見てないみんなは気になってしょうがないであろう…
実写版シティーハンター見ました!
簡単に説明すると、ホントただの実写版シティーハンターでした。
ただ、その「ただの実写版」というのは悪口のつもりはない。
むしろ、よくこれだけアニメ・マンガと違和感なく「普通にシティーハンター」を作れたな!映画って凄いな!!と驚くことばかりです。
まず、パッと見で誰が誰だか分かるというクオリティの高い実写化。
冴羽リョウや香はもちろん日本人ではないのだが、普通にリョウと香だし、声優さんも違うらしいんですが何の違和感もなく観れちゃう。そして改めて山ちゃんってスゲーなと思わされる。
海坊主に関してはもはやこっちが本物だろと言いたくなるクオリティ。
そして、ストーリーもアクションも、セリフ回しもとてもシティーハンター。
思いのほか出番が多いカラス。
冴羽リョウ役じゃないのに一番最初のセリフが元祖シティーハンター神谷明氏。(どうでもいいけど初代がリョウで元祖はミックでしたっけ?)
そしてカッコ良すぎる冴羽リョウ。
もちろんアクション中にはあの歌も!エンディングはやっぱりあの曲!といった具合で期待は裏切らない感じがまた楽しいです!
シティーハンターが好きでまだ見てない人は是非見て下さい!久しぶりにシティーハンターが見れますよ!そして、シティーハンターを知らない人も是非見て下さい!普通に面白いから!!
そういやシティーハンターといえば…
こっちのアニメ映画も見ました!
「俺を呼んだのは…」
「君だろ?」
ってセリフが妙に耳に残る新宿プライベートアイズ。
新しい絵でいつも通りの声優さん、そしてGetWild。
これはシティーハンターファンも納得しつつ、特にシティーハンターを知らない人には逆に「シティーハンター入門編」として見てほしい映画。
やはり冴羽リョウはカッコイイ。
それを思わせるための上映時間の90%、残り数分が冴羽リョウカッコイイだ。
シティーハンターってそんな漫画。(※個人の感想です)
いつも通り美人の依頼人、そして「もっこり」の事しか考えてないリョウ。
そして天誅を下す香。
そう、2019年の映画だというのに、1990年のノリ一緒。
ただ、「え?リョウって香じゃもっこりできないの?」と聞きたくなるくらい
香が妙に可愛くなっている気がするのは2019年のクオリティなんだろうか。
そんな2019年2月に公開されたのが
アニメ版【新宿プライベートアイズ】
11月に公開されたのが
【史上最香のミッション】である。
2019年にもなるというのに1年にシティーハンター2本である。
その昔1本30分×3本立ての東映マンガまつりとかでやってたドラゴンボールや聖闘士星矢と同じ頻度で映画化されているようなモノだ。
凄いぜ、凄いぜシティーハンター…!!
もう、公式で【2019年はC.H.Y!】とか言ってるくらいだ。
映画の予告でも「シティーハンターで始まった2019年は、シティーハンターで締めくくれぇぇッ!!」と言ってる。
良いキャッチフレーズだな!と思う。
その年に始まったもので、その年を締めくくる!
でも、日記でもつけてない限り、今年が一体何で始まったかなんて覚えてないような…?
・
・
・
と、いう訳で今回は炎の漫画家島本和彦先生のナコルル可愛い回で始まった2019年だったので同じく島本和彦先生の僕の大好きな「超級!機動武闘伝Gガンダム」を紹介して2019年は僕の大好きな島本和彦先生で締めくくれぇぇッ!な回にしたいと思います。
☆Gガンダムとは何なのか?
