ああっ、子供な大人部

私のアニメや漫画、ゲームへの「愛」を表現するブログです。よろしくお願いします。

第61回・GTOの作者、藤沢とおる先生にとって機動戦士ガンダムとは一体何なのか。

f:id:catherine_yanagi:20181127223829p:plain

藤沢とおる先生といえばGTOだ。

グレートティーチャー鬼塚だ。この漫画はとにかく面白い。

教師+ヤンキーという不思議な組み合わせの学園漫画だ。

反町隆史やエグザイルのAKIRAが演じたドラマ版、日曜のゴールデン枠でこち亀の後に放送されていたアニメ版など数多く漫画の枠を越え知名度を上げまくった作品なのではないだろうか。

f:id:catherine_yanagi:20181127224531p:plain

GTOの主題歌と言えば?となれば「Driver's High」「poison」かは年代で別れるであろう、と思うくらいの人気作品。

GTOの人気もあり、「鬼塚英吉といえばGTO」みたいな所があるのだが、やはり鬼塚と言えばそう・・・

f:id:catherine_yanagi:20181127225124p:plain

湘南純愛組!ではないだろうか。

「鬼の英吉」と「爆弾段間」の二人組、「鬼爆」である。

こちらはGTOと違い、純粋なヤンキー漫画であるのだが、これもまた面白い。

とにかくカッコイイのだ。

f:id:catherine_yanagi:20181127225802p:plain

上がGTO主人公の鬼塚。

下がGTOでは鬼塚の友人でバイクショップの店長として登場する龍二

彼らの熱き友情、そして男気。

ヤンキー漫画の一言で片づけてしまって良いのだろうか?と思うくらいの名作だ。

 

 

では、そんな湘南純愛組の名シーンは?と聞かれると私は推したい話がある。

 

 

f:id:catherine_yanagi:20181127230308p:plain

色々あって鬼爆コンビにブチ切れている江ノ島商業の中条と田村。

彼らは今回鬼爆を潰さないと気が済まないくらいにキレている。

その頃英吉・龍二の鬼爆コンビは…

f:id:catherine_yanagi:20181127230606p:plain

住んでいるアパートの壁から聞こえるピンクな声。

その声が何かを確かめるため…

f:id:catherine_yanagi:20181127230708p:plain

ロシア製ナイトスコープを装着し、穴を覗こうとしている所から話は始まる。

二人の気合いの入り方が伺える。何故か特攻服に着替えているのだ。

f:id:catherine_yanagi:20181127230905p:plain

ジャンケンにより覗きの順番が決まる。

先行は龍二、見えたものの感想は「すげぇーっ うおおおおお!!」との事だ。

とにかく見たくてしょうがない英吉。だが…

f:id:catherine_yanagi:20181127231153p:plain

腹の調子が悪い。

f:id:catherine_yanagi:20181127231236p:plain

「いいか!?一人で見るなよ!?オレが帰ってくるまで わかったな!!」

と残念そうにトイレに向かう英吉。

f:id:catherine_yanagi:20181127231328p:plain

「見ねぇワケねーだろーがバ~~~~カ」と全然英吉の言う事を聞く気のない龍二

そりゃそうだ。待つ意味が解らない。龍二男の本能のままに覗きを続けようとした時…

f:id:catherine_yanagi:20181127231558p:plain

f:id:catherine_yanagi:20181127231612p:plain

f:id:catherine_yanagi:20181127231642p:plain

「あんなとこにも穴が・・・な・・・なんのために・・・!?」

覗き穴のある壁の、それは下の方にもう一つあったようだ。

 

f:id:catherine_yanagi:20181127231828p:plain

トイレが終わった英吉、声が聞こえる。

「オラー鬼爆出てこいやーーー」

f:id:catherine_yanagi:20181127231924p:plain

ブチ切れてる中条達が英吉たちの居るアパートにカチ込みをかけてきた。

f:id:catherine_yanagi:20181127232035p:plain

「おい龍二 のぞきしてる場合じゃねーぞ 早く逃げねぇとおい!!」

覗きなんてしている場合ではない。

彼らは湘南で死人が出てもおかしくないような闘いを繰り広げてきているのだ。

そんな危ない奴ら相手では鬼爆の二人ではいくらなんでも部が悪すぎる。

 

だが龍二は…

f:id:catherine_yanagi:20181127232315p:plain

ぬけなくなっていた。

 

とりあえず抜けない龍二の時間を稼ぐため英吉は一人、中条を食い止めるために部屋を出る。

f:id:catherine_yanagi:20181127232440p:plain

「上等だよ」と強気な英吉だが…

f:id:catherine_yanagi:20181127232639p:plain

狙われているのは龍二もであった。

f:id:catherine_yanagi:20181127232715p:plain

絶体絶命の龍二

だが、敵は待ってなどくれない。

f:id:catherine_yanagi:20181127232802p:plain

扉を蹴破られる。

龍二…!!

 

 

 

 

 

f:id:catherine_yanagi:20181127232920p:plain

龍二日本刀を横に「動くと斬る!」と凄む。

つい数コマ前までの壁にチンコ突っ込んで抜けなくなった絶体絶命の龍二はそこには居なかった。

f:id:catherine_yanagi:20181127233135p:plain

これには江ノ商の奴らもビビっている様子だ。

そりゃそうだ、きっと読者もびっくりしているハズだから。

f:id:catherine_yanagi:20181127233321p:plain

だが江ノ商の田村は本気で思っているそうで、ポン刀を横に置いている龍二相手でもお構いなし、ナイフで足を刺す。

f:id:catherine_yanagi:20181127233456p:plain

「こんなモン痛くもかゆくもねーぜ?今日のオレはな・・・」

全く効かない!?足にナイフを刺された龍二痛くもかゆくもない!?

さっきまでの絶体絶命の龍二はそこにはおらず、彼らの前に居るのは不死身の男、弾間龍二…!?

