パチンコ屋で目にした
「最新台:CRキューティーハニー」の文字。
僕は思った、キューティーハニーって、実は凄いアニメだよね、と。
最初のアニメ化が僕の生まれる前である。
だが、彼女は今もなお、数を重ね、進化している。
【初代】1974年
初代ハニー、既に原型は出来上がっている。
良すぎるスタイル、ガバっとあいた胸元。
そして「変わるわよ♡」の決めセリフである。
【二代目】1994年
OVAだったらしい。詳しくは知らない。
が、平成初期のその絵柄は賛否両論分かれそうだ。
僕は何だか初代の方が可愛く見える。
【三代目】1997年
セーラームーンの後番組でやっていたのを覚えている。
2代目と比べ、絵柄が少女漫画チックな気がしない事もない。
外部太陽系のセーラー戦士だ。と言われてもそんなに違和感がない。
・・・気がする。
【4代目】2004年
めっちゃ可愛くなった。
「変わるわよ♡」という言葉がお似合いです。
いや、本当変わったね、時代にマッチするというか。
【5代目】2017年
そして、現在稼働中のCRキューティーハニー。
デザインは4代目に近い。
群が出ようと、激熱言われようと私のハニーはシスタージルに勝てない…。
そう、共通して同じなのは「変身」してピンク髪の「キューティーハニー」に変身し、悪を倒す。
そして「この頃流行りの女の子ぉ~♪」という主題歌である。
もう、これさえあれば、キューティーハニーなのだ。
す、凄い…凄いぞ…ハニー!
そんな彼女が今を生き抜いている魅力、それは
「可愛い」なのではないでしょうか。
やはり、永井豪先生は凄いのだ。ええ。
では、進化して今を生き抜く女の子部門はハニーで良いとして、男は?
と、聞かれると…
そう、ストライダー飛竜しか居ないでしょう。
し、知らない!?
教えてあげましょう。。
☆彼の名は「飛竜」職業は「ストライダー」である。
まず、ストライダー飛竜は1989年にカプコンから作られたアクションゲームです。
プレイヤーは飛竜を操り、愛剣のサイファーで敵を倒し進んでいく。
ほんとそれだけのゲーム。
飛竜、彼の所属する「ストライダーズ」という組織は戦闘・諜報のプロフェッショナルの集まりである。
今回のミッションは「全世界を支配する謎の冥王“グランドマスター”を消すこと」であった。
危険なミッションに挑む飛竜、彼の運命やいかに…。
と、言ったような内容である。
「アファファファファッファ」というグランドマスターの笑い声からこのゲームは始まる。
そして、何かよく解んないのに乗って、飛竜登場。
彼のグランドマスター成敗のミッションは始まる。
よく解らないお供ロボを連れていざ進む。
ステージをクリアする度、デモが入るのがこのゲームの特徴。
冥王・グランドマスターに狙われる飛竜。
そんなグランドマスターの手下が襲ってくる中進む飛竜。
新しいお供も、何か変なロボット。
そしてステージボス、まさかの中華な3姉妹。
まあ、忍者が変なロボ連れてる世界観、不思議でもないか。…?
飛竜強し、中華な三姉妹を撃破。するとデモ。
女相手でも容赦ない。剣をキラリ。
「きさまらの親玉のところへつれていってもらおうか。」
ゲーム的に2面での要求は早すぎです。さすが飛竜。
空中戦艦バルログー
それがあるかぎり、世界はグランドマスターのものらしい。
どんだけ凄い戦艦なんだ・・・!
「きさまらにそんな玩具は必要ない」
世界は我々のものだ、とまで言わせた戦艦を「そんな玩具」扱い。
ちなみに「おもちゃ」ではない。「がんぐ」である。
流石です、飛竜…。
そんな玩具、バルログに侵入。
そんな玩具扱いにちょっと怒り気味、グランドマスター氏。
そして、とうとう飛竜は冥王・グランドマスターのすぐそこへ。
「地球上の生物を全て焼き殺してくれる。」
やっぱりそんな玩具扱いにすっげぇ怒ってる。
舞台は宇宙へ。
決戦!
⁽プレイヤーの⁾苦労の末、冥王、撃破。
撃破後の飛竜、ジャンプ。
スタッフロールが流れる…。
クジラ…?
飛行機…?
飛竜、着地…?
何だったんだ…?このゲーム・・・。
☆飛竜、その根強い人気が。
そう、簡単に紹介しましたが、おおまかな流れはこんな感じです。
エンディングまで行くのに凄い苦労するんですよ。
難しすぎて。
そして、クジラに乗り去る飛竜、ストライダーとは一体…?
