとるという事を仮説立ててゲーム脳と呼んでた。みたいな本がとっても売れたみたいだ。
「ゲームをやってる奴の脳みそは、認知症⁽痴呆症=いわゆる老人ボケ₎の患者と同じ状態になっている」
これはとんでもない。
調べた所によると特にデータなどはなく、この「ゲーム脳の恐怖」の作者による主観と推測で書かれた情報である、との事だ。
な、なんてこった。
ゲームばっかりやっている人が「おかしな人」と扱われて良い訳がない!
そんなふうに考えていた時期が 俺にもありました。
そう -
私は見つけてしまったのです。
悲しい事にゲームばかりやっていたせいか、どこか頭がイカれてると思われる文章を書く人間を発見してしまったのです。
今回はその人の書くブログを見て、ゲームばかりやっていた人は大人になった時に「ゲームをやってる奴の脳みそは、認知症⁽痴呆症=いわゆる老人ボケ₎の患者と同じ状態になっている」いわゆるゲーム脳になってしまったのかを考えて行く回にしたいと思います。
そのブログとは…
これだ。
☆「ああっ、子供な大人部」はどんなブログなのか
ブログを書いている人の名前は現在「ぐるじお」を名乗る人。
いつごろから「ぐるじお」なのかは不明だが、その前は「カトリーヌ柳」というハンドルネームだったようだ。
どちらにせよ頭が悪そうな名前だ。
一番最初の記事にて親切丁寧に自画像まで書いている。
頭が悪そうだ。
ドリキャスだぁーと喜ぶ少年のシャツには「100メガショック」と書かれている。
恥かしい。こんな人が社会に出ていると思うだけで私は恥ずかしい。
更新頻度は高くはないが、「ああっ、子供な大人部」⁽長いので以下「ああっ部」₎は2~3年くらいチマチマ更新されているようで、無駄に長いゲームや漫画の考察記事がなんと74回も書かれている。
パソコンでブログを読むと、右側にカテゴリーなる欄があり、記事をカテゴリー別に分けているようだ。
きっと綺麗好きな人なんだろう、その辺りは好感をもてる。
見る限りだと、NEOGEOで発売されたゲームとドラゴンボール、そしてハイスコアガールと不知火舞ちゃんが好きなようだ。
私も好きな漫画やキャラクターなのでそれについて書きたい気持ちはとてもわかる。
だが、1つ気になった。
なんだパンツって。
パンツについて書いたまでは納得しよう。
ネタ切れで苦肉の策で思いついたネタがパンツ。
パンツ⁽2⁾ってなんだ。
2回はパンツについて書いたのかと思うとそんなにネタがねえならさっさとブログやめちまえカスと思う所もあるが、やはりパンツについて熱く書ける辺りが早くも記事を書いた人間のゲーム脳な部分が感じられる…。
カテゴリー内でまた気になったのが、「大好き部」の所。
彼は自分が好きなものを「大好き部」という件名でブログ記事を書く様だ。
この大好き部で取り扱われた記事が、彼の好きなモノなのだろう。
記事を書いている彼には話の合う友達が居るのだろうか。
僕はとにかく読んでいてそんな事が心配になるブログであった。
☆レベル1:【誤字脱字】
・その1
書き始めて間もない2回目だというのに意味の分からない妄想を繰り広げている。
鳥山明先生に謝るべきだ、と私は感じる。
何故ここに「、」を打ったのか。
2回目の記事から既に彼のゲーム脳は始まっていたのかもしれない。
・その2
彼はやはりドラゴンボールが好きらしく、今回はフリーザ様について熱く書いたようだ。
フリーザ様の魅力はその読者をも絶望させる「強さ」であると彼は言う。
書いてるお前がマトモにコメントできてねえじゃねえか。
きっと読んでいた方はそう思っていたに違いない。
・その3
この回はその聖闘士星矢の登場人物である「フェニックス一輝」について書いている回。
「鳳翼天翔」も魅力的な技ではあるが、彼が一番好きなのは「聖剣 エクスカリバー」であった。
その「エクスカリバー」について説明をしている時であった。
クリシュナのマハローシニーにより「勝つ」の「つ」が吹っ飛ぶ。
クリシュナに勝つ事より「勝つ」を「勝」と脱字してしまう方が容易ではないと私は感じる。
・その4
炎の漫画家、島本和彦先生が書いた漫画版「サムライスピリッツ」に登場するナコルルが可愛い、といいつつ漫画のあらすじを画像付きでほぼ紹介してしまう回。
「倒れ」じゃなくて「倒し」と書きたかったのだろう。
この記事をTwitterを通し島本和彦先生本人が目を通しているという事を記事を書いた彼に教えてあげたい。そして言いたい。
紹介するならちゃんと書けと。
・
・
☆ここまでのゲーム脳っぷり☆
波動拳で表現するなら
【初代】レベル。
☆レベル2:【誤字脱字】
・その5
最新格闘ゲームのデッドオアアライブ6の「ブレイクブロー」について熱く考える回。
ブレイクブローを受けてしまうとどうなるのか。
とりあえず登場キャラクターのザック氏で検証をしようとする。
「第三回大会優勝者でもザック」
多分「でもある」と打ちたかったのだろう。
私はどちらかと言うとムキムキで肌の黒いサングラスなザックよりこんな打ち間違えする奴の方が怖い。
・その6
KOFのボスキャラクターであるルガール氏の趣味について考える回。
SNK産ゲームであるKOFだが、他社であるCAPCOMのストリートファイターのキャラクターを集める事が趣味である銅像にしてしまっている疑惑が浮上。
ルカール
何故「ルガール」を「ルカール」と入力してしまったのだろうか。
私は考えた。
携帯電話で入力ではなく、パソコンで入力したのだ。
キーボードの配置だ。
きっと、「K」と「G」の配置は隣接していて…!