 

 

f:id:catherine_yanagi:20181127233734p:plain

ではなく、やはり絶体絶命の弾間龍二であった。

f:id:catherine_yanagi:20181127234122p:plain

しかもバレそうになる。

f:id:catherine_yanagi:20181127234152p:plain

うん、不自然だ。

f:id:catherine_yanagi:20181127234218p:plain

だが日本刀で凄み、相手をビビらす龍二

f:id:catherine_yanagi:20181127234309p:plain

うん、不自然だ。

f:id:catherine_yanagi:20181127234347p:plain

だが、龍二の気合いに免じて中条らは引き上げる事を決める。

絶体絶命の龍二、なんとか難を逃・・・

f:id:catherine_yanagi:20181127234801p:plain

れなかった。

龍二が安心したと思った瞬間、自分らの見方が乱入し改めて喧嘩が始まる。

f:id:catherine_yanagi:20181127235033p:plain

チンコを壁に突き刺したまま日本刀を片手に持つ龍二

そしてその部屋の中で始まる湘南の高校生たちの戦争。

f:id:catherine_yanagi:20181127235145p:plain

その喧嘩は過激さを増し、拳以外のもので殴り合う事さえ許される。

そう、それが例え、殴るために使う道具が龍二だとしても。

f:id:catherine_yanagi:20181127235318p:plain

「あしししししししぃ!?」

 

 

 

f:id:catherine_yanagi:20181127235433p:plain

 

 

ここからが私の推したい名シーンである。

 

 

 

f:id:catherine_yanagi:20181127235523p:plain

「て…てめー なにやってんだ・・・?」

中条は龍二に問う。何をしているのかと。

龍二は答えた。

 

 

f:id:catherine_yanagi:20181127235716p:plain

ガンタンクのマネだ」

 

 

 

 

 

f:id:catherine_yanagi:20181127235853p:plain

 

と、いう訳で今回はGTOの作者、藤沢とおる先生が自身の作品にちょいちょい出してくるガンダムネタを振り返り、どれくらいガンダムが好きな人なのか?というのを考えて行く回にしたいと思います。

 

 

☆Lesson1:「湘南純愛組!」にて -編

f:id:catherine_yanagi:20181127235716p:plain

足が取れ、日本刀を持ち上げるも絶体絶命の龍二

この後彼はどうなってしまうのか。

f:id:catherine_yanagi:20181128000339p:plain

「キャタピラはどーしたぁ」中条にキレられる。

この後龍二がどうなってしまったのかは是非単行本の26巻で皆さまに確認してほしいと思います(`・ω・´)

 

 

 

湘南純愛組で藤沢とおる先生のガンダム愛が確認できるのはこの話だけではない。

f:id:catherine_yanagi:20181128000912p:plain

同じく26巻での話である「ポックリさん殺人事件」という話にも注目だ。

ヤンキーである彼らが夜の学校にてポックリさん⁽ていうかコックリさん⁾をするという話で、そこでポックリさんの呪いにより冴島が殺されてしまい、金田一少年の事件簿の読者である英吉が冴島殺しの犯人を見つけるという話だ。

ここにて注目してほしい所はそう

f:id:catherine_yanagi:20181128001028p:plain

金田一少年の事件簿これでもかというくらいにパクっている所と

f:id:catherine_yanagi:20181128001335p:plain

ガンプラ作ってる。

真冬くん、ガンプラ作っている。

f:id:catherine_yanagi:20181128001602p:plain

所詮ヤンキー達の集まりなので、このポックリさん一つでも揉め事は起こる。

「死ぬぞ?小僧」「あ?上等っすね」

夜の学校にて冴島vs克幸が始まるのか - !?

f:id:catherine_yanagi:20181128001844p:plain

f:id:catherine_yanagi:20181128001917p:plain

真冬くん、リックドムを作っていたようだ。

f:id:catherine_yanagi:20181128002005p:plain

さあーて次は何にしようかなあ と、もう1機作る予定であるらしい。

君も混ざりたまえ、ポックリさんに。

だが、冴島と克幸の喧嘩を止めたのは彼のリックドムのおかげであった。

f:id:catherine_yanagi:20181128002219p:plain

「そんなに勝負してーならポックリさんで決めっか?」

「誰が一番強えか・・よ?」

英吉はポックリさんで最強が誰かを決めようとしていた。

f:id:catherine_yanagi:20181128002342p:plain

f:id:catherine_yanagi:20181128002358p:plain

「おもしれえ・・・」

 湘南の不良たちは、深夜…学校で…「誰が最強なのか」 -

それを今… ポックリさんで決めようとしている -

 

 

f:id:catherine_yanagi:20181128002430p:plain

その横で真冬くん、ガンプラ2機目作り始めている。

彼は何故この夜の学校でポックリさんの会に呼ばれたのかが不思議でしょうがない。

だが、そんな真冬くんを放っておいて、湘南最強の男の名前を聞く。

f:id:catherine_yanagi:20181128190420p:plain

「ポックリさんポックリさん」

「この湘南で最強なのは誰ですか?」

f:id:catherine_yanagi:20181128190525p:plain

動く10円。

「お」

f:id:catherine_yanagi:20181128190700p:plain

ポックリさんが湘南最強と言う人物 -

それは…

f:id:catherine_yanagi:20181128192122p:plain

f:id:catherine_yanagi:20181128191059p:plain

おおわだ ばく

f:id:catherine_yanagi:20181128191405p:plain

「そう…大和田 獏です。」

湘南最強の男は「大和田獏」である、ポックリさんはそう言う。

大和田…?この「ポックリさん殺人事件」の話が収録されている湘南純愛組!の26巻に至るまで、そんな男は登場していない。

これから先の鬼爆の宿敵の名前なんだろうか…!?だが、湘南最強の男なら英吉や冴島がその男の名前を知らないハズがない…!?

そんなポックリさんの示す人の名前かも怪しい「大和田獏」の存在に冴島は…!?

 

 

f:id:catherine_yanagi:20181128191940p:plain

壊れる。

「大和田獏」が意味不明すぎてキレたくなる気持ちも解らなくはないが、「ッてんなよ!?」ってなんだ。ッてんなよ!?って。

真いわく「そんなことしたらポックリさんの呪いが・・・ちゃんとお帰り下さいってお許しもわらないと」との事。

f:id:catherine_yanagi:20181128002703p:plain

「つきあってらんねーよ」

そう言って、冴島は教室を出る。

f:id:catherine_yanagi:20181128002742p:plain

全然心配しない英吉。

夜の学校、外は嵐なのであった。

f:id:catherine_yanagi:20181128002803p:plain

「い…いいのかよホントに 冴島君のことほっといて…」

ポックリさんの件といい、外の嵐といい、真は冴島が心配であった。

f:id:catherine_yanagi:20181128002934p:plain

2機目、完成してる。

f:id:catherine_yanagi:20181128003023p:plain

多分、量産機のジムが。

 

