ああっ、子供な大人部

私のアニメや漫画、ゲームへの「愛」を表現するブログです。よろしくお願いします。

第154回・【手相占い】と、私。

TwitterにてDMが届いた。

 

「おしゃるさん!いきなりDMすいません!」と礼儀正しい方。

そう、そのメールを下さったのは…

マゴット先生だ。

【▼マゴット先生と言えば英語。感謝ァ】

当ブログで海外からの読者、JaySさんからのメッセージをサラリと翻訳して下さった超人、マゴット先生。最近では英語を越えロシア語も極め始めているそうだハラショー(←私の唯一知ってるロシア語)

そんな先生から唐突なメール。これは一体何事だろうか。

 

おしゃるさんはnoteはご存じでしょうか? あの日記みたいな...」と。

知ってますよー、ノート。あの日記みたいなやつですよね。

最近ではブログかノートで言えばノートなイメージありますよ。ええ。

「最近私はサイトの更新を放っておいて、たまに時間があったらnoteを書いてるのですが、今さっき個人的にすごく良く書けたnoteが出来上がったので、もしよろしければご一読いただけないでしょうか?!」

という感じで先生はノートのアドレスを私に送ってくれた。

【▼マゴット先生のNote 刮目せよッ!】

 

そういえば。

私、気が付けば5年くらいブログをちまちまと書いているというのに、こう、なんというか…他の方が書いた記事をまともに読んだ記憶がない。

私が読むブログ的なものといえばDTMのフリー音源をまとめてくれてるありがたいのとか、オススメのエロ動画を導いてくれるありがたいのとかだ。

ちゃんと見た事はないが、ブログと言えば人気はDIYだったり子育て系だったり犬猫系だったりなイメージ…

だが、普通に趣味で書いている人の記事を見た記憶がない。

そうなると、趣味で書いている方の記事をまともに目を通す事となるのはマゴット先生のノートの記事が初めてかもしれない…。

そして、読まさせて頂いた感想としては…。

 

 

 

 

そ、そうか…!!

こういう事を書けば良いのかッ…!

漫画をまるっと紹介する訳でもなく!

謎の妄想を垂れ流す訳でもなく!

いらん考察をする訳でもなく!!

頭のイカレっぷりを発揮する訳でもなく!!!

 

そう、書いてて私自身が前々から思っていた!

漫画やゲームの知識がないと全く読んでいて意味が分からないし知識があっても意味が分からないし、そもそも1記事1万文字は長すぎると。疲れちゃうよ。ウン。書く方も読む方も。

 

短く!それでいて漫画やゲームの知識なく読める記事!

これぞ、ブログ!!

 

 

と、いう訳で今回は普通にのブログを目指すべく昔の思い出を書くにしたいと思います。

 

 

☆おもひで

ここの部分で思い出した。占い。

みなさんは占いを信じるだろうか。

そもそもみんなは占いをどこでしてもらうだろうか。

雑誌の最後らへんのページとかですか?

私は占いと言えば

めざましテレビの最後の方のアレ。

もしくは

テッテーテーレレッ♪

ソフト刺さないで起動すると見れるネオポケ占いくらいだ。

そんな私は占いを基本的には信じていない。

理由は簡単だ。「だってなんとでも言えるじゃん」という事だ。

「これから運命的な出会いします」的な事を言われても「これから」だから何日後とも言われてないし、占いを受けた事を忘れた頃に彼氏や彼女ができたって「そういえばあの時占いで言われた事当たった♪」と良いように置き換える事もできちゃう。

「悲しい別れが待っています」的な事言われても携帯が壊れても車が壊れても、恋人と別れてもそんなモン全て悲しい別れだ。

そう、これは言い方1つだと私は思っている。

別にそれで占いがダメだという訳ではない。

悩んでる人が背中を押してもらうのが占いだと私は思っている。

きっと結婚しようとか家を買おうとか大きな悩みがある人は占い師に「するべきです!今すぐ!!」とか言われたら「ええいままよ!」と動ける事間違いなしだろう。

 

占いは人生相談。だから信じていない。

占いの結果、きっと嘘はつかないと思う。

だが本当の事を言っているのだろうか?

 

数年前、私はそんな事を思った。

 

占い師は、本当の事を言っているのだろうか ー 。

 

 

 

☆おもひで 三ノ宮で占い。

兵庫県神戸市三ノ宮 ー

私は三ノ宮へ来ていた。

もう何年も前の事なので何故三ノ宮へ単身突撃したかは覚えていない。

お参りでもしに行ったのか。はたまた当時パチンコの希少台キン肉マンJrとか叶姉妹危機一髪とか)でも打ちに行ったのか、それとも関西弁ギャルとキャバクラで戯れたかったのか。一体何をしに行ったかは覚えていないが両方とも行った記憶だけはあるという不思議。

そんな私は三ノ宮であるテーマを持っていた事だけは確かだ。

 

【 普 段 し な い 事 を し よ う 】 というテーマだ。

基本的に寂シガリなので私は一人で遠出はしない。

だが、そんな私が一人で関西に居る。ならば普段しない事をしまくるのみ。

よっしゃあああああ

朝から叶姉妹危機一髪!!単発ッ!!