ガンダムというのは、モビルスーツという戦争用の人型ロボット。
民間人である主人公のアムロ少年が戦争中に乗り込んだロボット、ガンダム。
そのガンダムでアムロ少年がニュータイプと呼ばれる人間で、ガンダムに乗り驚異的な才能で宇宙戦争を乗り切るアレ。
ガンダムシリーズは何度も続き、いくつものスピンオフが制作されている。
アムロ少年から始まるガンダムは「宇宙世紀シリーズ」で、続編である「Z」「ZZ」「逆襲のシャア」「V」など、主人公が変わり、時代が進み、話が繋がっている。
今回紹介する「Gガンダム」は、今までガンダムで作り上げて来た宇宙世紀だのニュータイプだのを全部取っ払ったガンダム。
「ガンダムって何か暗いじゃんか~」とか「今まで全然知らないんだよねぇ~」なんて人にもおススメだ。だってガンダムが出てくる以外何もかも関係ないし。
兄を探す主人公ドモン、地球で暴れる「デビルガンダム」を止め、最大の敵であり格闘の師匠でも「東方不敗マスターアジア」を倒し、格闘大会ガンダムファイトで優勝する事はできるのか!?という少年漫画なスタイル全開なガンダムだ。
「俺の拳が真っ赤に燃えるぅ!」が決め台詞な主人公ドモン。
そう、基本的に大人しめな性格のガンダムの主人公と比べると騒がしい。
騒がしいっつーか暑苦しい。
暑苦しいと取るか、熱いととるかは見ている人次第。なんなら混ぜて熱苦しいでも良いだろう。
そんな拳が真っ赤に燃える男ドモンは、ネオジャパンのガンダムファイターとして戦い、勝ち抜く。
そして、ガンダムファイトのサポートクルーとしてドモンを支えるのは幼馴染でもある「レイン・ミカムラ」だ。
熱血格闘あんちゃんと少女ではない女性の二人という少年少女を主軸に描かれていたガンダムではあり得ない組み合わせで話は進んでいく。
その漫画版を描かれているのが炎の漫画家、島本先生。
Gガンダムも島本先生も好きな私としては、最高の組み合わせである。
普段、完結した漫画を中古でしか購入しない私が今のところ最後に発売日に新刊で追い続けた漫画である。
その魅力とは…!
・基本的にはアニメ版と同じ流れのストーリー
変にカットする事もなく、むしろこれ1話何ページあんの?と思うくらい読みごたえたっぷりなGガンダム島本版。
そして、カットしている訳ではないが、アニメと同じストーリーを軸になんとなく変化されてるのは決して「改悪」ではなく「良アレンジ」だと私は感じる。
簡単に言うと読み応えがある上、読みやすい('ω')ノ
・基本的にアニメと変わらないストーリーなのに熱さが違う。
熱苦しいを越えている。
最後の方なんか結構な量セリフが吹き出しからではなく、筆で書かれた字みたいなので会話である。
だが、それがまた合っている。読んでるこちらも興奮してくる。
明鏡止水的なBGMが頭によぎる。
むしろこちらの島本先生版を先に見てしまった場合、原作であるアニメ版やスパロボなどのゲームでドモンを見た時に「あれ?ドモンの熱血漢ぷりってこんなモン?」と勘違いする可能性すら出てくる恐れがある。さすがは島本先生だ。僕は超級ドモンの方が好きです。
・キャラクターが何だか可愛くなっている。
これもまた島本先生の魅力である。
島本先生の描くキャラクターは何と説明して良いか分からない可愛さがあるのだ。
前にナコルルの回で紹介した時もそうだが、なんと説明して良いか分からない可愛さ。
今回紹介するGガンダムは結構みんなそんな可愛さを持っているのだ。
まず過去編のレイン。ドモンにカフェオレ(ホット)を渡す。
二人でカフェオレを飲むシーン、深刻な会話になる。
ガンダムファイトに出場したいと打ち明けるドモン。
驚くレイン。
中々の勢いでカフェオレを吹く。
普通に考えてヒロインにこの勢いでカフェラテを吹かすだろうか。
そのクオリティはまあ、島本先生だから。としか言いようがない。
口の周りにカフェラテ。
まあ、吹いた勢いが勢いだからそうなるよね('ω')ノ感はあるが、ヒロインにそこまでさせるだろうか。流石は島本先生だぜ。
ドモンは話を続ける。
「ガンダムファイトは…実は俺の目的でもあり…」
「だったら!!」グシャッ!
せっかく口の周りのカフェラテが消えたと思ったら紙コップのホットカフェオレを握りつぶすレイン。
あっあぢゃっあぢゃあぢゃぢゃぢゃぢゃ
服に握りつぶしたカフェオレのシミが残る事を心配する。
けっこうガッツリ服が汚れてる事を確認。
そして…
「だったらドモン!」
(あっ 話が戻ったな)
説明できないけど何か可愛くない('ω')ノ?