真冬くんがジムを完成させた時であった。

f:id:catherine_yanagi:20181128003249p:plain

ガシャーン

あぁぁぁ

 

何かの音と冴島の悲鳴が廊下に響く。

みんなで教室を出た冴島の事を探す。

だが、見つかった冴島…

f:id:catherine_yanagi:20181128003545p:plain

「それは、まっ赤な食虫植物の花弁の中で

 息絶える蠅のような姿だった」原文ママ

f:id:catherine_yanagi:20181128003707p:plain

その無惨な姿で発見された冴島を見た真

「呪いなんだ これはポックリさんの」と、とにかくビビりまくる。

だが、そこで英吉は言う。

「素人はだませても金田一少年読者のオレは だませねーーぜ?」

f:id:catherine_yanagi:20181128003912p:plain

「犯人はこの中にいる!!」

そう言われる英吉以外の人々は…

f:id:catherine_yanagi:20181128004020p:plain

「!」「え!?」「!!」「!・・・」「?」「・・・・・」

と、いった反応であった。

冴島…殺されてしまったかもしれない…というのに…!

 

 

f:id:catherine_yanagi:20181128004146p:plain

真冬くん、ガンプラ3機目作り始めていた。

しかも多分ポーズ的に「ラストシューティングのガンダムを。

藤沢先生のガンダムに対する愛がGTO連載前からとにかく溢れ出る作品、湘南純愛組!であった。

 

 

☆Lesson2:「GTO」にて -鬼塚編

f:id:catherine_yanagi:20181128004619p:plain

湘南純愛組では「鬼爆」の鬼の方として恐れられていた鬼塚。

この漫画、「GTO」ではそんな鬼爆の鬼塚が教師を目指す所から話は始まる。

f:id:catherine_yanagi:20181128004831p:plain

「お前今日試験じゃなかったの」と声をかけるオールバックの眼鏡の兄ちゃん。

彼は高校時代壁の穴にチンコぶち込んで絶体絶命であった弾間龍二だ。

とりあえず「キャタピラはどーしたぁ」の後、中条の手により絶命していない事だけ、このブログにてお伝えできれば、と思う。

教育実習を終えた鬼塚、今日は教員試験の日らしいのだが…

f:id:catherine_yanagi:20181128005224p:plain

「スカウトされたからそんなもん必要ない」と言い張る鬼塚。

f:id:catherine_yanagi:20181128005330p:plain

「あたしなんか教育実習が終わったら自動的に教師になれるって思ってましたよー」と話すテレビのニュース番組のアナウンサー。

f:id:catherine_yanagi:20181128005449p:plain

f:id:catherine_yanagi:20181128005524p:plain

「えーっ とにかく…この教員採用試験に受からないと公立高校の先生にはなれないワケです ガンバって下さいね先生のタマゴのみなさ~~ん♡」とアナウンサーが教員志望の人を応援している時、鬼塚英吉22歳童貞はどうしようもなく焦っていた。

そんなテレビの横に…

f:id:catherine_yanagi:20181128005811p:plain

シャア専用ザクガンダムのプラモ発見。

鬼塚も高校時代の知り合い真冬くんによりガンプラが趣味になったのだろうか、と考えさせられる。

 

 

f:id:catherine_yanagi:20181128010241p:plain

秋田からトラックで暴走したり、面接官である教頭先生にジャーマンスープレックスをキメてみたりと色々あったものの、無事吉祥学園の教師となれた鬼塚英吉

黒板に「GTO」と書き夜露死苦!」と中学生相手にバリバリな彼。

だが、彼が担任を受け持ったクラスは3年4組。

「モトヨン」と呼ばれる問題児ばかりが集まるクラスなのであった。

f:id:catherine_yanagi:20181128010620p:plain

だが、初日である鬼塚はまだ生徒たちの怖さを知らない。

「なにが問題クラスだよ」とお茶を飲む。

f:id:catherine_yanagi:20181128010727p:plain

「鬼塚先生 引継ぎは済みました?」と聞かれる。

以前モトヨンの担任だった先生と引継ぎ作業だ。

当然まだなので済ませようとすると…

f:id:catherine_yanagi:20181128010938p:plain

f:id:catherine_yanagi:20181128011004p:plain

前の担任は、教師を辞め、宗教団体に入信していたようだ。

f:id:catherine_yanagi:20181128011045p:plain

前の担任を訪ねに行くも「大練馬銀河教御入信ですか?」と全てに関してヤバそうな感じの人が現れた。

f:id:catherine_yanagi:20181128011317p:plain

探している前の担任の写真を見せる。

「ほらこの美人をちょっとさー」

すると大練馬銀河教の人は言う。

f:id:catherine_yanagi:20181128011507p:plain

藤沢先生は前から変態野郎とキモメンを漫画に登場させるといつでも天才的なキャラクターを生み出すのだと感じてはいたが、ヤバめな宗教の人を書かせても天才だという事が凄く伝わってくる1シーンである。

f:id:catherine_yanagi:20181128011752p:plain

相棒龍二が壁の穴にチンコ突っ込んで抜けなくなっても許し、中条から守ろうとした鬼爆の鬼塚、宗教の人にはそんなに優しくはなかった。

トイレの便器で水責めの末、前担任シリウスの所に案内してもらえる事に。

f:id:catherine_yanagi:20181128012043p:plain

「彼女が最初にうちに来たのは今から3カ月前です・・・」と話しながら案内する。

ガラガラ と、扉を開けると。

f:id:catherine_yanagi:20181128012229p:plain

ヤバそうな何かが行われていた。

f:id:catherine_yanagi:20181128012446p:plain

流石の鬼塚も「なんすか?これ・・・」と尋ねる。

「行⁽ぎょう⁾です。とアッサリ返事をされる。

f:id:catherine_yanagi:20181128012615p:plain

そして前担任、シリウスの所へ着く。

シリウスさん ペガッサです」と言っているあたり彼はペガッサという名前らしい。

f:id:catherine_yanagi:20181128012718p:plain

そこに居たのは写真とは比べものにならない醜い女性が居た。

f:id:catherine_yanagi:20181128011317p:plain

彼女はストレスで過食症になり、今の姿になってしまったらしい。

そのストレスの原因とは何なのか。

f:id:catherine_yanagi:20181128012838p:plain

ペガッサ氏から渡されたシリウス前担任の「学級日誌」

そこには「殺す」や「死ね」などの中傷の数々。

立派なイジメである。言うならば「教師イジメ」

鬼塚は変わり果てた前担任とこの引継ぎを通し、モトヨンの生徒達が何故「問題児」と言われているのかを理解し、そしてこれから向き合う事となるのであった。

 

