インターネットが流行るどころか「あって当たり前」の現代。
じゃあ、みんなは無かった時はどうしていたんだろうか?
小・中学生の時に見たくてしょうがないエロ画像は。
多分、父親が購読していた週刊誌の後ろの方のページだとか
友達のお兄ちゃんが読んでいた
八神ひろき先生の漫画とかじゃないだろうか?
それはさておき、小学校高学年から中学の3年間に関しては
どの男子も性的興味が恐ろしく強く出ている頃なのではないだろうか?
だが、男子全員が性に興味を持ち始めた教室で「おっぱい」と一言でも発したらどうなるのか?
同性からは「ヘンタイ」と罵られ異性からは罵られる事もなく引かれてしまうなんてそんな時期、ありませんでしたか?
修学旅行の夜の寝室、きっと女子は「○○子ちゃん。○組の○○君が好きらしい」等と、他人の恋路で盛り上がっている⁽かどうかは知らないが₎中、男子は
「知ってたか…?女のアソコって…チ○コ入れる所らしい…ぜ?」みたいな会話で盛り上がっているのだ。⁽かどうかは知らない⁾
○組の○○君、エロ本持ってるらしいよ!
あの漫画、超エロいよな!
等と、どうにかして女性の裸が見える何かを求めていた12歳前後の教室…。
授業中、私の中で何かが「走った」
その日私は…友達と遊ぶ約束を断り、家に帰った…。
「俺の家には・・・確か・・・」
家に着き、私はテレビの前にセガサターンを準備した。
父親が棚の奥に隠したモノを私は覚えていた。
それが私とスーパーリアル麻雀の出会いだった。
パッと表紙だけを見たら、どんなゲームなのかが小学生の私には解らない。
だが…。
X指定
18才
以上
これがハッキリと見えた。
そして、胸を躍らせ、サターンのスイッチを入れた。
な…何だこりゃ…?
ま、麻雀…?
更に言うならば、麻雀との出会いもココからだった。
全然ルールが解らない…ポン…?カン…?チー…?
ツモ…ドラ…? 發ってなんて読むの?
諦めかけた…。
女性の裸を見れる資格のある男は麻雀ができる男と一時期真面目にそう思っていた時期もあった。
今まで社会や理科、算数国語で使えば良い頭をここぞとばかり使い…
性に対する好奇心が…
私に麻雀の上がり役を覚えさせた。
そして、気付けば…
発売されているシリーズのほとんどを入手し、クリアしていた。
と、いう私が実は大好きな
スーパーリアル麻雀シリーズを今日は紹介したいと思います。
☆P1:何が「スーパーリアル」なの?
スーパーリアル麻雀はゲームセンターにて稼働していた麻雀ゲーム。
アーケードではシリーズが「PⅦ」まで出ているらしい。
で、その一作目が「P1」である。
当時、麻雀ゲームが溢れる中、何が「スーパーリアル」なのか?
それは
ジャラジャラ…
チャッ
パチ…パチ…
という「ゲームなのにいるかコレ?」な牌を揃えたり切ったりする一連の動作がスーパーリアルだったらしい。
え?これだけ?と言いたくなる気持ちも解る。
だが、「スーパーリアル」を名乗っているのだ、これだけな訳がない。
「リアルな人間っぽさ」ももちろん表現している。
麻雀卓の上でタバコ。
しかも指元を見ればお解りである通り、女性である。
灰を落としたらどーするんでしょうか。まったく。
そして、プレーヤーがツモでもロンでも上がると…
タバコの火を麻雀卓で消すという暴挙。
もう、最悪である。
リアルだとかそーゆー問題ではない。
と、いう訳でこれが一作目の「P1」
もちろんセールスは振るわなかったんだとか。
☆P2:ショウ子ちゃんの登場
このスーパーリアル麻雀が有名になったのは二作目「P2」の登場から、らしい。
何でP2から有名になったのか?というと…?
そう、「ショウ子ちゃん」の登場である。
この美少女ショウ子が登場するだけで有名に…?
ゲームタイトル画面からスタートを押すと
ショウ子ちゃんがセーターを脱ぐ所からゲームは始まる。
そして、P1でも同じ
麻雀対決が始まる。
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
勝つっきゃねええええええええええええええええええええええ
「上がる度、この美少女ショウ子ちゃんを脱がす事ができる」
これがスーパーリアル麻雀の伝説の始まりだったそうだ。
1勝目:「勝負はこれからよぉ」
健康的である。イイゾ、ショウ子ちゃんイイゾォ
2勝目「・・・」
油断していた風な顔でスカートを下す。
風俗店のお姉さんが箱の部屋で着てる服みたいのを制服の下に。
イイゾォ、ショウ子ちゃんイイゾォ。
3勝目:「まだまだぁ♪」
下着姿にされてしまうも余裕のショウ子ちゃん。
ただこの辺りからショウ子ちゃん、
開始数手で役萬を決めて来るというチートっぷりを発揮。
だが、ここまで来たら漢は引けないのである。
4勝目:「…う~ん」
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
照れながらもおっぱいをポロンするショウ子ちゃん。
最高である。
だが、ゲームはここで終わらない。
と、という事は…?