ストーリーはそのままに、そしてより熱く、更により可愛くなった島本先生版「機動武闘伝Gガンダム」を紹介するにあたって今回は…
個人的にアニメ版より数倍記憶に残る一話となった島本先生×Gガンダムが詰まってると私は思う「雨の再会…フォーリング・レイン:島本先生版」を紹介したいと思います!
☆Round1:「来てくれたんだね…レイン…」
「さて 皆さんは ーーーー 」
「昔付き合っていた恋人に…今さら会いたいですか!?」
島本先生Gガンダムの凄い所は、アニメ版であらすじ(?)を毎話説明していたあのストーカーまで登場させる。
そして、このストーカーの質問に心の中で「会いたいなぁ」と思ったあなたは…
怒られる。
島本先生の手によりストーカーまでもが熱くなっているGガンダム。
「昔付き合えたらいいなと照準を合わせていた人が -」
「今現在照準を合わせている人の隣に現れたら!どうしますか!?」
「そんなの選べない?急にはムリ?宙ぶらりんな状況を楽しみますか?向こうの出方を待って?」
と、愛について質問攻めにされる。
このストーカーの愛についての質問で何が分かるのだろうか。
「どちらも選びきれないあなたの心は - 」
デビルガンダムの餌食になりやすい!!らしいです。
「両方の人から実は好きだと告白されてしまったら…」
「どう対処するおつもりですか?ええ!?」
熱いを越え、キレ始めるストーカー。
もしかしてDG細胞に侵されているのか。それともアニメであらすじを紹介していたストーカーは島本先生にはこう見えていたのだろうか。
「ほらっ【ガンダムファイト】だろっ!?」
ストーカー、何かブレーキが効かなくなった上、その場に何故か居たレインに喝ッ
あれ、何か島本先生レイン可愛くね?('ω')
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ドモンの兄、キョウジの情報を求め辿り着いたのはネオトルコだった。
ドモンの兄、キョウジとキョウジが操る「デビルガンダム」の情報を探していた。
ネオトルコの町の建物は、破壊されつくしていた。
「ひどいありさまだな…じいさん」
「一週間前に…この国のガンダムがいきなり暴れ出した…という話さ…」
ドモンはそんな話を聞いた。
「そうさ…本当に意味もなくわしらのような弱い者の住む場所を破壊しまくった…」
ドモンが得た情報は、そんな話だった。
「そうか…いきなり暴れ出したのか…」
・
・
レインは傘を差し、ドモンを待っていた。
が、彼女の発言の通りドモンは全然現れないみたいだ。
「もう…いつもいっつも女の子を待たせるなんて…」
「最低よっ いつものことだけど!」
これがいつもの事なら確かに最低だ。ドモン・カッシュ('ω')ノ
「私が変な男に声を掛かけられちゃうとか…フラフラッとついて行っちゃうとか」
ピチャッパチャッピチャピチャッ
「心配じゃないのかしらっ!?いっつも私のことは放っておきっぱなしで!!」
何か島本レイン可愛いよなぁ(`・ω・´)
僕だけ!?何か昔の少女漫画みたいな感じ、可愛くねーか!?