 

 

f:id:catherine_yanagi:20181128013220p:plain

そんな事よりなんだこれ。

ドムドムリックドムザクザクビグザムズゴックズゴックアッガイ

「アズナブルアズナブルシャシャシャ~~~~~!!」

って、なんだこれ。

藤沢先生がガンダムを愛するが故に生まれたこの謎の呪文。

なんだこれ。

 

 

☆Lesson3:「GTO」にて -神崎編

f:id:catherine_yanagi:20181128013808p:plain

神崎麗美はIQ200の超天才児。

今まで不登校であった彼女が登校する事となるも、彼女は「授業テロ」で有名な生徒であった。

暴力的なイジメや陰険なイジメとは違い、神崎の行動はまさしく「テロ」であった。

f:id:catherine_yanagi:20181128014048p:plain

f:id:catherine_yanagi:20181128014130p:plain

本当にテロじゃねーかよレベルの事をやっちゃう神崎。

その神崎のテロ被害は高等部の先輩方もイライラしているそうだ。

f:id:catherine_yanagi:20181128014304p:plain

「なんでも高等部にまで被害が及んでるらしくってさー」

イカってんらしーよセンパイ達…」

「げ~~~マズイじゃんそれって・・・」

と、盛り上がる生徒達。何がどうマズイのだろうか。

f:id:catherine_yanagi:20181128014416p:plain

「なんでも黒い三連星が動き出したって話だぜ?」

「え!?黒い三連星ってあの!?」

 

く…黒い三連星…(`・ω・´)……

 

f:id:catherine_yanagi:20181128014707p:plain

ガングロギャルが三人・・・か・・・。

f:id:catherine_yanagi:20181128014740p:plain

黒い三連星vs神崎。

f:id:catherine_yanagi:20181128014815p:plain←ドム足

というのがガングロなだけで「黒い三連星」と終わらせない藤沢先生のこだわりが見えますねこりゃ。

f:id:catherine_yanagi:20181128014911p:plain←マッシュ

f:id:catherine_yanagi:20181128014925p:plainオルテガ

ガイア→f:id:catherine_yanagi:20181128014943p:plain

と、ちゃんと藤沢先生的には彼女らにそれぞれモチーフとなったキャラの名前まで紹介されている。

こ、こだわりが違うぜ…。

 

 

 

 

f:id:catherine_yanagi:20181128015433p:plain

そんな授業テロの神崎とも和解してしまう鬼塚先生。

彼は修学旅行で生徒達と沖縄に行く事となった。

f:id:catherine_yanagi:20181128015603p:plain

修学旅行での旅館での部屋割りは鬼塚が決めていた。

f:id:catherine_yanagi:20181128195816p:plain

それは男子と女子の相部屋であった。

男女入り混じる部屋割りにキャーキャー騒ぐ女子と男子。

f:id:catherine_yanagi:20181128015740p:plain

授業テロの神崎、彼女の部屋は女子は自分ひとりらしい。

そして、神崎の泊まる部屋は - ・ ・ 

 

f:id:catherine_yanagi:20181128015936p:plain

ポケットの中の戦争と同じ「0080」番の部屋だった。

そして、相部屋となるのは…

f:id:catherine_yanagi:20181128020119p:plain

黒い三連星より怖いガンダムオタク3人組だった。

さすが藤沢とおる先生、変態とキモメンは天下一だとは前々から感じていたが、やはりキモメンを描かせたら天下一だという事を証明。

この三人組を紹介させていただこう。

f:id:catherine_yanagi:20181128200227p:plain

一番右の彼、おかっぱで眼鏡の彼は「白井木馬」

通称はどう足掻いてもホワイトベース」以外に考えられない名前だ。

趣味はガンダムを語ること、だそうだ。

f:id:catherine_yanagi:20181128200359p:plain

そして真ん中のバンダナの彼。「時田春夫」

通称はハルオの響きからガンダムのハロにかけてハローになったのかと思われる。

彼の趣味はガンダムを「見る」ことなので、語る事に関しては白井木馬氏に任せれば大丈夫だ。

f:id:catherine_yanagi:20181128200607p:plain

そして一番左の彼、青髭の彼は「三島軍人」

個人的には彼が一番キモい。

ガンダムの登場人物がほぼ軍人だというのに何故彼の通称は「ランバラル」なのか。

きっとザクとは違うのだろう。ザクとは。

そして画像が小さくて見づらく申し訳ないのですが、彼が一番謎なのが

趣味:シャア・アズナブルという事だった。

 

このガンダム三人組に麗美さんは何作目が好きですか?」と問われる神崎。

f:id:catherine_yanagi:20181128201147p:plain

「それによって性格わかるんだよねー」との事。

き…キモすぎる。

ちなみに私は08小隊が好きなので、叶わぬ恋をしがちとかでしょうか。

f:id:catherine_yanagi:20181128201422p:plain

神崎麗美も壊れた。

ガンダム3人組の凄い所は、バイクで鬼塚と工事中の高速道路で飛び降りた時にやっと見れた神崎の涙をいとも簡単に流させた所だと私は思う。

そして、こんな状況でも「ッてんなよ!?クソがあ~~~!!」と叫ばない辺りが彼女のIQの高さを感じますね。

f:id:catherine_yanagi:20181128191940p:plain

だが、ここでも藤沢先生のガンダム愛が確認できる。

f:id:catherine_yanagi:20181128201624p:plain

「ねえねえ神崎さんは何が好きかあてっこしよーか」

「ぼくは「閃光のハサウェイ」だと思うなーあれほんとに暗くって…」

 

藤沢先生、閃光のハサウェイって…

ちょっと詳しすぎやしませんかね…?

f:id:catherine_yanagi:20181128202159p:plain

 

 

 

 

f:id:catherine_yanagi:20181128202805p:plain

修学旅行といえば肝試し、という事で鬼塚先生は生徒達を集め、肝試しを決行。

その肝試しのペアを決めるのも鬼塚の役。

f:id:catherine_yanagi:20181128202918p:plain

そう、鬼塚はこのイジメっ子の上原とイジメられっ子の吉川の仲を取り持つためにこの肝試しを考案したのであった。

話のメインは、この肝試しにてイジめてた吉川を女の子として仲良くすることができるのか上原杏子!?というもの。

f:id:catherine_yanagi:20181128203249p:plain

そして神崎とガンダム3兄弟。

私のガンダムオタク3人組という表現は間違いだったみたいで、正式にガンダム3兄弟だったらしい。

f:id:catherine_yanagi:20181128203440p:plain

さすがに抗議する神崎。

 そらそうだ、「ペア決め」だというのに合わせて4人だしな。

「しょーがねえーだろ?そいつらガンダム3兄弟がおまえのこと守りたいってゆーんだから」

恋の予感は上原さんと吉川だけだはなかった。ガンダム3兄弟も神崎にー…!?

