第138回・続:天才的エロビデオの【タイトル】大好き部
男だったら一度は夢を見るもの。
モザイクのその先。
そう、今ではちょっと本気とお金を出せば見れるモザイクのその先。
だが、2000年前後、モテない男たちは女性の裸を見るためにいつか来るであろう本番のための知らない男とキレイなお姉ちゃんの実践ビデオでリハーサル兼予習するのであった。
そんなビデオを見ていると、女性の一番見たい部分と男の一番見たくない部分は
なのだ。
一体どんな形をしているのだろう。
一体どんな形をしているのだろう。
一体どんな形をしているのだろう。
そんな事ばかり考えていた男はきっと少なくなかったであろう。
だが、そんな男たちの前に夢のような機械が登場する。
モザイク削除編集機。
おがどれだけ楽しくなることだろうか。
考えただけで人生、すなわちQOL(クオリティ・オブ・ライフ)が豊かになるだろうと安易に想像できる夢の機械の存在を学生時代に父の購入していたエロ本の一番最後の通販ページで知る。
だが…その値段は…今で言う所の
プレステ5が買えてしまうような値段であった。
ほ…欲しい…!当時PS2を持ってなった私であったが全然PS2より欲しい…!
だが、学生の身分でそんなものを状況的にも金銭的にも購入できる訳がなかった。
のだが。
我が家にはあった。
なぜ我が家にこんな究極兵器が存在したのかは知らない。
だが、言える事はただ一つ。お父さんありがとう。
母も出掛け、弟は遊びに行き、父は仕事。
そんなタイミングを私はずっと待っていた。そしてついにその日が来た。
オペレーションモザイクブレイク!開始します!サー!
テレビの下にあるビデオデッキを引っ張り出し
何だかよくわからん線をビデオデッキと夢の装置に装着!
そして、ビデオデッキに野望をブチ込む。
テレビ画面には女性がいやらしく足を開いている横に今まで見た事のない謎の枠が登場。
こいつを操作する事により枠が移動。
これには夢と期待とチ〇コが膨らむ。
そしてボタンを押すと…!!!
ああ?
何度枠内にモザイク処理されたものを入れてボタンをいじるも色が反転したり白くなったり逆にモザイクが濃くなったりとしただけであった。
とにかくガッカリした。
僕は気が付いた。
下半身がとても寒い事に。
そしてその機械を何事もなかったかのように箱にしまい、父が隠していた所に戻した。
その日の食卓には家族全員が揃った。
「お前、この前、期末試験だったろ?どう?できた?」と父に聞かれた。
だが、試験の結果は母がとっくに知っていた。私が「まあまあ」と適当に返事をしようとしたところに母が「この子数学が全然駄目だったのよ、4点て!」とバラした。
すると父は私に「あのなあ、バカかお前!そんな頭でこの先どうやって生きてくんだよ?!ああ!?」と勉強の苦手な我が子に腹立ったようだった。
だが私は父に言われ思った。
お前ほどバカじゃねーよ。と。
男と言う生き物はいくつになってもバカである。
そして、夢を追い求める生き物である。
今は離ればなれに生きている父であるが、彼は私にソレを教えてくれた。
で、モザイク問題は近年のAV業界はしれっと解決してくれている。
だが、男はまだまだエロに夢を追い求めて生きている。
アニメが大好きな男は絵を「2次元」と呼び普通の人を「3次元」などと言っている事を何かで聞いた。
深夜におっぱいを放り出すアニメやAVコーナーなんかでは【アニメ】というコーナーがあり、それこそ普通にアニメ会社がエロアニメを製作しているものもある。
だが、アニメファンは難しい生き物であり絵でAVをしていれば良いという所に収まらない。
だからこそ、人気漫画やアニメの2次創作×エロスな作品が数多く生まれている。
だが、私がそうなんだが絵って言うのもな…という人もきっと居る。
きっとそんなめんどくせえアニメファンとAV大好き野郎の希望を織り交ぜた究極の作品というのが…
コレなんじゃね?というのが私の思う所だ。
ただのコスプレAVかと思いきや女優も可愛いしコスプレのクオリティも高いしタイトルに関しては天才としか言いようがない。
だが、きっとあるハズだ。
この鬼詰のオ刃を越える最強のAVが!
