そんな事を思い始めた免許更新の日。
そんな事を思い、数日が過ぎる。
…朝起きた時、どうも寒く布団から出るのが嫌だった。
「あぁ…仕事か…あと5分だけ…布団に…」
「…Zzz」
「・・・」
「・・・・」
「・・・!?」
ま…ままま…まま…!?
枕から、枕から…!!
お…お…!
お父さんを思い出すニオイがするんですけど…!!?
「ニオイ」
それは、自分でも気づきにくく、相手も言いづらいであろう存在。
いくらオシャレで小奇麗な恰好をしていた所でソレ一つで悪くなるのではないだろうか?
汗をかいた時以外、正直言って自分には「無縁」な悩みだと思っていた。
が、それは勘違いだったと思った。
これから多分死ぬまで付き合う事になるであろう存在であった。
「今、自分、そんな悩みを抱えています。」
同じ職場のユイちゃん⁽仮名⁾に悩みを打ち明けた。
←ユイちゃん⁽仮名⁾イメージ
するとユイちゃん⁽仮名⁾が取った行動・・・それは・・・
「じゃあ、これ、あげるよ♪」
【ブルガリ プールオム】
(´;ω;`)ブワッ
ユイちゃん!君、最高だよ!!
デートしてくれ!!
と、デートはしれっと断られた訳であるのだが、ニオイに悩む私は、生まれて初めて「香水」を手に入れる事となった。⁽このブルガリの香水、調べたら4000円くらいしますのね。₎
だが、問題が一つ生まれたのであった。
香水のつけ方が…解らねぇ。
そう、そんなの私以外にも同じことを思う男子は居るのではないだろうか?
ははは、任せて下さい。職業上100名近い女性と一緒に働く私がリサーチをして参りましたよ。
今回は、香水のつけ方が解らない!という私と同じ悩みを抱えた臭い上にダサイ男子も勉強になる女性から聞いた「香水のつけ方」を紹介して行こうと思います!
☆まりあちゃん⁽仮名⁾の場合
「手首にシュッとやって、首にクイクイじゃないですか?」
言葉はアホっぽいが、とてもイメージがしやすい。
四乃森蒼志の「回転剣舞」のような感じで手首につけた香水を両手首につけ
この監獄学園の表紙のようなノリで首につける。
うむ。きっとこんな感じだろう。
マリアちゃん⁽仮名⁾曰くは「つけ過ぎに注意ですよぉ」との事。
何プッシュがつけ過ぎなのかは聞き忘れました。
☆たまちゃん⁽仮名⁾の場合
「太もも辺りにシュっとすると、フワっと上まで香りが来て、良い感じですよ」
そうか…「フワっ」とするくらいが良いのか…。
確かに、良い匂いだとしても、キツイと不快になりますもんね。
イメージとしては…
こんな感じだろうか?
☆ほのかちゃん⁽仮名⁾の場合
「あー、ウチそーゆーのつけないから知らないわぁー」
く…使えねぇ女だ…。
「香水も良いけど、服の柔軟剤ってテもアリだと思うなぁ」
ほほう…。
☆さきちゃん⁽仮名⁾の場合
「服の上っていうか~おなか?の辺りにやると良い感じだよ」
ほうほう、先程のたまちゃん⁽仮名₎と同じ理論だろうか?
その、上の方に香りがフワっとくる感じ?
イメージとしては…
だろうか?
☆しおんちゃん⁽仮名⁾の場合
「首にシューッです。」
アバウトすぎる。
あれだろうか…飛天御剣流で言うなら…
龍昇閃だろうか。
☆あすかちゃん⁽仮名⁾の場合
「シャシャシャシャシャーですねぇ。」
意味が解らねぇ。
そんなにやったらニオイがキツくなるんじゃないだろうか?
よう解らんが…また飛天御剣流的な感じで言うと…
龍巣閃な感じなんだろうか…?
☆みなちゃん⁽仮名⁾の場合
「手首にシュッとやってー
香水つけた両手首グリグリやってー
それでその両手首を首もとにやってー」
あれ?これって最初のまりあちゃん⁽仮名⁾が言ってたのと一緒じゃね?
やっぱ詳しくは解らないけど、これが香水のつけ方の基本なのかな?
色んな人が足に~だとかシャシャシャーだとか色々な人が居たけど、やっぱりコレが一番なんでしょうか?
「…って香水つけてるヤツくせーから、マジ。アレだけは違うからね?」
わ…
私は何を信じたら良いのでしょうか…?
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と、いう訳で「女性から聞いた香水のつけ方」でした。
出た答えは「もうつけるのやめようかなぁ」という想いだけという結果に。
ただ、香水の有無に限らず、自分のニオイは気になるもの。
あぁー・・・一体どうすれば…。
そんな時だった。
車を運転中、毎日聞いている「bay FM」の「miracle!!」という番組がとても私向けの話題であった。
メインDJのアンナさん。
そしてゲストには詳しい事は忘れたが、恋愛のエッセイだか何だかを書いている先生的な人が登場。
そんな先生的な人は「モテる女の金言格言」みたいなのを紹介していた。
聞こえた言葉はよく覚えている。
「香水は アナタの口づけされたい所に つけなさい」
「キャー!、と、いう事はやはり、首元ですかねー!?」
なんて盛り上がるアンナさん。
やはりモテる女は違う。
その発想は私にはなかった。
香水のつけかた、場所なんぞにルールなんてなかったのではないだろうか。
「香水は アナタの口づけされたい所に つけなさい」
・・・
・・・・・
左の頬…。
首の右側…。
両乳首…。
チ〇コの裏側・・・。
ですかね・・・?
ああッ…!
そうか!そういう事か!!
こんな事ばっか考えてるからユイちゃん⁽仮名⁾にデート拒否られるのか!