f:id:catherine_yanagi:20181128203700p:plain

ではなく、セイラさん似だったから。

そして神崎さんとガンダム3兄弟の肝試しが始まる。

f:id:catherine_yanagi:20181128204336p:plain

地獄である。

私もガンダムは好きだが、こんな奴らと一緒に肝試しはしたくない。

f:id:catherine_yanagi:20181128204527p:plain

神崎さん、もう諦めている。

あの授業テロをし学園を困らせた神崎麗美はもうそこには居なかった。

ガンダム3兄弟、彼は鬼塚先生よりも神崎さんを変えたという人々であった。

f:id:catherine_yanagi:20181128204712p:plain

「来る・・・」

ターンAガンダムになりきっている通称ハローは何かを感じる。

f:id:catherine_yanagi:20181128204818p:plain

悲鳴だった。

その悲鳴は…

f:id:catherine_yanagi:20181128204956p:plain

脅かし役で待機していたが脅かされてパニック状態になってしまい走り回る冬月先生演じる貞子であった。

怖い、怖すぎる。

 

だが思い出してほしい。

f:id:catherine_yanagi:20181128205232p:plain

「しょーがねえーだろ?そいつらガンダム3兄弟がおまえのこと守りたいってゆーんだから」

 

ガンダム3兄弟はセイラさん⁽神崎⁾を守りたかったのだ。

まさか本当にこんなに怖い思いをする事になるとは想像もつかなかったであろうが、ここで神崎を守り抜けば、チャンスである事は間違いない。

そう、ただのキモオタ3人組から昇格する可能性だって、十分にある。

ガンダム3兄弟、ここで神崎に男を見せる…ッ!?

 

 

f:id:catherine_yanagi:20181128205546p:plain

f:id:catherine_yanagi:20181128205602p:plain

全然ダメだった。

 

 

 

☆Lesson4:「GTO」にて -アニメ編

f:id:catherine_yanagi:20181128210043p:plain

ドラマ版は反町隆史がカッコイイ事で有名だが、原作が中学生の教師であるGTOに対し、記憶が正しければ高校の教師となって登場した反町隆史GTO

原作以外だと、アニメ版のGTOが一番原作に近い作品となっているのではないだろうか。

だが、GTOといったらマガジンでもOKなのか不思議なくらい過激すぎる表現だ。

マガジンでOKかもしれないが、日曜の夜7時半で放送のGTO

当時日曜と言えば国民的アニメが18時から20時まで連続で放送されていたのだ。

ちびまる子ちゃんサザエさん→こちら亀有公園前発出所→

f:id:catherine_yanagi:20181128211320p:plain

武蔵野HENTAI倶楽部は絶対に放送できないと思う。

流石に原作に最も近いクオリティのアニメ版GTOも流石に武蔵野HENTAI倶楽部の話は変態オヤジ達の売春から誘拐の話に変わっていた。⁽これもどうなんでしょうか。⁾

f:id:catherine_yanagi:20181128211950p:plain

だが、結局の話の流れは同じな所にアニメ版の原作愛を感じる。

結局高層ビルに鬼塚乱入からの相沢雅救出というストーリーは変わらない。

f:id:catherine_yanagi:20181128212206p:plain

f:id:catherine_yanagi:20181128212220p:plain

そんな原作愛を感じるアニメ版GTOの声優にも注目だ。

 

 

f:id:catherine_yanagi:20181128212339p:plain

・勅使河原先生:古谷徹

冬月先生のストーカーとしてアニメ版にも登場、勅使河原先生。

勅使河原⁽てしがわら⁾、鬼塚からのあだ名はテッシーだ。

彼の声優はそう、ガンダムの主人公でお馴染み、アムロ・レイだ。

 

f:id:catherine_yanagi:20181128213006p:plain

・村井國男:関智一

最初は鬼塚に対し敵意剥き出しだった村井。

そんな鬼塚を敵視している内に仲良くなっていく生徒。

だが声はGガンダムの主人公、ドモン・カッシュの人だった。

 

f:id:catherine_yanagi:20181128213659p:plain

・菊池善人:緑川光

合成写真で鬼塚をイジメようとするも失敗した天才少年。

早い段階でモトヨンのイジメてる側から鬼塚の理解者に。

だが彼の声は誰がどう聞いても自爆で有名なガンダムWの主人公、ヒイロだった。

 

 

 ここまでガンダムシリーズの主人公の声優をメインキャラクター⁽勅使河原除く⁾に選んでいる所を見ると単なる偶然なのか、それともアニメ版のスタッフが藤沢先生を喜ばせにきているのか。私にはもうどちらかなどと判断できない。

f:id:catherine_yanagi:20181128203249p:plain

そして、思いっきりガンダムと連呼されまくっている沖縄の修学旅行の話はアニメ版だとどうなっているのだろうか?

ガンダム3兄弟は未登場なのだろうか?それとも藤沢先生の愛しているガンダムみたいなアニメ版オリジナルロボットへと姿を変えてしまうのであろうか。

 

アニメ版を確認してみると…

 