少女漫画な女子をしていると島本レイン、倒れている人に遭遇。
こんな乙女なレイン、雨の中倒れている人に言葉をかける。
他になかったのだろうか。
とても笑顔で優しく「段ボールか何かかぶっておいた方がいいですよ!」だった。
「・・・」
気付くの遅ぇよ。
男が寝ているのでなく、倒れている事に気が付いたレイン。
「しっかり!」と声をかけると…
「レ…レイン? あれ…来てくれたんだね…レイン…」
「えっ!?どうして…?私の名前…私はあなたのなんか待ち合わせ…」
男は笑顔でレインを見つめる。
「えっ まさか! あなた……」
彼を見て蘇るレインの記憶。
・
・
・
倒れていた男の名前は「セイット」
レインの大学時代の友人であった。
セイットとレインは仲が良かった。
「雨の日はデートしようね!」に対し「うん」と返事をするレイン。
「次の雨の日に例の場所で待っているから…必ず来てよ!」
「わかったわ…セイット…」
・
・
・
「した…確かにしたわ…!2年前…待ち合わせの約束を…あなたと…」
「急用ですっぽかしちゃったけど…!」
すっぽかしたんかい。と思うもののそれを聞かされたセイットは…
この笑顔。
デートすっぽかされたっていうのにこの笑顔。人として見習いたいぜ、セイット。
が。
セイット、力尽きて倒れる。
そこに現れるドモン。
「何だ その男は?」
何が違うんだ。レイン('ω')ノ。
僕と同じ感想を抱くドモン。
「全然関係ないの!ただここに倒れていただけ!」
「あっ 昔のコロニー大学の同級生らしいけど…」
何かおろおろし始めるレイン。彼女がモビルファイターの整備もできる天才女子だという事を忘れそうになる可愛さだ。
「コロニー大学の同級生?」「そう そうよ!」 ビシッ
ドモンにこの男とはただの同級生でそれ以上でもそれ以下でもない事を説明すれば伝わりそうな気がしてきたレイン、何だか強気に出る。雨の中の地面に正座でまだ冷静ではない事が伝わってくるが。
表情に余裕はなかった。
「私は医学部!この人は機械工学部!」
セイットの紹介すればきっとドモンに昔仲良かった男だとは悟られまいとレイン。
「レスリング部の部長をしていて…ちょっとイケメンで女子に人気があって…」
「何回か二人だけで食事したり…美術館めぐりしたことがあるだけの…」
「それだけの…ただの同級生よ!」
ドモンは思った。
☆Round2:「まさか DG細胞!?」
雨の中倒れていたセイットを助けたレイン。
その様子を見て、部屋を後にするドモン。
邪魔しちゃ…悪いか…?と思い窓から雨を眺める。
渋いぜドモン。その気遣い・優しさ…男として見習いたいぜ。
?
??
???
????
「・・・・」
!
ふう…さすがはドモン。
男として見習いたいぜ(`・ω・´)
何かを発見するドモン。
落ちている何かを発見。
携帯電話。
セイットの携帯電話だったみたいだ。
「セキュリティーロックかけてねえぞ…?」
「だからといって…人の情報を勝手に…」
とかいいつつ携帯の中身を見ちゃうドモン。最低。
!
これはまさか…デビルガンダムに関する情報とかを発見したか…!?
大学時代のレインとセイットの写真。
その写真を見たドモンは…
!?
やめりゃいいのに指が止まらないドモン。
スライドしてもスライドしてもレインとセイットの楽しそうな写真。
何かドモンも可愛いな。(`・ω・´)
ドモンがセイットの携帯の画像フォルダを見てショックを受けている頃、セイットは目が覚めてレインと話し込んでいた。
そう、ネオトルコはセイットの故郷であった。
「よく憶えててくれたね…!」
とても嬉しそうなセイット。
…!
…!?
「もしかしたら私もそこが…自分の住む国になるかも…って」
好きな子に自分の苗字とその子の名前をくっつけてみる10代でありがちなソレと同じようなものだろうか。
島本先生の思うレインはそんな感じの女子みたいだ。
何か一言にまとめるレイン。
なんだかとても楽しそうなレイン。
普段自分を待たせ、自由気ままなドモンと比べるとセイットはとてもいい男なのだろう。うん。僕がレインならドモンよりセイットを選ぶ。
忘れてた。セイットは雨の中倒れていたのだった。
「そんなことより診察を…」
「皮膚が!金属のように!?」
「まさか DG(デビルガンダム)細胞!?」
ーーーーーーーーーーーーーーー
レインはDG細胞がどんなものなのかを知っていた。
モルモットを使った実験を見ていたからだ。
このモルモットにDG細胞を注射で注入すると…
こうなる。
DG細胞は、徐々に体が金属化していきそれが脳まで到達すると…
狂暴化するだけならまだしも、破壊と殺戮の衝動に突き動かされ、他者への攻撃を果てしなく行い繰り返す。
しかも、その攻撃されたものは死ぬことはなくゾンビかの如く復活する。
これがドモンの追う「キョウジ」の「デビルガンダム」と関係するのだ。
「もし我々人間がDG細胞に侵されたら…同じ結果をもたらすことが考えられます!」
ーーーーーーーーーーーーーーー
レインの目の前にいるセイット。
彼の腕は金属化していた。
「人間にも同じ結果を…」
レインは前に聞いたその言葉が頭を過る。
「なぜあなたが!?…とにかくすぐに処置しないと…」
「お願い私と一緒に来て詳しい検査を!」
「レイン…!?」
「残念だけどそれはできないんだ…レイン」
「実は…今僕が何をやっているかというと…ね」
☆Round3:「DG細胞がかなり進行してきている…」
ドモンはどこかに向かっていた。
「あの野郎…まさかガンダムファイターだったとはな…!」
セイットの携帯を勝手に見てショックを受けていたドモン、楽しそうなレインの写真と一緒に発見したのはガンダムの遠隔操作キーであった。
セイットのガンダムのある場所へ向かっていたドモン。
そこで発見したものは…
レインとセイットの写真(生)
「チッ あの野郎…いまだにレインにぞっこんラブ状態じゃねえか…!」
君もじゃないか。
そんな事を思っていると…
物音がした。
「はっ!?」
セイットだろうか。その物音の正体は…!?