上のショウ子ちゃんを見れたという事は…
し…下のショウ子ちゃんも・・・?⁽意味不明⁾
5勝目:「あはぁ」
よっしゃあああああああああああああああああああああああああああああ
「あはぁ♪」
「あはぁ♪」じゃねえよてめえええ何指かけたパンツから手ぇ放してんだよおらあああああああああ
と、全国の男子は思ったんじゃないでしょうか?
ショウ子ちゃんとの闘いはまだまだ続く。
6勝目:「・・・」
モデルの様なポーズを決めるショウ子ちゃん。
く…くるか…!?
くる~っと回って…!?
パンツ脱がねぇ上に乳隠してんじゃねーぞおらあああああああああああああああああ
と、全国の男子は⁽ry
そして次回…ショウ子ちゃんはついに…!!
7勝目:「・・・パサッ。」
こうして、ショウ子登場により、
スーパーリアル麻雀は人気を獲得したのであった。
☆P3:雰囲気とキャラを変え、続編。
脱衣+ショウ子の組み合わせで人気が出る「SRMシリーズ」
続編「P3」では
芹沢香澄・芹沢未来の姉妹と勝負。
ショウ子一人だったP2と比べると何だか2倍お得である。
が、個人的にはショウ子と比べると地味な二人なイメージ。
更に続編の「P4」
三姉妹に。
左から「香織」「真菜」「悠」
前作が2倍なら今作は3倍ですか。と思いきや、更にお得な「P4」
何と、この三姉妹に勝利する事により
ショウ子とP3の姉妹とも対戦が可能なのである!
変わったな…ショウ子…。
☆P4:アニメーション、セル画へ。
女の子の人数が増え、ショウ子の雰囲気が変わった「P3」と「P4」
そして、更に続編である「P5」ではアニメーションがパワーアップ。
左から「みづき」「彩」「晶」の三人。
ゲームの内容は麻雀→勝利で脱衣という流れは全く変わらずパワーアップしたのは画像を見て解る通り、アニメーションの方である。
そらもう、この「P5」からとにかく綺麗に動くアニメーション。
今後の続編にも期待である。
あと、ショウ子の姿はなかったです。
そして我が家にあった。「P6」
左から「真理」「タマミ」「ゆかり」である。
まず、「P2」~「P5」で主に登場していたのは「女子高生」だが
この「真理」さん、何と保育士!
じゃなくて…大人のお姉さん!!
シリーズ初の大人のお姉さんである。
というか、「P6」は他の二人が「地味眼鏡」と「チビ貧乳」なのもあってか、3ステージ目に現れる真理さんのためのゲームである、と言ってもいいくらいだ。
そして更にシリーズ初の…
隠しキャラ+外国人!
ラスボスのクリスさん、これは新しい試みである。
このゲームで麻雀の役を頭に叩き込んだというのもありきで、「P6」のお気に入り度はシリーズでも最大であります。
そして、現段階ではシリーズの最終作が「P7」である。
左が「夏姫」右が「百合奈」下が「芹華」の三人。
このP7から、アーケード版は麻雀勝利で脱衣するのだが、家庭版⁽セガサターン⁾はセガがエロゲーをサターンで発売するのを禁止してからの移植だったので、脱ぎはするものの…
し…下着どまり…!!
表紙には居ないが隠しキャラのエツ子さん…
こんなバカみたいにデカイ乳なのに下着どまり…!!
そしてこれ以降、今現在、家庭用ゲーム機でもゲームセンターでも脱衣系のゲームの発売は禁止。
エロ規制の厳しい現代に…
時代に消されてしまったゲームなのであった。。
☆P5:その後、スーパーリアル麻雀は?1
テレビゲームがシリーズで7作発売されるというのは凄い事なのだ。
だが、エロに厳しいゲーム業界。
スーパーリアル麻雀は、もう発売されないのか?
97年に発売されたP7、その4年後…2001年である。
誰が想像した…いや、できたのだろうか…?