 

f:id:catherine_yanagi:20181128215217p:plain

「神崎とー・・・白井、時田、三島!」

ガンダム3兄弟ぃ~~~っ!!」ではなくなっていた。

なんだ…声優だけ集めてもガンダムは登場できないのか…

漫画版と同じく抗議する神崎。

f:id:catherine_yanagi:20181128215637p:plain

「しょーがねえーだろ?そいつらがどうしてもお前と一緒のチームが良いってゆーもんだからさぁ」

f:id:catherine_yanagi:20181128215707p:plain

むしろ原作に無かったシールドとか装備しパワーアップして登場してきた。

そして肝試しを開始。

f:id:catherine_yanagi:20181128220116p:plain

自ら「ガショーンガショーン」と歩く効果音を言うまでは原作と同じではあるのだが、「やっぱり幽霊って足がないのかな?」と会話は普通。

かと思いきや「足なんて飾りです、偉い人にはそれがわからんのですよぉ」とかやはりガンダム3兄弟であった。

f:id:catherine_yanagi:20181128215707p:plain

↑右から声優が古谷徹関智一緑川光ガンダムの主人公三人で構成されたガンダム参兄弟。無駄に豪華すぎるキャスティングであった。

f:id:catherine_yanagi:20181128220530p:plain

ガッカリしながら肝試しを行う神崎さん。ここも原作再現は完璧だ。

「あぁ…コイツらが何を言っているのかさっぱり…」

と、GTO作中で中国語やフランス語、英語などを自由に使いこなす神崎さんも彼らの発言が理解できていないようだ。

f:id:catherine_yanagi:20181128220747p:plain

「大丈夫ですよ。セイラさんならきっとできます!」⁽←アムロの声で⁾

とか謎の励ましシーンまで追加しているアニメ版。

f:id:catherine_yanagi:20181128220930p:plain

「誰がセイラさんよ!!」⁽←CV:三石琴乃

そう、アニメ版神崎さんの声はセイラさんというよりミサトさんなのだ。

ミサトさんアムロツッコミを入れるというスーパーロボット大戦でも中々見れないであろう場面、この時…

f:id:catherine_yanagi:20181128221224p:plain

白井木馬⁽通称ホワイトベースニュータイプ能力が覚醒する。

f:id:catherine_yanagi:20181128221346p:plain

「そこかっ!!」

f:id:catherine_yanagi:20181128221421p:plain

テレビとビデオテープがあった。

f:id:catherine_yanagi:20181128221538p:plain

「ビデオを見ろっていうのか…っ」⁽←震えるアムロの声で⁾

f:id:catherine_yanagi:20181128221659p:plain

ビデオを再生する白井木馬、映し出されるのは砂嵐…

f:id:catherine_yanagi:20181128221748p:plain

から、鏡に映る女性の映像…

f:id:catherine_yanagi:20181128221850p:plain

「こ…これは…!?」

ビビる白井木馬。

そらそうだ、原作の貞子役の冬月先生が走ってくるシナリオと違い過ぎる。

一体…何が起こるのだろうか…?

f:id:catherine_yanagi:20181128222123p:plain

井戸の映像。

f:id:catherine_yanagi:20181128221748p:plain気付く人はこの時点で「あ、リングだ。」と気付くのだろう。

と、なるとこのビデオテープを見ているこのテレビから貞子が…!?

いや、そんなバカな…。

等とビビっていると…

f:id:catherine_yanagi:20181128221659p:plain

テレビは再び砂嵐に…。

 

 

 

f:id:catherine_yanagi:20181128222527p:plain

f:id:catherine_yanagi:20181128222544p:plain

原作の100倍くらいビビリはじめるガンダム3兄弟。

彼らが見たものは…!?

f:id:catherine_yanagi:20181128222717p:plain

「さー だー 」という謎の脅かし声でガンダム3兄弟をビビらす冬月先生演じる貞子だった。

f:id:catherine_yanagi:20181128222844p:plain

ビビリすぎて吹っ飛んじゃうガンダム3兄弟。

いや、でも…貞子と言えばテレビから出てくる訳じゃん…?

 

f:id:catherine_yanagi:20181128222950p:plain

テレビの横から登場されたら絶対びっくりするよね。

 

f:id:catherine_yanagi:20181128223110p:plain

そして神崎も一緒にガンダム3兄弟と貞子から逃げる。

アニメ版も原作の漫画でも変わらぬ修学旅行をガンダム3兄弟と過ごす神崎であった。

 

 

 

 

 

 

f:id:catherine_yanagi:20181128223333p:plain

鬼塚英吉高木渉

忘れてた。

誰がどう聞いても彼の声はガンダムXの主人公、ガロードの声であった。

 

 

 

 

☆Lesson5:藤沢先生にとってガンダムは?

f:id:catherine_yanagi:20181128224112p:plain

ガンダムを抜きにした所で別に面白すぎる事に変わりの無い「湘南純愛組」と「GTO」の作者、藤沢とおる先生の作品。

とくに人気の漫画、GTO

この作品は今もまだ雑誌を変え連載中なのである。⁽あっ、ちなみに「14デイズ」や「パラダイスロスト」も面白いよー⁾

何故、教師×ヤンキーをミックスしたこの漫画がこんなに面白いのか。

読者の心を掴むのか。

それは「メッセージ性が強いから」ではないか。と私は思う。

結局の所…問題生徒が問題起こす→鬼塚が困る→鬼塚がキレる→生徒に説教→解決というのが多い気がするのだがそれでも、生徒に説教⁽という言い方もちょっと違う気がするのだが⁾が、読者も考えさせられる事が多い。

f:id:catherine_yanagi:20181128224931p:plain

基本的に解決方法は破天荒な事が多い。

だが、これは鬼塚なりの考えがあっての行動なのだ。

f:id:catherine_yanagi:20181128225015p:plainf:id:catherine_yanagi:20181128225032p:plain

そして、生徒の本当の心、想いを自分で気付かせて行動させるのが鬼塚流。

きっと読者もそんな先生いねーよと思う前こんな先生に会いたかったと思ってしまったら、既にGTOの取り虜になっている事間違いなし。

 

そしてこれはGTOの生みの親「藤沢とおる先生」の伝えたかった事、という受け取り方をしても良いのではないでしょうか。

イジメや確執、嫉妬等、人間が持つ「綺麗でない所」を漫画と言う表現で第三者に伝えている。

 

イジメ等された側がどういう気持ちになるか -

そんな事を鬼塚先生を通し、モトヨンの生徒に伝えてると見せかけて我々読者に伝えている。

藤沢とおる先生自身がもう鬼塚と言っても過言ではない。鬼塚の発言一つ一つが藤沢とおる先生の言葉・・・。

 

 

と、話を戻して…。

今回のテーマは「藤沢先生がどれくらいガンダムが好きなのか」という事です。

今回紹介してきた中で藤沢とおる先生の分身「鬼塚英吉ガンダムはそんなに接点がないのである。

f:id:catherine_yanagi:20181127235716p:plain

ガンタンクの真似は鬼塚の親友、龍二が行い…

f:id:catherine_yanagi:20181128000339p:plain

「キャタピラはどーしたぁ」は宿敵、中条の名言だ。

f:id:catherine_yanagi:20181128001917p:plain

ポックリさんの最中にリックドムを完成させたのは真冬くん。

f:id:catherine_yanagi:20181128005811p:plain

唯一、絡みがあるとすれば教員採用試験のテレビ中継中に映った鬼塚か龍二かどちらの家か解らない所でシャア専用ザクガンダムのプラモが置いてあった、という事くらいなのである。