なんだこれ。
ドモンもびっくりしてた。
ドモン、触手みたいなソレに襲われる。
「しっ しまっ…」
・
・
・
セイットはネオトルコ代表のガンダムファイターだった。
「もう君の国に行って体を検査してもらったり自由にはできない身なんだ…」
「国の代表だからね…!」
「最後に待ち合わせをした雨の日…憶えているかい?」
セイットはレインに「あの日」の事を憶えているか聞いた。
セイットは大学時代、レスリング部での功績が認められ、ガンダムファイターとしての進路を求められていた。
その事を雨の日にデートをしていたレインに伝えたかった。
そして、その答えをレインに聞きたかった。
だが、セイットは悩んでいた。
レインをガンダムファイターという闘いの世界に引きずり込んでいいのかどうかを。
だが・・・
その答えを求めた日、レインは現れなかった。
セイットはその時、レインとはいずれそういう運命だったのだろうと悟った。
その話を聞いたレインは…
一人めちゃくちゃ盛り上がってた。
真面目に話を続けるセイットはレインをこの世界に引きずり込まなくて「正解」だったと話を続ける。
何かキレはじめるレイン。
恋でハイテンションになっている女の子はきっとこうなのだ。
ああ、何か可愛いぞレイン('ω')ノ
「私のこと諦めて正解ってどういうこと!?」
「だって…さっききみの隣にいた…ワイルドな彼は…きみのアレだろう!?」
「ただのパートナーよ!仕事の!仕事の関係よ!!」
「え…わざわざそんなことを僕にアピールするってことは…」
「それはつまり!!」
「いやむしろ暗に僕が好きだと!?」
「そこまでは考えすぎよっ セイット!!」
なんなのコイツら。
「レイン!!」
「キャーーーーーッ」
「キャー」な割にはまんざらでもなさそうなレイン('ω')ノ
むしろレインの導火線に火がついてる感もある。
どんどん楽しくなってきちゃってるレイン。
ガンダムファイトばかりなレイン、乙女心が全開。
ラブロマンスが止まらないレインと白目剥いてレインの首を絞めているように見えるセイット。
レインは今…恋に酔っている。首を絞められたからってなんのその。
レインのラブロマンス強制終了。
良かった、やっぱり本当に首絞められてたのか。
レイン大ピンチ。
先ほどのドモンといい今のレインといいネオジャパン二人はガンダムファイトと関係ない所で命の危険が襲い掛かる。
正気に戻るセイット、自分が何をしたのかをレインから聞かされ驚く。
そして、ベッドに倒れこむ。
「間違いないわ…DG細胞がかなり進行してきている…」
急に暴走したセイットを見てレインは彼がかなりDG細胞に侵されているという事に気付く。
そんな時だった。
「レイン!」
ドモン、セイットのガンダムで謎の触手に襲われるも無事生還。
そんなヤバいガンダムに乗るセイットと一緒に居るレインが心配で駆け付けた。
「何かあったのその格好?」と無関心なレイン。
「そっちこそ…何があった!?」と心配なドモン。
ええ(;´Д`)
首には絞められた跡、上着は脱げてるしでこれで「何もないわよ!失礼ね!」というレインも中々凄い。
「首に赤い…キスマークみたいなの しかも生肩はだけて…何だよソレ!!」
流石にドモンも何だよソレと思ったみたいでちょっと怒る。だがレインは…
「ちっ違うわよ なに言ってんのよっ!!」と否定するくらいしか言葉が出てこない。
「じゃあその赤いあとは何だよ!?首を絞められたとでも言うのかよっ!?」
しれっとご名答のドモン。
レインもドモンがまさか正解をサラっと言ってくるとは思わなかったであろう。
ドモン、セイットに惨敗。
レインはしてもないキスしたと言い張り「関係あるの?」とキレる。
「ああっこいつ…認めた?認めたの!?」とショックなドモン。
よく考えたら…
セイットの携帯を見てレインとのラブラブっぷりを目の当たりにし、
