それは今年の5月とか6月頃だったと思う。
ニンテンドーSwitchを手に入れた私は前からやりたかった「SDガンダムGジェネレーションクロスレイズ」を意味の分からない速度でクリアした。
普段、そこまでテレビゲームに熱中しない私としてはクリア後にSwitchに映し出される「プレイ時間150時間」という文字を見て「え。」と思った事を忘れない。
そして、そんなSwitchを購入し、Gジェネを堪能した事を友人である「よひだ君」に話すと…
「そうかそうか…じゃあ…Switch貸せよ。」と彼に持っていかれてしまった。
Gジェネもクリアしたのであぁ~~Switch~~~!!!と、なる訳でもなく彼に貸してあげた。彼はゼルダの伝説をとにかく遊びたかったらしいので本体より先にソフトだけ購入し待機していたそうだ。
数カ月後、私の手元に貸したSwitchは返って来た。
よひだ君曰く「やれること全部やって2周クリアしたからもう大丈夫」とゼルダの伝説ってそんなゲームなんだっけかと思わされる言葉と共にSwitchを受け取った。
そして、Switchが返ってきたのだが私は…
全く遊ばないまま半年という時間が過ぎていた。
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と、前回ふざけながらも「若者について行くべく漫画を学ぶ」という記事を書いたのだが、若い方と話が合わないのは私の中では結構深刻な問題だった。
興味がないというか、興味を持てるタイミングがなかったままというか…
今季何アニメ見てる?と聞かれてもテレビは野球しか見ません…だしディズニーランドに行っても一応学生時代は吹奏楽部だったので演奏した曲は知ってるがタイトル以外全く内容の知らない映画のアトラクションだわ…って感じだしNiziUで誰が好き?と聞かれても
(チェ・ジウ…?冬ソナか…?)ってなっちゃうし…
ウマ娘やってる?と聞かれても
この子の話?ってなるしで…
とにかくこれじゃダメだわ。
と、思っています。ええ。
ついでにYouTubeもブログの資料集めくらいにしか見ないので、好きなユーチューバーは?と聞かれれても
元CAPCOM社長の岡本吉起Chは更新されたら欠かさず見てますよとは思うも、やはり若い子には通用しない感は強い。(スト2製作の秘話や裏話、ゲーム制作やあの頃のCAPCOMなど面白い話が聞けますよ!おすすめ!)
マズイ…マズイですよこりゃあ…!
少しでもそんな状況を打破するために…!!
じゃーん!!
ポケモンの出たばかりの新作を購入!!!
こいつをクリアして…ポケモンに詳しくなって…!!
20代前半の彼女、ゲットだぜ!!<ピッピカチウ!
そう、私にはニンテンドーSwitchがあるんだ!これで怖いもんなしだぜ!!
今のZ世代と呼ばれる方々と同じ土俵に立ってるんだぜ!!
俺は今!気持ちはZ世代!
Switch!Switchオン!!!
何かいっぱいいる。
と、いう訳で今回はよひだ君にSwitch貸したらMiiがやたら増えて返ってきてたのでそれを紹介する回にしたいと思います。
☆「Mii」とは何か?
時代は「アカウント」である。
SNSもアカウント、オンラインゲームもアカウント。
気が付けばパソコン起動してもアカウントを作らされ、パスワードを入力せんとデスクトップ画面に行けない。あたししか使わんのに…。
そして気が付けばテレビゲームも本体起動してアカウントである。
オンライン対戦やゲーム購入などもゲーム機本体とネット一つでできちゃう時代なので仕方ないよね。ウンウン。
が、それすらも楽しくしちゃうのがSwitchの凄い所だ。
きっとオンライン対戦で表示されるであろうハンドルネーム的なモノを決め、そこに自分のアイコン画像まで設定できちゃう。
初めてそれを設定しようとすると…
マリオだとかドンキーコングだとかのイラストが設定できちゃう。
これで自分の押しキャラをアイコンにしちゃおうぜ!
で、任天堂キャラのアイコン…あたしSNK推しなのに…ってなった人も安心。
下の「Mii」と書かれている所を選ぶと…
自分好みの可愛らしいキャラクターが作れちゃう!
しかも顔の輪郭から始まり、髪型や目の形などとにかく自由度が高い!
目なんか細くしたり中心に寄せたり離したりなんでもできちゃうぞ!!