考えられる魅力は、そう、世界観とキャラクター設定なのではないでしょうか。
このストライダーという職業。
忍者のような恰好ではあるものの、忍術を使う訳ではない。
舞台が空中戦艦や謎のロボを連れて闘う飛竜、時代はきっと近未来。
今ではよくある話だが、89年当時では世界観もウケたのではないだろうか。
そして主人公・飛竜の「クール」なキャラクターがきっと心を鷲掴みに。
「親玉のところへ連れていってもらおうか。」
「きさまらにそんな玩具は必要ない」
よくよく考えたら劇中、飛竜が口にした言葉はこのふたつだけだった。
だが、この謎のインパクト。流石です、飛竜。
そして、メガドライブ、PCエンジン等に移植され、このストライダー飛竜は一旦姿を消す…。
と、思ったら、彼はまだ姿を完全に消した訳ではなかった。
1996年…
同じくカプコン製の「ストリートファイターZERO2」
リュウのライバル、「ケン」のステージにて…。
い…居た…!
しかも何か持っている。
く…熊のぬいぐるみ…!?
な、何故彼は愛剣のサイファーでなく、ぬいぐるみを!?
エンディングでクジラに乗った後…何があったんだ…!!?
そして、驚くことに、このステージでスーパーコンボを発動すると
投げた。
熊のぬいぐるみ、サイファーくん⁽仮名⁾を上空へ投げる。
更に投げた後、自分に攻撃が来る訳でもないのに
天地魔闘の構えみたいなポーズを取る。
居るだけでも驚きなのに、ぬいぐるみを持ち、投げ、変なポーズ。
これにはフェリシア氏も引いている。と思われる眼差しだ。
再び登場⁽ゲストだけど⁾した飛竜、やはりインパクトが凄い。
これが飛竜、最後の出番か…?と思われたが…。
☆復活のストライダー飛竜
X-MENやスパイダーマン等で有名なマーブル社とのコラボ作品。
マーブルVSカプコンにて、彼はまさかの復活を遂げる。
もはや別の誰かなのではないだろうか。と言いたくなるくらいイケメンに。
今流行りのマスク系男子の先取り、マフラー系男子効果で口元が隠れ、より一層イケメンに。
あんな飛竜や
こんな飛竜は
マーブル社と契約も結んだカプコンからは現れないのだ。。
アメリカにウケの良い「NINJA」な名ばかりの飛竜が…
登場シーンからクオリティたけぇ。
おおお・・・っ!!
この二つの動作だけでストライダー飛竜が成立するというのに…!
お供ロボまで必殺技に!!?
そんなサイファー⁽剣⁾とお供ロボで相手に勝利すると…。
勝利ボイスでなんと・・・!!
「きさまらにそんな玩具は必要ない…。」
(;゚д゚)ゴクリ…
ま、間違いねえ…!
コイツは、飛竜だッ!!!
飛竜は生まれ変わったんだ!このゲームで!
ついでに、スペシャルパートナーってシステムで一瞬だけ選んだキャラがお助けしてくれるなんてシステムがこのゲームにはあるんですが…。
中華な三姉妹、しれっと登場。
可愛くなって、よかったネ。
が、このゲームで少し、飛竜のイメージが変わる。
それは勝利メッセージにあった。
ストライダー、プロ意識が高い。
やはりプロ意識が高い。
プロ以外の人には冷たい。
少しは優しく言えないのかね?
遠まわしになった。
そして、⁽たまたま⁾仲間にチュンリーが居ると…。
何か春麗には優しい。
そして、敵に⁽たまたま⁾春麗が居ると…。
告った。
もう、イメージ悪くなるから、黙っててくれ…。
念じが伝わったのか、黙った。
「きさまらにそんな玩具は必要ない」以外やっと飛竜の言葉が聞けたと思ったら、彼は凄く冷たい人になっていた。
やはり、マフラーしてるし、イケメンだし、彼は飛竜のソックリさんか何かなんじゃないだろうか?
そんな疑問が生まれたのは私だけではないのではないだろうか?