と、いう訳で今回は前回「天才」だと思った鬼詰のオ刃を越えるかもしれないアニメなAV(のタイトル)はあるのか?!という事を考える回にしたいと思います。
【▼前回】
☆レベル1:元ネタはわかるが…。
・ロゼーンメイデン
詳しくは知らない。昔ヤンジャンで連載されていたような夜中にアニメがやっていたような…ゴスロリの女の子が「真紅」という名前だったような…くらいの記憶である。
が、この表紙をパッと見た感じだと「ああ、ローゼンメイデンね」くらいだが、注目すべきはそこではない。
ロゼーンメイデンなのだ。
このタイトルをつけた方は2chねらー、もしくは多分ローゼンメイデンよりパワポケの方が好きだと思われるという所がポイントである。
・冴えない女優の育てかた
タイトルの雰囲気だけバッチリである。
女優と書いて【セクシーヒロイン】というのもポイント。
あと、どちらかと言うと「冴える女優(セクシーヒロイン)の育て方」というドキュメンタリー作品の方が存在するなら見てみたいです。
・涼宮ハヒルの憂鬱&消失
2シリーズ分を1本のDVDにぶち込みしかもAVへ落とし込むという荒業は中々だと思います。しかもタイトルもパッと見で気付けないクオリティだ。文字色も相まってもはやウォーリーを探せ!に近い何かを感じる事すらできる。
ただのAVに興味がない人は是非一度視聴をお願いします。そして私に感想をお伝えください。
☆レベル2:クオリティを高める。
・淫乱カグラ
「戦乱カグラ」が最初からそんな感じだから違和感を逆に感じない。
むしろ公式がいつコレをやってくるのかとみんな待っている所AV業界に横取りされたと感じている人すら居るんじゃないかと思われるくらいだ。
そういえば「戦乱カグラ」といえば中古で3DSを購入した時に安かったからという理由でどんなゲームかも知らず購入したのだがまさか爆乳の女子高生を使ったファイナルファイトだったというはかなり予想外だった。
・ラブアイブ! サンシャイン!!
「アイドルマスターですか?」とこれの原作にハマッてる職場の女性に問うと「は?アイマスと訳が違ぇから!」と、一喝されたが私には何が違うのかはよくわからないアイドルのアニメだそうだ。アイマスとは訳が違ぇから!という事しか知らないので、女優らのコスプレがどれだけ原作に近いのかは分からないがタイトルのパワーが凄い事だけは私にも伝わった。
・Re:エロから始める異世界性活
パチンコ屋のポスターで絵を見かけた事があるくらいの知識しかない「Re:ゼロ」だがこの表紙のクオリティはかなり高くないか!?あとRe:エロってタイトルのパワー。
そう、シンプルで攻めてきている。よく見たら「異世界性活」だしね。
・ある夏の日見た花の名前を僕らはまだ知らない。
コスプレといいロゴといい雰囲気といいかなりクオリティの高いある花。
原作と思われる作品の漫画を全話紹介してみたり、度々イベントに足を運ぶくらい好きな私ですら「おっ」と思えるクオリティだ。謎にちゃんと裸足だし。
むしろパッと見た感じだと浜辺美波ちゃんの演じためんまよりコスプレで言ったらクオリティ高いんじゃね?と思えるくらいだ。
そして注目すべき点はこのDVDの裏面である。
やっぱりじん●んのが一番おっきい(当社比1.3倍)という謎の比較だけでも面白いのに…
さりげなく書かれるあの穴の文字。
きっとある夏の日に見たという名前の分からない花は菊だろうと想像させられる。
【▼ここまで読んで耐え切れなくなった人はあのはなで心を綺麗にしよう。】
・セクロスF 超淫歌姫~エロスギルウタヒメ~
まさかの劇場版仕様というセクロスFエロスギルウタヒメ。
うん、救えるわけないと思う。
あと、佐藤遥希はこれ以上のサービスをよくしてるのを僕は見た事がある。
原作と思われるマクロスFの劇場版は前後編だったのだが、このセクロスFはエロスギルウタヒメの一本で終了。
じゃなかった。
歌姫ランカの持ち歌、星間飛行は形を変えサブタイとなっていた。
ついでに原作のマクロスFのファンなら分かる通りこちらも劇場版仕様という謎のこだわり。エロは魔法☆じゃねえよ。
こちらの主演女優の事は詳しくは知らないのですが
かなり役にこだわりを感じる女優名であった。
そして、マクロスと言えばF(フロンティア)の続編と言えばΔ(デルタ)
そんなデルタのAVも存在するのだろうか。
「セクロスデルゾ」とかそんなんだったらガッカリだなあ。
・実は非処女の女神たち 膜LOSSでした…
膜Lossでした…。(笑)
難易度自慰でも…。(笑)
AVは存在しなかったが、オナホとなって登場したマク…膜LOSSでした。。
これを考えた人はマクロスデルタを心から愛している人かバカなのか?と聞かれた場合どちらかと言うと頭ワルキューレな人だと私は思うのでした…
☆レベル3:鬼詰に挑む!!