謎の触手に襲われ
ヤッてる最中に親が帰ってきて急いで服着ましたなレイン。
そしてこの仕打ち。
だんだんと可哀想になってくるドモン。(´・ω・`)ドモーン
「勝手にしろっ!ちなみにそいつはガンダムファイターなんだからな!?知ってるのかっ!?」とセイットに指差しレインに注意。
敗者のドモン、耐え切れず退場。
男としての勝者はセイット。
なんて言えばいいのかわかりませんが…
この寝顔は勝者の寝顔だと思いました。
☆Round4:「僕を…助けてくれ…」
雨の降るネオトルコ…
セイットに男として敗れたドモンは酒を飲んでいた。
「兄ちゃんどうしたい?女に捨てられたような顔して…」
女に捨てられた顔…
こんな顔だった。
ドモンは酒場のマスターにそう言われると…
フラっと入った酒場のマスターにトドメを刺される。
ただの同級生じゃねえ!!男、セイットが現れてからとにかく可哀想なドモンであった。
「全部話してスッキリしたらいい…ここはそういう店さ…」
「マスター…聞いてくれるかい…」
彼の目的はデビルガンダムを操る兄のキョウジを見つけ、そして最強のガンダムファイターへとなる事。
だが、今はそんな事を忘れ、酒を飲む。
レインの事も忘れるために…。
・
・
・
その頃、眠るセイットを見守るレインは
寝そうだった。
眠っていたセイットが目を覚ます。
眠りそうだったレインも目を覚ます。
「レイン…僕を…助けてくれ…」
先ほどまで勝手に治療などを受けられないと言っていたセイット。
だが、愛するレインを傷つけてしまい心は決まる。
「何があったのか全部話してくれる?」
さっきまでうつらうつらしていた事を忘れさせるレイン。
セイットは話す。
ガンダムファイターとなったセイット。
国の覇権を懸け他国のガンダムファイターと闘う毎日。
そんなある日だった。
謎の巨大ガンダムと戦闘になった。
セイットは抵抗する間もなく、敗れる。
命を奪われるかと思ったセイット。
だが、目が覚めるとその巨大な相手の姿は無かった。
自分が生きていた事にも驚いたが、ガンダムの損傷の少なさにも驚いた。
「それからなんだ ガンダムで闘っている最中に自分の意識が無くなるようになったのは…」
「ある時気がついたら…僕は自分の故郷を破壊していた」
体の金属化、破壊と殺戮の衝動、そして巨大なガンダム。
そして、ドモンが街で老人から聞いた「この国のガンダムがいきなりに暴れ出した」というのはセイットの事であった。
話を聞いたレイン、これはデビルガンダムだと確信する。
「大切な故郷を!さっきも…大切なきみを…」
「落ち着いてセイット!まだ間に合うわ!!」
「私の国の病院に行きましょ!その病気の治療方法が研究されているのよ!!」
レインはセイットを救いたい。
それは、医者の卵としてか友人としてか。
そんな事はどうでも良い。目の前にはDG細胞で困っている人が居るのだ。
「すぐに連絡して準備させるから!」
早急な対応をするレイン。
その後ろには
正気を失ったセイットが -
・
・
・
レインが電話をしている時、正気を失ったセイットが襲い掛かる。
そんなレインが大ピンチな時…
ドモンはまだマスター愚痴ってた。
マスターと男同士で女性に対する「愛」について話すドモン。
自分はレインに捨てられたのか?そんな事をマスターと話していたに違いない。
「わかったよ兄ちゃんそりゃ…ざっくばらんに言わせてもらっていいかい」
マスターは大人な男だ。まだ若く感情で動くドモンからすれば大先輩だ。
そんなマスターが「わかった」と言っているのだから、答えはもうソレしかない。
ご名答。
多分、キョウジやデビルガンダムの事、そして先ほど男として負けたセイットの事までブワ~ッとマスターに話したであろうドモン。
その話を聞いたらマスターですらセイットがDG細胞に侵されているくらい理解できたらしい。