この飛竜を名乗るイケメンが本物かどうかの答えは、彼のエンディングにあった。
【エンディング】
ラスボス、オンスロートを撃破した飛竜。
彼は上空に飛んだ。
登場時に活躍した「何かよく解んないの」に乗り
「任務完了・・・。」と一言。
任務を終えた彼は一体ドコへ向かうのかー
Fin
うん、本物の飛竜でした。
☆復活のストライダー飛竜「2」
まさかのアクションゲーム「ストライダー飛竜」
2が発売された。
マーブルVSカプコンに登場した飛竜の影響は本編にまで影響を及ぼしていた。
主役はもちろん赤マフラーでイケメンにアップデートされた飛竜だ。
今度のストーリーも、あの冥王・グランドマスターの暗殺、という事で愛剣サイファーを振り回し、世界を駆ける。話だ。
前作1のリメイクだろうか?と思うが、続編らしい。
ストライダーチックなアクションはそのままに、
飛竜は2D・背景は3Dというのが特徴。
前作と違い、モッサリ感もあまりなく、とってもスタイリッシュなゲームである。
しれっと登場、中華な三姉妹、グリーン。今回も中ボスキャラである。
このゲームも、前作を受け継ぎ、ステージをクリアすると、デモが入る。
あのお方…グランドマスターの事であろう。
「世界はあのお方の掌の中にある。」
「この街の運命も、お前の運命もだ、ストライダー!」
「だから貴様は飼い犬なのさ」
会話が成立している様には見えない。(;´Д`)
マーブルvs~で生まれたプロ意識高めの飛竜は、人とコミュニケーションが上手く取れないようである…。
そして、次のステージをクリアすると
「馬鹿な!あのお方に歯向かうと言うのか!」
「お前は死が怖くないのか!!」
今回、グランドマスターは「恐怖」で部下を支配しているらしい。
それに対し、飛竜の答えはこうだ。
「貴様の辞世の句ならその程度だろうよ。」
その雰囲気が何かカッコイイのは認めますが
やっぱり意味が解らない(;´Д`)
コミュ症な飛竜は止まる事を知らず、更に次のステージをクリアすると
グランドマスター軍も飛竜の動きを止めに、総会を開く。
「飛竜だと?」
飛燕。
飛竜と同じストライダーズ所属も裏切り、敵側についた男が居た。
そんな中、飛竜は
超古代遺跡にてかつての仲間、飛燕と遭遇。
闘いの末、飛竜に負ける飛燕。
裏切ってグランドマスター側についたクセに…
「もう馬鹿な真似はよせ、飛竜。戦友とは戦いたくない」
説得を試みる。ストライダーズってのはこんな人ばかりなのだろうか。
コミュ症になれど、プロ意識の高さだけは忘れていなかった。
やっぱり意味の解らない返事だった。(;´Д`)
飛燕の説得を狩るだのなんなのと返事した後、飛竜が向かった先は
そんな玩具「空中戦艦バルログ」に侵入。
このステージをクリアすると、前回と同じで、舞台は宇宙となる。
最終ステージを最後まで進むと…
再び!
が、手ごたえなくアッサリとグランドマスターを撃破。
すると、なんとラスボスは彼ではなかった。
「恒星間航行生物カドゥケウス」
グランドマスターが開発した最強の人口生命体であった。
デカイ。デカすぎて画面に入りきらない。
が、飛竜には関係がない、愛剣サイファーで撃破である。
グランドマスターの最強の人口生命体カドゥケウスをもっても飛竜には歯が立たない。
そして、エンディング…。
「・・・お前はあの飛竜なのか!?」
↑こ…この飛竜ですか?
「二千年の昔に余の前に現れた、あの飛竜なのか!?」
えぇー(;´Д`)ー!?
今から2000年前の話なんですか!?ストライダー飛竜1って!?
こ、ここでやはりリメイクでなく「続編」という事が判明!
「あの時果たせなかった任務を
今ここで果たすというのか!?」
ストライダー飛竜1で、飛竜はグランドマスターにトドメを刺さなかった…?
グランドマスターは死んでいなかった…?
それから、2000年の時が経った…?
そういう事なのだろうか…?
飛竜…グランドマスターへの答えは・・・!
やはり会話にならなかった。
☆その後のストライダー飛竜
【マーブルvsカプコン2 参戦】
1であれだけの存在感を出した飛竜。
2が発売されれば、当然参戦。
背景が3Dでキャラが2D…。
どことなくこのゲームは飛竜2の影響を受けているようだ。⁽嘘⁾
このゲームには勝利メッセージが無く、スコア表示しかないのが残念。
【SNKvsカプコン カードファイターズ1・2 参戦】
餓狼伝説で有名な「SNK」それと「vsカプコン」は格闘ゲームより先に
携帯ゲーム機、ネオジオポケットでまさかの「カードゲーム」で発売されていたのだ。
実はこのゲーム、1・2、共に購入し、超ハマリました。面白いのですよ。
ああ、そうそう、飛竜は記憶が正しければ
「レア度C」「Sひりゅう」「BP400」「〇属性」「オプションをデッキから手札へ」的な…
雑魚カードだったような…。
【SNKvsカプコン カードファイターズDS 参戦】
実はDS版も発売されているカードファイターズ。
が、こちらは前2作とルールが変わってしまい、個人的に微妙であまりやりこんだ記憶がありません。
レアリティBらしいので、まあ、使えるカードなんじゃないでしょうか?