 

 

そんな鬼塚藤沢とおる先生がガンダムについてどう思っているのかが解るシーンを私は1コマだけ発見したので、紹介したいと思う。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

f:id:catherine_yanagi:20181128231005p:plain

鬼塚は吉祥学園にて働く事になった時に出された条件。

それが「学校に住む事」であった。

が、その場所というのが寮などがある訳でなく、本当に学校。

彼は教師に採用になると同時に引っ越し先が学校の屋上に繋がる階段と扉の間のスペースで暮らす事となる。

f:id:catherine_yanagi:20181128231418p:plain

そんな感じで学校に住む事になった鬼塚。

住めば都といった感じで、そんな暮らしに慣れた頃、その屋上生活は急に終わりを告げる。

f:id:catherine_yanagi:20181128231706p:plain

「あ 新しい校長?」

f:id:catherine_yanagi:20181128231748p:plain

大門校長。

その校長から鬼塚はイジメを受けていた。

f:id:catherine_yanagi:20181128231842p:plain

自分の席がなくなる。

その事をまだイジメられていると感じていない鬼塚は大門校長に訴える。

f:id:catherine_yanagi:20181128232011p:plain

「あなたの席はそこよ?」

大門校長の指が示した場所には…

f:id:catherine_yanagi:20181128232116p:plain

幼稚園児が使う椅子と机があった。

そしてその鬼塚の私物の中には…

f:id:catherine_yanagi:20181128232222p:plain

もちろんガンダムのプラモ。

f:id:catherine_yanagi:20181128232337p:plain

大門校長の力により、担任は外され、アルバイトにまで身分を落とされる。

f:id:catherine_yanagi:20181128232512p:plain

イジメというのは暴力や言葉だけではない。

まさしく藤沢先生は私たちにGTOを通し、それを教えてくれているではないか。

だが、ここで落ち込んで終わる鬼塚英吉ではない。

f:id:catherine_yanagi:20181128232738p:plain

「男の意地にかけてもね?」

貞子役でしかこのブログでは紹介されていない冬月先生に「這い上がる」宣言をする鬼塚。そんな冬月先生は鬼塚の何が起きても諦めないそんな所が好きなのである。

そんな時、事件が起きた。

f:id:catherine_yanagi:20181128232950p:plain

「大変よ鬼塚先生!! あ あなたのあの階段の部屋…」

撤去されたって!!」

「!?」

 

f:id:catherine_yanagi:20181128233209p:plain

雨が降る中…

鬼塚が見たもの…

それは…

f:id:catherine_yanagi:20181128233245p:plain

ゴミ捨て場に誰がどう見てもゴミの山だった。

私のような素人にはゴミじゃんとしか思えないのだが、鬼塚先生にとってはきっと宝物だったのであろう。

というか、自分の物を勝手に全部捨てられたらそりゃショックですよ。

この撤去事件を機会に鬼塚対大門校長のバトルが始まる -

 

 

ここからが本題

 

 

f:id:catherine_yanagi:20181128233657p:plain

鬼塚藤沢とおる先生⁾は、ゲルググを力強く握り言う。

 

 

f:id:catherine_yanagi:20181128233838p:plain

 

結論:藤沢とおる先生にとってガンダムは?

青春の1ページだった。

 

 

という事で今回はまとめたいと思います。

最後に大和田獏で有名なポックリさんに質問があるので、そこでお別れしたいと思います。

 

 

 

 

ポックリさんポックリさん、

横浜で一番くっだらないブログを書いている人の名前をお教えください。

 

 

 

 

 

f:id:catherine_yanagi:20181128013220p:plain

第60回・みんな大好き「ハイスコアガール」の「日高さん」応援部【後編】

【▲前編】

~主な登場人物~

f:id:catherine_yanagi:20181015015233p:plain【日高さん】矢口君が好きすぎてゲーマーになった。

片想い ゲームで勝てない悔しさから頭にかぶりつきたい

f:id:catherine_yanagi:20181015015654p:plain【矢口くん】通称クズ。取柄はスト2のみ

好き 好き

f:id:catherine_yanagi:20181015020135p:plain【大野さん】ヒロイン。日高さんが越えられない壁。

 

~前回までのあらすじ~

無趣味な女の子、日高小春は矢口ハルオと出会い、変わった。

日高さんにテレビゲームの魅力を伝える矢口君、そんな真っ直ぐな矢口君に惹かれる日高さん。

だが、彼女の恋は中々上手く行かない。

だってこの漫画のヒロインは大野さんだから。

そんなフラれてしまう事が確定している準ヒロイン、日高さんの可愛さをみんなで分かち合おう、という回です。

f:id:catherine_yanagi:20181016224803p:plain

 

 

6-CREDIT:「私が矢口君に・・・」

f:id:catherine_yanagi:20181015021557p:plain

矢口君を泣かせて帰宅させた日高さん、もう少しゲームをしようと両替機に行くと…

そこには大野さんが居た。

f:id:catherine_yanagi:20181015021803p:plain

「大野さんでしょ?南中の3年の時1組に転校してきた…」

そう、接点はなかったが中学が同じな日高さんと大野さん。

別に焦る必要も何もない。

彼女らは同じ中学の同級生。

更に、日高さんはこんな事くらいで焦るハズもない大人な女の子なのだ。

矢口とかいうクズの発言、行動も全て多めに見れる落ち着いた大人な女の子なのだ。

 

 

f:id:catherine_yanagi:20181015022153p:plain

f:id:catherine_yanagi:20181015022206p:plain

f:id:catherine_yanagi:20181015022244p:plain

日高さん、頭の中大野さんでいっぱいだった。

f:id:catherine_yanagi:20181015022627p:plain

大野さん、日高さんの熱い視線が気になるのか、それともいつも通りなのか。

「・・・・・・・・」である。

f:id:catherine_yanagi:20181015022827p:plain

日高氏、それでも頭の中は大野さんとクズでいっぱいだ。

もう彼女の中の大野さんと矢口君の想像は止まらない。

恋する乙女とはこんな感じなのだろうか。

もしそうならなんて矢口君が羨ましい。

f:id:catherine_yanagi:20181015023010p:plain

大野さん、バーチャコップをプレイしようとする。

シブイ。この子の素敵な所は格闘ゲームだけじゃない所だ。

f:id:catherine_yanagi:20181015023157p:plain

日高さん、大野さんのバーチャコップに乱入。

日高さんの考えとは一体なんなのか。

f:id:catherine_yanagi:20181015023247p:plain

とりあえず上手すぎる大野さん。

「リロー」「リロー」とか一切言われないんだろうなぁ。

そんなノーミスでバンバン敵を倒す大野さんに日高さんは問う。

 