マスターのおかげでセイットがDG細胞に侵されていると分かった。
そうと分かれば心配なのはレイン、そんな男と一緒に居たら命が危ない。
「しっ…しまった!」
☆Round5:「頼む…レインを幸せに…」
ネオトルコ市街に急に現れたガンダム。
ガンダムに気付く軍隊の人。
戦車はガンダムの方向に主砲を向ける。
何故戦車がガンダムに主砲を向けるのか。
それは「ミナレットガンダム」がネオトルコを破壊したガンダムだからだ。
DG細胞に侵され、破壊と殺戮の衝動に突き動かされるセイット。
そして、連れ去られたレインの姿があった。
セイットはDG細胞により理由もなく破壊と殺戮を繰り返す。
ネオトルコはそんな暴走するセイットに立ち向かう。
セイットもまたDG細胞と闘っていた。
「たっ 助けてくれ…レイン…」
「もう…完全に…僕じゃなくなる…」
その顔はセイットではあるが、DG細胞により破壊を楽しむ男の姿であった。
効かない。
「フ…フフ…フハハ フハハハハ」
もう、この男はセイットではない。
あのレインの同級生セイットは、もう居ない。
ドモン、登場。
レインをさらい町を破壊するセイットを止めるため、シャイニングガンダムに乗り、セイットのミナレットガンダムに挑むドモン。
VS
さて始まりましたガンダムファイト…本日のリングはネオトルコ…。
DG細胞に侵されたセイットをドモンは一体どのよ…ッッ!
おぉーっとー!シャイニングの腰を掴むミナレット…!
ネオトルコの真ん中でシャイニングに挑むその必殺技はーーー !?
バックドロップだーーー!!!
これを直撃してしまうかシャイニングーーー!?!?
決まったー\('o' )/ーー!
レスリング部の部長だったセイット、ガンダムに乗ってもDG細胞に侵されてもその熱きレスリング魂は失われていなかった。
つーか何がイイって、このバックドロップがアニメには当然なく島本先生オリジナルで追加された技っつーのがまたイイっすよね!(何がイイかは上手く言えんが)
カウントダウン3秒で試合終了とかないガンダムファイト。
バックドロップの威力はすさまじく倒れこむシャイニングガンダム。
そして、デカイ青龍刀のような武器でトドメを刺そうとするセイット。
ドモン、セイットの圧倒的強さに諦める。
「だ…だめだ…やられる…!!」
ビタァッ
・
・
「ど…どうした!?」
「なぜ振り下ろさん!?」
諦めていたドモン、急に動きの止まったミナレットガンダムに驚いた。
何故セイットは急に止まったのか…。
目が覚めたレインがセイットを止めていた。
「う…」「ううっ…」
少しずつ、少しずつではあるがレインの行動のおかげでセイットが元に戻りつつある。
DG細胞に侵され破壊と殺戮を楽しむセイットは、少しずつ正常に戻りつつあった。
レインは何かに気付いた。
昼間にドモンが巻き付かれた何かだった。
それが今、レインに襲い掛かる。
「キャーーーッ!!」
「レイン!!」
何かに襲われているレイン、これはセイットの意思ではない。
だが、正気を保つ事すらまだまともにできてないセイットには止める事などできる訳がなかった。
レインの悲鳴を聞いたドモン。
シャイニングガンダムが金色に光る。
「俺のこの手が…輝き叫ぶ!!!」
倒れている場合ではなかった。
レインの悲鳴を聞いたドモン。
そのレインを守りたい想いが彼のガンダムを「スーパーモード」へと導き、今再び立ち上がる。
レインに
手 を
出すなあああーっ
熱い。熱すぎる島本ドモン(`・ω・´)
原作であるアニメ版ドモンも確かにアツく、一直線に、そして叫び闘う訳なんですが、音のない漫画という媒体で絶対こっちのドモンの方が声デカイと思わせる島本先生の凄みよ!というか、そこに持っていくまでの状況が熱いのかな!?なんなのかな!?最高だよな!!?!?
