第42回・購入に勇気が必要な「中古ゲーム」とその「値段」
最後に勇気を振り絞ったのは、いつだろうか?
採用されたい会社の面接だろうか?
それとも異性に愛の告白をした時だろうか?
「勇気」というものを最後に出したのはいつだろうか?
そもそも、「勇気」とはなんだろうか?
Wikipediaによると…
「勇気とは、普通の人が、恐怖、不安、躊躇あるいは恥ずかしいなどと感じる事を恐れずに(自分の信念を貫き)向かっていく積極的で強い心意気のこと。」
と、いう事らしい。
やはり「勇気を出して」と声をかけるのに最適な場所は愛の告白とかなのであろう。
普通の人…「自分」
恐怖…「フラれて気まずくなったらどうしよう」
不安…「むしろ告白が成功する気がしない…」
躊躇…「やっぱりやめようかなぁ…」
恥ずかしい…「好きです!じゃあ子供みたいかな…」
「いや関係ねぇ、俺はあの子が好きなんだ!告白するぜ!!」というのが勇気なのだろうか。
だとしたら私の場合、何年かに一度、勇気を出している。
普通の人…「だと思いたい自分」
恐怖…「な…なんだこの値段は…」
不安…「しかもつまらなかったらどうしよう…」
躊躇…「やっぱりやめようかなぁ…」
恥ずかしい…「店員にキモオタだと思われちゃうよ…」
「いや関係ねぇ、俺はテレビゲームが好きなんだ!購入するぜ!!」
という訳で今回は悩み悩んで勇気を出して購入した中古のゲームを紹介したいと思います。
☆DC:燃えろ!ジャスティス学園
中古価格:¥3800⁽記憶⁾
よく覚えている。高校生の時だったと思う。
何で今更ドリキャスのゲームに中古で4000円近く払わなきゃならないんだ…?
と、レジ前で1時間くらい悩んだ記憶が・・・。
部活もやっていた私のバイト代は多くて月3万…。
「いいのか…本当に…?」と冷静になるも…
えぇ~い!買っちまえ!!と当時大金の4000円をバシーンと支払う。
が、いつもゲームで遊んでくれる友人があまりジャス学で遊んでくれず、プレイした記憶が薄い。
そして最近、秋葉原に行ったらまだ3800円だった。ジャス学って人気なのかしら。
☆PS:ストライダー飛竜1&2
中古価格:¥4800⁽記憶⁾
これは高校に入学する時だった気がする。
駅の近くにあるTUTAYAで発見。
「へぇ~、ストライダー飛竜って2あるん…高ッ!!」
となった記憶がある。バイトはまだしておらず、中学の頃貯めていた小遣いでが1万円もなかったのでとにかく悩んだ記憶があります。
「中古なのに新品くらいの値段…?」そこに初めて疑問抱いたゲームでもあります。
えぇ~い!買っちまえ!!と購入し、プレイするもその中身は
「簡単にクリアできる飛竜2」と「難しすぎてクリアできない飛竜1」というセット内容だったので凄い損した感がこのゲームにはありました。
そんな飛竜1を友達数人集め、徹夜でクリアするまで「死んだら交代」でプレイした思い出のゲームですね。
daccha.hateblo.jpそしてこんな記事まで書く始末。
中古価格:¥7000⁽記憶⁾
生まれて初めてレアゲーのショーケースの中に展示されてるモノを購入した作品。
実際レアゲーかどうかは不明なのですが、明らかに定価を越えているの中古ゲーム。
とにかく悩んだ…WiiUがそろそろ発売されるのにゲームキューブのソフトをこんな値段で購入している場合か…?と。
しかも購入の動機も当時付き合っていた「ファイアーエムブレム好きの彼女と話を合わせるため」という何か残念な理由。
えぇ~い!買っちまえ!!と購入。
が、やはり任天堂のゲーム。普通に面白い。
私もハマりすぎてまさかの1週間でクリアしてしまう程。
で、彼女にその事を伝えると…
「え?知らないそんなファイアーエムブレム」
「闘技場がない?何それ」
「隣接もないの?恋愛要素ねーじゃん」
等と「隣接」だとか「闘技場」だとか聞いた事もない単語を並べられ
私がクリアしたゲームの知識は何の役にも立たなかったという事だけを理解し、中古屋に売りに行ったという悲しい思い出だけが残るゲーム。
そしてハマり1週間でクリアしたものの、「面白かった」以外の記憶がなく、キャラクターやストーリーなどが一切思い出せない。
覚えているのは、中古価格が7000円だった事、だけである。
中古価格:¥8000⁽記憶⁾
Wiiでトゥーンじゃないリンクのゼルダの伝説が発売される!?