σ( ̄∇ ̄;)
・その7
そんな中、どのゲームの誰の衣装が一番現実味があるのか?と考える回。
遊んでくれ友達
多分「遊んでくれる友達」と書きたかったのだろう。
この回を書き始めて一行目である。
この脱字からはブログを書いている彼の「友達に遊んで欲しい」という悲しい気持ちが込められたメッセージだと私は感じる…。(`・ω・´)
・
・
☆ここまでのゲーム脳っぷり☆
波動拳で表現するなら
【マーブルvs】レベル。
☆レベル3:【見本をよく見て】
・その8
彼はキン肉マンも好きなようで中でもお気に入りが「ウォーズマン」みたいだ。
ここまでくると声優の堀秀行さんが好きなんだろうなと思うくらいだ。
あなら
あならって何だろう。
とにかく私が思うのは「る」じゃなくて「ら」で良かった…と。
・その9
あんだけ少年ジャンプの漫画を推していたのに急にハイスコアガールである。
ヒロインである大野さんを主軸にあらすじを紹介する回にて。
郷田先生。
正しくは「業田先生」である。
ブログを書いている彼はSEGAのゲームも好きだとか言っていたので、多分「ごうだ」という響きだけで
頭の中は彼でいっぱいだったのでしょう。
・その10
「交遊関係」を「交友関係」と打ち間違える。
今までのと比べると一番マシな変換ミスっぽいのでそんなに気にもならないのだが…
同じ記事の中で2回もやらなくても…(`・ω・´)
・
・
☆ここまでのゲーム脳っぷり☆
波動拳で表現するなら
【スーパーコンボ】レベル。
☆レベル4:【よく考えよう】
・その11
デッドオアアライブ6は面白い。
ただそれだけを熱く語る回。
そこで6からの新キャラクターであるディエゴの紹介をしている。
「名前忘れたけど4から登場した酔っ払いのオッサン」という文。
これは多分、ブラッド・ウォン氏の事を指しているのだろう。
3から登場した酔っ払いのオッサンだった。
・その12
NEOGEOで発売されるゲームの女子でアイドルユニットを結成するなら?というお前3回目の記事で何言ってんだ?と言われても不思議ではない記事での事。
KOFの7作目、KOF2001でユリ・サカザキがアホっぽくなるという紹介。
普通に8作目だった。
ユリ・サカザキと書いたお前、どっちがアホなんだという話である。
・その13
CGの進化についてキャッキャしている回。
CGの進化といえば、先ほども紹介した「デッドオアアライブ」である。
そのデッドオアアライブの思い出について語っていた。
夜中から朝まで100戦も対戦するも2-98で大敗したそうだ。
だが、彼の思い出は2年2ヵ月という時を経て小さな意地を見せる事となる。
CGの進化を考えた2年2ヵ月後に書いた記事。
その中で彼は語る…。
なんか+4勝してる。
時間さえすぎればちょっとくらい話盛っても平気だろうという彼の人間性の小ささが出ている。
か、98回も負けたせいで頭がおかしくなったかのどちらかであろう。
・
・
☆ここまでのゲーム脳っぷり☆
波動拳で表現するなら
【もはやビーム】レベル。
☆レベルMAX:【意味が分からない】
・その14
ストリートファイターの中でもとにかく「ZERO3」は遊んだ、という回。
各移植版のZERO3について主観ではあるが、解説をする。
そこから溢れる「ZERO3愛」
しかも一番遊んだのは操作性のすこぶる悪い「ゲームボーイアドバンス版」だとかなんとか。
そんなGBA版のZERO3を遊び倒した彼は、この記事の最後に「ストリートファイターを楽しむための格闘ゲームの基本」のような事を彼なりに書いていた。
そう、彼はストリートファイターシリーズが大好きなのだ。
プロゲーマーくらい強くなきゃいけないという決まりはないが、弱い人や初心者が楽しめない現状の格闘ゲームをもっと楽しもうよ!と訴える。
そんなストリートファイターが好きな彼の…!
ストリーおファイターZERO3
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Q:「ゲームをやってる奴の脳みそは、認知症⁽痴呆症=いわゆる老人ボケ₎の患者と同じ状態になっている」のか?
A:少なくとも私はソレみたいです。
とにかく誤字脱字が多い!このブログ!
波動拳で表現するなら
これくらい多い!
このブログ書いている奴はアレとして、実際ゲームと頭の良し悪しはい関係あるのだろうか?
私のようなバカもゲームはするし、頭の良いひともゲームはする。
天才と言われるお笑い芸人やスポーツ選手もゲームくらいする。
だが、誰でもゲームで遊ぶが故、例えば猟奇的殺人を犯して捕まった犯人が好んでいたものがテレビゲームだった!みたいな報道をされて「ゲームばかりしている人は変な事件起こす人が多い」みたいなマイナスイメージがあったりなかったりだ。
現に今、e-スポーツなどゲームの大会が頻繁に行われている中私の知る限りで「認知症っぽ症状の出ている選手」は見たことがない。
なので認知症と同じ症状になると言われる「ゲーム脳」はやはり少し違うのでは?とは思うところであります。
ただ、ゲームばかりやっていた奴が書いているせいかこのブログはちょっとやばい気がする。
そんな中、Twitterを見るとある投稿が目に入った。
ああ、そうか。
ゲームで遊んでばっかいる奴のブログがこんなに誤字脱字が多いんだから…
ゲーム作ってる側だって、そうなるよね。