「レインは…お前のもんじゃねえええーーーっ」
レインの叫びを聞いたドモン、彼は無我夢中でミナレットガンダムに立ち向かう。
状況はシャイニング優勢ではあるもの、レインを救わなくてはならない。
一体どうやってミナレットガンダムの中にいるレインを救えばいいのだろうか。
そして、そこから何かが出てくる。
レインだった。
レインを襲ったと思ったソレを伝い、外に運ばれていた。
「早く… 受け取れっ」
「レインは レインはお前に渡す!!」
ドモンに話しかけていたのは正気を取り戻したセイット。
「キレイなまま…キレイな体のままだ!!」
それは、DG細胞により暴走してしまった自分と一緒にいたレインだが、DG細胞には一切感染してないという事をドモンに伝えていた。
あとどれくらい「自分」でいられるか予想もできないセイット。
あと「自分」にできる事は…
迷惑をかけてしまたレインを、「自分」が愛しているレインを無事に返す事だけ。
レインの悲鳴を聞き、怒りに任せセイットに攻撃したドモン。
だが、彼にもセイットのレインに対する「心」が伝わったのかもしれない。
「確かに…受け取ったああああーーっ」
セイットにレインを受け取った事を報告するドモン。
そんな大声で報告せんでもと思うかもしれないが、これをキチンと報告するのが最後に【自分】の力を振り絞ってレインを助けたセイットに対する行動のドモンなりのケジメでもあるのだ、と私は思う。
「頼む…レインを幸せに…」
【自分】であるうちにドモンにできる事し、言える事言ったセイット。
そして彼は
ネオトルコの戦車に撃たれ、この世を去った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「大学時代…最後に彼と待ち合わせをしたの…やっぱり雨の日…」
レインは、セイットとの約束を破った。
何故、レインはセイットとの約束の場所に行かなかったのか。
・
・
・
その約束の日、当日…レインはセイットに会う準備をしていた。
だが、急に父からの電話で向かってほしい場所があると言われる。
その場所に向かうレイン、そこに待ち受けていたのは…
幼馴染のドモンが急遽帰国。その出迎えだったのだ。
セイットは、この時からドモンと闘う運命にあった。
・
・
・
「本当は少し 好きだったわ…」
「あの頃 大好きだった…!!」
「大好きだったのよ 彼が!!」
「私にとって大切な人だったの!とっても大切な…」
失ってから気付く大切なもの、まさしくそれだった。
レインは今、気が付いた。自分がセイットを愛していた事に。
「もうこれ以上…大切な人をあんな目には絶対遭わせたくない…私!!」
「そうだ…俺たちは…そのために闘い続けるしかない…」
「大切な人を守るために…」
セイットが教えてくれた「大切な人を守る事」
レインはその想いを強く胸に刻み、ドモンもまたそのために闘う。
セイットを狂わせてしまったデビルガンダムを探し、キョウジを倒す彼らの旅と闘いは続くのであった。
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最高じゃね?
島本先生のGガンダム、最高じゃね?
まず1話100ページくらいある上に70ページくらいマッタリしてると思ったらラスト急激に熱くなるという島本先生Gガンダム、ホントおススメです!!
あと、不意に女子が可愛くなるのも注目ですぞ!!
【※同一人物】
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何かに熱くなりたいのなら島本先生の漫画を読むべし!
熱い漫画を読みたいのなら島本先生の漫画を読むべし!
何が凄いって、ブログ書いてるだけの私すら何だかアツくなってきてる訳ですからね!
凄い、凄いぜ島本先生の漫画…ッ!!
私がアツくなってたのは、単純に年末とは思えない気温だったから、でした。
いや、でも…もしかしたら…
松岡修造的な感じで島本先生がこの年末の気温を…!?