でもWiiは持ってないし…リモコンとヌンチャクでゼルダは難しそう…
そんな私のための「ゼルダの伝説トワイライトプリンセス」のGC版でした。
が、またもショーケースに並ぶゼルダは高額…8000円…。
ウーン…。高い…でも面白そう…。
えぇ~い!買っちまえ!!と腹をくくり購入。
プレイしてみると、流石はゼルダ。面白い。
どんどん進み、クリア目前まで進み、セーブ。
そんな時私はWiiを購入。Wiiの凄い所はゲームキューブと互換性を持つ故…
すっげえええええWiiすっげええええええええ
と、Wiiが我が家にやってきた。
ありがとうキューブ、コントローラーは使いづらかったけど、たくさん遊んだよ…。
これにて役目を終えたゲームキューブを売却。
ゼルダのディスクを入れたまま。
という事があり、忘れたくとも忘れられないゲームなのです。
まだ実家にディスクのないトワイライトプリンセスの箱がだけがあるのであった。
10年くらい前にコジマ電気でPS2の廉価版を1500円くらいで購入。
「へー、サムスピがたくさん入ってお得だけど別に遊ばねーや」
くらい気持ちで売却。それがこの「6番勝負」の出会いと別れだった。
そして2017年9月に配信になったPS4版「サムライスピリッツ零SPECIAL」
私が今1番面白いと感じる格闘ゲームはこの作品であった。
で、前に売却した「6番勝負」はこの「零SP」以外のサムスピを全収録した超豪華ゲームなのだ。
「零SP」より過去作が5作、新作1作。
ほ…ほしい…。
1度買い、全然遊ばず売却した「六番勝負」
とりあえず近所のゲーム屋やブックオフ等に寄るも、中古で売られている気配がない。
ならば…久々に…秋葉原にでも探しに行くか…。
が。
ない。
全然中古屋にもないッ!!
な…何故だ…。
諦めかけてた時、最後の一軒と思い入った店にあった…!
ショーケースの中に…新品未開封のものが…!!
だが、良いのだろうか?過去に全然遊ばずに売却したゲームをまた購入して。
もう私もいい歳だ、そんなにゲームとかやらないぞ一人で。
でも…「零SP」より新作と過去作が詰められたこのゲームの魅力は凄い。
いや…もっと秋葉原中を探せばあるのでは…?
何十件も回ってやっと見つけたのだぞ…?
く…ぐ…ぐぐ…
えぇ~い!買っちまえ!!!
おっしゃああああああああああああ!!!
高すぎじゃね?
中古価格:¥12,960⁽事実⁾
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以上、勇気を出して購入した中古のゲームでした。
中古価格で3000円を越えるだけで高く感じ
定価と同等でなら新品を探した方がと思うようになり
1万円越えされると買った時、その金で他に何ができたかと自問自答した後
ちょっと死にたくなると言った感じでした。
「勇気」という言うだけならば簡単なのですが、やはりいざ自分に欲しくなった時、背中を押してくれる誰かの言葉がだいぶ「勇気」に繋がると思うのです。
年齢を重ねて行けば行くほど危険な道を避け、安定を目指すものだと思います。
ですが、異性への告白等、「言いづらい事を相手に伝える」
こればかりはいくつになっても「勇気」が必要な行動だと思います。
告白の方法に正解はきっとありません。
相手によって受け取り方も違い、自分によって伝え方も変わります。
なので結果がどう出るか解らない事こそ「勇気」が必要になってくるのではないだろうか?と私は考えます。
もしもこれを読んでいるアナタが、勇気が欲しい。
そう思う時。そんな時は…
「失敗しても金かかんねーから別にいいや。」
と、強気になりましょう!