昼からステーキ!!うひょおお

まだまだッ!マッサージ!!

豪 遊 !

そしてお次はァ~~~!!

 

う…

 

う…

 

う ら な い (; ・`д・´)

 

そう、占い。

信じない、と言っていたものの私は占いがどんなモンなのかを分かって無かった。

←偉そうにこんな事を言っているくせに私は占いを受けた事がない。そう。占い童貞。

 

 

占い師は、本当の事を言っているのだろうか ー 。

 

その疑問を自分で解決する日がやってきた。

これは行くしかない。

そう心に決め、占いのお店に入店するのであった。

 

 

 

 

あ。まあまあするなぁ。

生半可な覚悟の私、時間と値段にビビる。

占いでお金払うのって

←コレしかやった事ないからとても高額に感じてしまった。

でも話していれば1テーマ10分くらいがちょうど良いのかな…?

私の時間×金額って風俗店基準だから少し安い気もしてくるような…?

受付で「じゃぱん見ました」とか言って安くならないだろうかと思いつつも占いの受付をすると「本日はこちらの先生からですね」と言われ…

「エキチカ見た」と言えば安くなるんじゃないだろうかと思うようなパネルがドンとあった。

こんな感じで美女・美魔女な先生方がたくさん居る占い。

ど、どの女性にしようかな~と、パネルを眺めていると受付の方に言われる。

 

 

「今日ご案内できるのが…」

 

 

 

 

 

 

「幸村先生だけなんですよねぇ」

 

実際の所、幸村だか兼続だか秀吉だったか覚えていない。

パネルには美女・美魔女しかいないかと思いきや、パネル右下にはちょこんと何かの戦国武将と同じ名前の爺さんが居た。

そしてその爺さんしか案内できないと言われた。

 

 

 

ぐぬぬってみたが、爺さん先生しか案内できないと再度言われる。

私のぐぬぬに受付の人も何かを察したのか幸村先生の魅力を紹介する。

 

「幸村先生はこのお店でも珍しい…

 

 

手相占いのスペシャリストなんですよ♪」

 

 

 

 

爺さんに手をニギニギされる事にビビった私さっきより強めにぐぬぬってみた無駄であった。

 

 

だが、よく思い出してみるとそんな事はどうでも良いのだ。

 

 

占い師は、本当の事を言っているのだろうか ー 。

 

 

これだ。これを確かめに来たのだ。ぐぬぬってる場合じゃない。

そう気持ちを切り替え、私の占いの順番が回って来た。

 

 

「どうも、私が幸村です。よろしく」

「よろしくお願いします」

「どんな事をお悩みで」

「・・・」

「今年、夢だった芸能界へ飛び込もうかと悩んでいます。ですが人生をかけて本当に実行すべきでしょうか。あまり自信がなくて…よければ占っていただけたら…と思います」

 

私に芸能界へ飛び込むという大きすぎる夢は無い。

そらラジオを聞くのが好きなのでラジオのDJにでもなれるのであればやってみたいが、それこそ命をかけてその道に飛び込んで努力して掴み取った人だけがなれるのであろう。当然、私みたいなカスがなれるような仕事ではない。

 

だが、こういった適当な内容に占い師はどう答えるのか。

私が気になっていたのはそこであった。

 

占い師は、本当の事を言っているのだろうか ー 。

 

「ほうほう…わかりました。」

「では、あなたの手相を見て、手相からどのような強味があり、運がありをお伝えします。そしてその後どうするかを決めるのは、アナタです。」

 

ほうほう…早くも汎用性の高そうな言葉と会話の流れだ…

芸能界へ行こうとする男を、どう導くか…ッ!?

 

 

占い師は、本当の事を言っているのだろうか ー 。

 

そして・・・

私の手相を見た先生は、優しそうな細い目をカッと開き、言った。

 

「…お!?」

「おぉん!!?」

「おおおおおん!?」

「こ、これは ー…ッ!?」

 

 

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問:占い師は、本当の事を言っているのだろうか ー 。

 

 

「あなたの手相からは運も強味も未来もなんも見えませんわ。凄いね、何ですかその手」

 

答:正直すぎるから少しは嘘をつけ。

「何ですかその手」じゃねえよ!!何か適当で良いから言えよ!!!

そしてそう言われた私は「え?どういう事すか?」「いやー、中々見ない手相だらけでなんというかこう…ウーン」「あの…なんかこう…占いを…」「でもねえー、見えないモンは見えないからさー」「いやだから…その、何かこう占いっぽい事を…」「ウソついても仕方ないでしょお?」などと会話をしていたら即時間終了で私の人生初の手相占いはこれにて終了した。

 

今回で分かった事もあった。

 

占い師は嘘をつかない。本当の事しか言わない。

だが、それでも自分の今後の運勢は分からない。

 

そして、これが私の人生最後の占いだという事。