【マーブルvsカプコン3 参戦】
発売当時、キャラが大幅入れ替え・削減のため、飛竜はカット。
が、追加要素満載版「アルティメットマーブルvsカプコン3」から参戦。
グラフィックの進化もあり、飛竜・・・めっちゃカッコイイ。
そしてこのゲーム…二千年の昔に余の前に現れた…
「あの飛竜」が使える!!!
↑あの飛竜
い…いらねぇ…。
☆シミュレーションRPGにも「飛竜」
PS2で発売された「NAMCO×CAPCOM」というゲーム。
コラボ系のゲームといえば格闘ゲームでは?というのを裏切り
まさかのシミュレーションRPGで発売。
主人公は表紙に登場していない男女二人組の「零児」「小牟」
日本政府の特務機関「森羅」のエージェントみたいです。
まあ、なんだ…?あれか…?
ストライダーズみたいなモンか?
この主人公二人に敵対する組織に、カプコン・ナムコを代表する悪人たちが集結し敵対する。
それを、両社の善人キャラが力を合わせて、撃退する、と言ったお話しです。
1話クリアに1時間くらい掛かるのに、50話近いストーリー。
なんともボリュームのあるゲームです。
40話を越え、そろそろ終わりも見えてきた、そんな時です。
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
ストライダー飛竜が登場し、仲間になるストーリーが!!
二言目で有名な「そんな玩具」が話のタイトルに。
NAMCOの飛竜に対する愛が見受けられます。ええ。
そう、飛竜現れる所に…
中華な三姉妹グリーンあり。
もう結婚しちまえよ。と思う追っかけっぷりである。あっぱれ。
ついでに飛燕も居たよ。
じゃなくて、あのお方。グランドマスターあり。
これで三度目の戦いとなる飛竜VS冥王。
が、元々ここまでくるとパーティーは強くなり、そのうえ最終話目前に現れた
飛竜の初期ステータスは優秀としか言い表せない。
グランドマスター、今までで一番簡単に成敗。
敵の配下に居ようが居まいが、グランドマスターの思想は新たなる人類を作る事。
言ってしまえば神にでもなりたい、と同じであった。
「その汚れた手で人類を導こうというのか。貴様の作る…新しい人類とやらを」
ストライダー飛竜、人類を代表し冥王に問う。
「…馬鹿…め。変革には…多少の犠牲は…付き物だ」
冥王グランドマスター、神として、変革についての理想論を返す。
そう、理想論ではあるが、この様な考え方は誰にでもある。
綺麗事では解決できない事もあり、その考えを通すために戦争などが生まれるのだ。
飛竜…グランドマスターへの返事は・・・!
「…では、貴様が最初に死ねばいい」
なにこれ惚れる。
NAMCOが描く飛竜…それは…
まともに会話ができる飛竜であった。
☆現代を生きる「ストライダー飛竜」
2014年、ストライダー飛竜はPS3とPS4で新作が発売されていた。
ロックマンや魔界村、ファイナルファイト等名作の多いカプコンだが
今、カプコンで昔からあるシリーズで最新作が作られているのは
「ストリートファイター」と「ストライダー飛竜」くらいなのではないだろうか。
私はこの最新飛竜は未プレイである、が、きっとあの「飛竜」なのでしょう。
スタイリッシュなアクションで、近未来な世界観。
中華な三姉妹グリーン。
いやぁ、画像検索したら出てきたからビックリ。
「狩るのは俺で狩られるのは貴様だと。」と飛燕に言ったからか…。
モンハンとコラボするらしいよ。こりゃビックリ。
更に、今年2017年の9月発売予定の「マーブルVS」シリーズ最新作にも
もちろん登場。アメコミの悪い奴らをサイファーでスパーですよ。⁽多分⁾
そう、2017年の今も尚、彼を待っているファンが居るんです。
私も含めて。
だから彼、「飛竜」は色んなゲームで活躍してるのです。
そして、89年に生まれたのに、今の子供から大人までみんな、彼の虜なのです。
飛竜を知らないアナタも、この記事を読んでもし興味を持ってくれたら、是非PS3版かPS4版の最新ストライダー飛竜を手に取ってプレイしてみて下さい。
え?僕は買わないのかって?いやぁ…お金ないっつーか…時間ないっつーか…
「私にそんな玩具は必要ない」とかは…考えてませんよ…?
☆Q&A「ストライダー飛竜」
えー…最後に、私がストライダー飛竜になったつもりで…
みなさんがきっと疑問に思ったであろう事を答えたいと思います!
Q:なんで任務完了するとクジラに乗るんですか?
A:「貴様の辞世の句ならその程度だろうよ。」