・おめこまーけっと
タイトルが攻め始めてきている。
やはり鬼詰のオ刃を倒すためにはただのタイトルでは勝てるはずがない。
「膜Lossでした…」くらいだったらまだ口に出せるがコレは不可能だ。
原作のたまこまーけっとの雰囲気も実は非処女の女神のつぼみを起用した事で再現しているが、まだまだ鬼詰には勝てないと思われる。
・ピストン攻撃が全身攻撃で2回絶頂のお母さんは好きですか?
お前は何を言ってるんだ。
と、思ったのだが…
そもそも元ネタがそんな感じだった。
俺もマーくんのお母さんと一緒に冒険してぇー。
・ご注文はこの娘ですか?
なんて略せばいいんだこれ。
ごちこので良いのだろうか。
あと、ラビットハウスは喫茶店でなく娼婦の館だったのだろうか。
元ネタがこんな感じの女子しか出てこないのでコスプレのクオリティが低いんじゃないか?ロリロリ要素が薄めじゃないか?こんなことで鬼詰に勝てるのか?!と心配したアナタ、ご安心を。
この「ごちこの」が勝負を仕掛けてるのはもはや女優ではないと私は思った。
あ~ココロがぴょんぴょんするんじゃあ~
オチンチンもぴょんぴょんするんじゃあ~
という究極に意味不明な日本語を生んだこのDVDを私は推す。
裸体よりPVが気になって仕方ない。
・名器の子
き…キタ!新作!!!となったのは私だけだろうか。
前回のAVタイトルの回の時に天才的だと感じたが惜しくも鬼詰に敗れてしまった「君の縄」と確実に製作者が同じだと思われる新作。
【▼前回】
今作もかなり構図で攻めてきている。
「君の名は」と同じく「天気の子」にも英語でタイトルが。
当然「君の縄」と同じく「名器の子」にも英語のタイトルが。
かなり品がなく。
「これは ー 僕と彼女だけが知っている、世界の秘密についての物語」という天気の子のポスターに書かれているフレーズ。それももちろん完全移植。
「これは ー 僕と彼女だけが知っている、
性器の秘密についての物語」
どんな秘密なんだよそれ。
そう思った方。安心して下さい。「天気の子」はどんな秘密なんだ!と思ったら視聴すれば良いだけなのです。「名器の子」は視聴せずともその秘密をパッケージで教えてくれるのです。
い…祈るだけで!?
祈るだけでオチンチンもぴょんぴょんするんじゃあ~なんですかっ!?凄い!!凄すぎるぞ名器の子!!
これは…鬼詰に勝ち目はないかな…?
・亀滅の八重歯
全注入!淫の呼吸!口ノ型
その八重歯で、アクメを勃ちきれ
これは焦ってきた鬼詰系オナホ。
言葉の響きだけで言えば満点だし、刃の部分が八重歯なのもかなり高得点。
だが、キャッチフレーズ的な全注入!からの文言が類似コンセプト商品の膜LOSSでしたのクオリティを越えられなかったと私は感じた。
やはり、煉獄さん亡き後の鬼滅の勢いは落ちて来た。
それはアダルト系商品でも同じだったか。。
鬼滅の刃と言えばやはりピークは「無限列車編」か。
最近ではアニメで「遊郭編」を開始する前に「無限列車編」をアレンジしつつ放送しているとかなんとか。
一度死んだ煉獄さんを蘇らせ、もう一度殺すという荒業。
それがパロディAVである鬼詰のオ刃でできるか!?ええ?!
不可能だろうよ!よもやよもやだ!
これにて、この勝負…!
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問:前回「天才」だと思った鬼詰のオ刃を越えるかもしれないアニメなAV(のタイトル)はあったのか?
答:鬼詰のオ刃 無限発射編の勝利。
前回の禰豆子だけでもかなりのクオリティだったというのに鬼殺隊3人が加わりしかも無限発射ときたもんだ。名器の子に勝ち目はない。
なんなら「遊郭編」だと言っても違和感ないだろコレ。
と、やはり今回もエロをぶち込むとクリエイター達はかなり才能を発揮するんだなと改めて確認できる回となりました。
こんなにも原作を尊重した素敵な名前をタイトルにつけるエロクリエイター達がたくさんいるAV業界ではあるが急に何があったの?このお仕事に疲れたの?それとも上り詰めたの?と思ったタイトルのAVを紹介して今回は締めたいと思います。
・ハメ潮が止まらない激シコ爆イキ美少女!スジマンから止めどなくあふれ出す潮はやがて雨となり地に帰す。ここは水の惑星、地球。