ゲームを始めようとSwitch起動したのにこの「Mii」作ってるのが思いのほか楽しいから凄いぜ!流石だね!リュウセキだねぇ。ながれいしだねぇ。
完成。
気が付いたら私は「Mii」でハマーン・カーンを完成させていた。
だが、自分のアカウント名が「ハマーン・カーン」なのは嫌だな…と思った私ではあるががハマーンだと気付かれないのもなんだか寂しいな…と…。
地元横浜とハマーン・カーンの奇跡のコラボ、ヨコハマーン誕生。
本家ハマーンから「この私の名前に横浜を混ぜてくるとは…恥を知れっ!俗物!!」と怒られてしまいそうな気もするがまあ良いでしょう。
で、本来私のSwitchにはこのヨコハマーンがちょこんと一人居るだけだったのだが…
よひだ君がヨコハマーンから何を感じ取ったのかは謎であるが、とにかくよひだ君作のMiiがやたら増えたので、それを紹介したいと思う。
☆よひだ君作:「Mii」その1
・一人目
ヨコハマーンの原型とも言える「ハマーン・カーン」とは一体何のキャラクターなのか?と言われるとご存じの方は良いとして、知らない方は別に調べる程のものでもないような…とも思う1作
ガンダムと言えばアムロレイとかシャアとかそんなイメージだろう。それは一番最初に作られた「ガンダム」という作品でこちらの「Z」は2作目に当たる。
1年戦争と呼ばれた戦争が終わり、世界は平和になったかと思えばそうでもなかった、という時代設定が舞台だ。
そして「ニュータイプ」と呼ばれる存在は「アムロ」だけではなかった。
主人公「カミーユ・ビダン」という少年もまたニュータイプであった。
首の辺りでクリンとなる髪型は再現不可能だったらしい。
だが、そのキリっとした目はどことなくカミーユ感を感じる事もできるよひだ君のデビュー作だ。名前に「オンナみたいなナマエ」と入力している辺り彼のZガンダムへの愛の無さなのか逆に好きなのかと考えさせられる。
・二人目
ガンダムという作品に外せない男と言えば1年戦争をジオン軍として生き抜いた男「シャア・アズナブル」である。
初代主人公のアムロと同じく後のガンダム作品にも登場するキャラクターだ。
興味のない人からすれば「敵役で強い人でしょ」くらいの認識(間違ってないけどね)であろうが、彼が戦争に身を投じて行くには色々な理由があった。
1作目のガンダムで主人公アムロに敗れたシャアは死んだと思われていた。
だが、生きていた。そして名前を変えて。
その「シャア」だった男は「クワトロ・バジーナ」と名を変え、Zガンダムの主人公、カミーユと出会うのであった。
そのかつて「シャア」呼ばれていた男は…
どちらかと言われればX-JAPANのYOSHIKIっぽかった。
・三人目
戦争が、終わろうとしていた。
「俺の身体をみんなに貸すぞ!」
「ゼータが…!どうしたんだ…!?私の知らない武器が内臓されているのか…!?」
天才である彼でも理解できない状況がこの最終決戦で起きている。
Zガンダムをビームライフルで攻撃するも、その攻撃は弾かれてしまう。
シロッコには何が起きているのかが全く理解できなかった。
「わかるまい!戦争を遊びにしているシロッコには!この俺の身体を通して出る力が!」
「身体を通して…出る力…?そんなものが…モビルスーツを倒せるものか!」
カミーユの言う事が一体何を言っているのか理解できないシロッコ。
だが…
「「カミーユは…その力を表現してくれるマシンに乗っている…」」
「女の…声…!??」
シロッコにも聞こえた女性の声。
これがカミーユの言う「身体を貸す」という事なのだろうか。
「まだ…抵抗すると言うのなら…!!」
だが、そんな体当たりで天才シロッコが敗れるハズもない。
「ジ・・・ジオ…!動け!ジオ!!」
一体何が起こったかは分からない。だが、シロッコの操縦する「ジ・オ」は急に操縦不可能となってしまった。
「ここからいなくなれーーーーーッ!!!!」
「な、なぜ動かん!?」
「ジオ!!??」
に、似てる…。ププ…。笑
こうしたらより似てる。。笑
☆よひだ君作:「Mii」その2
とりあえずMiiでZガンダム最終話「宇宙を駆ける」が再現可能という事がわかった俺のSwitch。
ヨコハマーンをキッカケによひだ君のZガンダム熱がアツくなったらしく生みだされたZ世代を超えたゼータ世代。
だが、別に私もよひだ君もそこまでZガンダムが好きな訳でもないので、どちらかと言うとこの後の作品こそが真のよひだ君の作品である。