まさかのネオジオポケットで発売された。
「スーパーリアル麻雀プレミアムコレクション」である。
このゲームの凄い所はまず「ネオポケで発売」
これだけでも仰天モノなのだが
凄み1:「よく喋る」
タイトルで「すーぱーりあるまーじゃん、ぷれみあむこれくしょん!」と、女子の声でタイトルコールである。ネオポケのクセにやるじゃねえか。
しかも「リーチ」「ツモ」等のボイスもバッチリだ。
凄み2:何か充実してるモード
逆に初搭載のストーリーモードとフリー対戦モードだけでも十分なのに、ギャラリーモードと、親切に上がり役の説明まで搭載。
ストーリーモードはそんなに大した長さのモノでもないが…
ネオポケだと思うと大したものである。
そして・・・
ショウ子ゴリ推し。
凄み3:もちろん脱衣もある
そう、コレが一番凄い所なのだ。
P7の「百合奈」の脱衣アニメである。
下着を脱がずにリボンを取る、という邪道っぷりだが
ネオポケ版、鮮やかなアニメーションでそこまで再現。
ついでに、このネオポケ版、隠しキャラはショウ子。
もちろん足の指でパンツを落とすシーンまで完全再現である。
☆P6:その後のスーパーリアル麻雀は?2
その後はどうなったのだろうか?
まだ、新作が出ていた。2004年だ。
今度はゲームボーイアドバンスだった。
「スーパーリアル麻雀 同窓会」
同窓会を名乗るだけあって、P2~P7までのキャラが総登場である。
もちろんショウ子ちゃんも登場。
もはや別人である。
このゲームでは、カメラマンである自分がSRMの女の子たちにグラビアを撮らせてもらう、といった内容のゲームである。
ショウ子達にグラビア撮影の話をすると…
何か偉そうなショウ子さんだった。
勝負に勝ったらコスプレをしていただき…
観賞する。
といったマイルドな内容のスーパーリアル麻雀だった。
☆P7:その後、スーパーリアル麻雀は?3
だが、その後はどうなってしまったのだろうか。
GBA版ですら、既に14年も前の話である。
なんとなく、なんとなく、スマホのアプリを検索する所で
「スーパーリアル麻雀」と入力した所…衝撃的なモノと出会った。
それは…
そりてぃあ」だった。
とうとう、脱衣をヤメ、麻雀すらもヤメたらしい。
と思ったらまだまだアプリは存在していた。
家計簿・万歩計・タイマー等の多機能便利アプリ
「あなただけの真理」である。
もう「スーパー」でも「リアル」でも「麻雀」ですらない。
「あなただけの真理」である。
ただまあ、真理さん大好きな私としては、とりあえず入手するしかない。
そしてインストールすると…
真理を名乗る全然知らない女の子が居た。
そして更に目を疑った。
SRMって…
やっぱりSuperRealMahjongの略ですよね…?
ショウ子とトレーニング…?
ぶぶ…VR…?
麻雀のトレーニングでしょうか…!?
何でガチのトレーニングなんだよッ!!!
ショウ子…!何をやってるんだお前…ッ!!
頼むから麻雀をしてくれ…!!
そう、そんな私の願いは…
叶わず…。
誰が望んだのかパチスロ台にもなっていた。
☆P8:そして、スーパーリアル麻雀
時代に合わせ、舞台はスマートフォンにて復活。
「スーパーリアル麻雀R」
声優を一新し、短いながらもオリジナルストーリーも搭載。
そしてちゃんと麻雀もする。
そして、旧作の「P6」や「P7」は当時のキャラや脱衣アニメ⁽下着どまり⁾も搭載し、お好みでガチャなんかも引けたりする、現代のスーパーリアル麻雀。
一瞬迷走していた気もしたスーパーリアル麻雀は、復活していたのだ。
そう、エロスで勝負できる時代ではない、というのを逆手に取ってか
←ショウ子
時代に合った、可愛い絵柄で勝負。
しかも元々SRMシリーズで絵を描いていた「田中良」氏のイラストだってんだから、昔からのファンも納得である。
そして、スマホで復活したくらいではスーパーリアル麻雀は終わらない。
クラウドファンディングで資金を集め「P8」を作る、という行動にまで出ているのだ。
そして、文字が細かくて見えないだろうが、このクラウドファンディング、目標金額が「200万」に対し、集まった金額が「700万円」である。
男子は…
ショウ子を脱がすために100円を投入した男子は…!
みんなP8を待っていたんだ!!
俺だってそうだ!
待ってます!スーパーリアル麻雀P8!!
これからも、楽しみに待ってます!
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と、いう訳で、スーパーリアル麻雀というシリーズがあり、最近復活しようとしてますよ!というのを長々と書かせていただきました。
ショウ子という女の子1人からここまで大きくなったこのシリーズ。
皆さまも、是非プレイしてみては如何でしょうか?
100円投入し、初回持ち点1000点で女の子を脱がすために役は何でも良いからアガる事を目的にした麻雀、というのも結構面白いですよ?
そして、最後に思ったのが…
「なんせ 全ての始まりなんですから」
という事はやはり…
P1とP2に出てきた…
これ、やっぱショウ子の手だったんですかね…。
【☟続編】