・四人目
どれだけ探しても、そこにミハルの姿はなかった。
「誰なんだ」と艦長のブライトは問う。だが、知るハズもない。
「密航者だったんです…」と、ミハルの事を知っていたアムロは言う。
「ミハルぅ…いなくなっちまって…うぅ…。」
居ないという事が一体何を意味しているのか、彼には理解できた。
すると、居ないハズのミハルの声が聞こえた。
「泣かないでよ…ね?」
「あんたと会えてよかったと思うよ」
「いつまでも…」
「こんな世の中じゃないんだろう?」
「ね?カイ…」
完璧かよ。
よひだ君的にはZガンダムより初代ガンダムの好きらしいというのが伝わってくる渾身のMiiであった。
・五人目
ウテナは西園寺と決闘をしていた。
「本当に決闘で、女の子をやりとりしているのか!?」
その事実に怒るウテナであるが、竹刀で闘うウテナが剣を持つ西園寺に勝てるハズがなかった。
「決闘でやりとりされて、嬉しい女の子がいるものか!」
西園寺の剣で竹刀を切られてしまったウテナ。
何を言っても西園寺にウテナの声は届かない。
だが、薔薇の花嫁 アンシーにウテナの声は届いていた。
西園寺にトドメを刺されそうになったウテナを助けたのはアンシー。
「剣を持たぬものの決闘は、認められていません!」
そう言いアンシーは顔をウテナに近づけ…
ウテナにキスをした。
そして、アンシーに異変が起こる。
胸元から光を放つアンシー。
そこから現れたのは「剣」
「け…剣…?」
一体何が起きているのか全く分からないウテナ。
だが、今、西園寺に勝つにはそれしかなかった。
アンシーの胸から現れた剣を抜くしかない。
世界を ー
革命する ー
力を ー
あらやだ思いのほか似てる。
どちらかと言うと映画版じゃなくてアニメ版だという事も伝わってくるMiiウテナ。
同じような色合いなのにここまで差が出る辺りウテナ様は美人なんだろうなと再認識させられるのであった。
・6人目
あしたのジョー50周年記念作品とかって急に現れた「メガロボクス」というアニメ。あしたのジョーが好きな人は(私の偏見では)原作漫画は当然として、70年代に放送された1作目、80年代に放送された2作目、総集編である1と2の話くらいしかしない、というか認めてないという印象がすごくあります。
山Pやその前の人の実写版やテレビゲームなんかの「あしたのジョー」はアニメか漫画版が好きすぎる故に少しでも理想から離れたら嫌だからみたいな感じで結局触れずみたいな人がいるな、というイメージだ。
そんな敷居の高い「あしたのジョー」を原案として作られたのがこの「メガロボクス」だ。
未来な世界でボクシングを「ジョー」と名乗る男がしている、くらいの共通点しかないように見えるのだが…
私はこれ、凄く面白かったし好き!
あしたのジョーファンなら「おっ」と思えるようなキャラクターや設定なんかもあったりして、じゃあ結末はもしかして…?と勝手に想像するもこのアニメは「メガロボクス」であり「あしたのジョー」ではないという事もちゃんと分けられているのだ。
話しのテンポもよく、全13話。ジョーは「あおい輝彦」じゃないとな…と何だかよく分からない主義の方も「細谷佳正」氏の演じるジョーの声にシビれるべし!
そして、全13話で終了したと思われていたメガロボクスには続きがあった。
その続きは1期を見た後だと「え??何??なんでこんな事なっちゃったの??ねえ?ねええ??」となる事間違いなし。
これは作品自体のクオリティが低いとかそんな話ではない。1話目を見たら前回のメガロボクスで積み上げて来たものを全て放棄したジョーから物語は始まる。
一体何があったのか。どうしてジョーは…!?この後ジョーは…!?
似すぎだろ。
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問:よひだ君にSwitch貸したらMiiがやたら増えて返ってきたけど?
答:何してんだよ。
この二人浮きすぎだろ。
理想的すぎるポーズまで発見。
とりあえず、久々にSwitch起動したらこんな濃すぎるメンツが半年も眠っていたのかと思うと何だか面白くなってきたので記事にしてみました。
Switch…ソフト買わずしてこの面白さ…恐ろしいハード!
この記事を書いて思い出した事がひとつありました。
何というか、若い子話が合う合わない以前に忘れっぽいのがよくないなぁと改めて反省させられましたね。
遊ぶの忘れてた。。(ノ∀`)