 

 

f:id:catherine_yanagi:20181015023401p:plain

「大野さん…矢口君の事 どう思ってるの?」

f:id:catherine_yanagi:20181015023534p:plain

大野さん、動揺。敵じゃない人を撃っちゃう。

f:id:catherine_yanagi:20181015023630p:plain

日高さん、攻める。

これが彼女の乱入した狙いであった。

そして…

f:id:catherine_yanagi:20181015023751p:plain

「もし大野さんが矢口君に対して関心がなく…」

「何も感じてないのであれば…」

f:id:catherine_yanagi:20181015023826p:plain

f:id:catherine_yanagi:20181015023915p:plain

f:id:catherine_yanagi:20181015023933p:plain

大野さん、日高さんにその先を言わせない。

f:id:catherine_yanagi:20181015024204p:plain

先程まで動揺を隠せないミスばかりであったが、日高さんが矢口君の恋人立候補をするのであれば話はまた別であった。

超人プレイで日高さんを黙らせる。

 

 

 

f:id:catherine_yanagi:20181015024320p:plain

バーチャコップで大野さんに宣戦布告をしたも同然の日高さん。

そしてそれを受けて立つかの様なプレイで返事をする大野さん。

こうして改めて恋のライバルとして確認できた二人であった。

 

そして日高さんは思った。

 

f:id:catherine_yanagi:20181015024625p:plain

反省。許す。

数日後…

f:id:catherine_yanagi:20181015024800p:plain

ギャン泣きで帰宅した矢口君はゲーセンで修行。

不知火幻庵で21連勝を叩き出す彼はすっかり半年のブランクを取り戻したようだ。

f:id:catherine_yanagi:20181015024953p:plain

「おう日高 お前に言われた通り「イー・アル・カンフー」からやり直して完全復活したぜ。」

矢口君、本当にイー・アル・カンフーからやり直すくらい悔しかったようだ。

f:id:catherine_yanagi:20181015025230p:plain

「お前に受けた屈辱 今ここで晴らさせてもらおうか」

イー・アル・カンフーから練習した矢口君、再戦を挑む。

f:id:catherine_yanagi:20181015025410p:plain

拒否。

そんな事より

f:id:catherine_yanagi:20181015025454p:plain

「やーだよー」の日高さん、カワユス(*'ω'*)

f:id:catherine_yanagi:20181015025545p:plain

断った理由は日高さんの名言「うしろで見てたい⁽気分⁾」だからだ。

うーん可愛い。

f:id:catherine_yanagi:20181015025721p:plain

だが、後ろで見ている日高さん。

その表情は一体何を考えているのだろうか・・・。

 

 

 

7-CREDIT:「異性として…」

 

f:id:catherine_yanagi:20181015030258p:plain

日高さんはゲームをしながら考えていた。

f:id:catherine_yanagi:20181015030359p:plain

「あの時初めてアーケードゲームを触ってから…約1年半…」

「無趣味だった私がこんなにも夢中になれるなんて思いもよらなかった…」

f:id:catherine_yanagi:20181015030512p:plain

「この世界を教えてくれた矢口君には感謝で一杯…」

f:id:catherine_yanagi:20181015030553p:plain

「それからというもの彼と対等になるため努力してきた…」

「…けど…」

f:id:catherine_yanagi:20181015030628p:plain

「どんなに上り詰めても一向に矢口君との距離が縮まらないのは…」

「やっぱり矢口君にはあの人しか見えてないから…

 

そうだよ。と教えてあげたいが、今回は日高さんを応援する回なのだ。

とにかく恋の悩みは尽きない。

f:id:catherine_yanagi:20181015030958p:plain

とか考えていたら、後ろから矢口君登場。

「よー日高」

f:id:catherine_yanagi:20181015031053p:plain

後ろで見る日高さん、鉄拳1で遊ぶ矢口君。

「もうすぐ2が出るから1を今のうちにやり込まないとな」

そんな矢口君を見て日高さんは

f:id:catherine_yanagi:20181015031223p:plain

「子供っぽいなぁ」

「ゲームに没頭しすぎてて私なんかまるで眼中にない感じ…」

f:id:catherine_yanagi:20181015031340p:plain

大野さんと会ったからか日高さん。

何だか恋心が加速しまくる日高さんだった。

f:id:catherine_yanagi:20181015031509p:plain

確かに、色々なものに興味津々な人より一途な感じが良いよね。

f:id:catherine_yanagi:20181015031545p:plain

優しさも大事ですよね。

日高さんの考える優しい矢口君…それは…

 

 

f:id:catherine_yanagi:20181015031621p:plain

日高氏、考え直せ。何か他にもあっただろ多分。

そして、想像ではなく現実の矢口君は…

f:id:catherine_yanagi:20181015031756p:plain

やっぱり「ラムネいるか?」とか言いそうな人だった。

そんなラムネの人を見ながら日高さんは…

f:id:catherine_yanagi:20181015031918p:plain

肩を並べてパズルボブルとか超可愛かった。(*'ω'*)

f:id:catherine_yanagi:20181015032119p:plain

その日、花火大会だった。

矢口君の家に、昼間一緒にゲームセンターに居た日高さんが

f:id:catherine_yanagi:20181015032248p:plain

プレステをもって登場した。

f:id:catherine_yanagi:20181015032353p:plain

昼間に矢口君が「鉄拳2が出るから鉄拳1をやり込みたい」と言ったのを覚えていた天使の日高さん、それで矢口君に貸してあげようと思ったみたいだ。

天使(*'ω'*)

f:id:catherine_yanagi:20181015032538p:plain

とにかくテンションが上がる矢口君。

サターン派の彼はプレステに触る予定が無かったのだろう。

解るよ、解るよぉ。その気持ち。

f:id:catherine_yanagi:20181015032719p:plain

「日高対戦してみようぜ!」

とルンルンな矢口君。

f:id:catherine_yanagi:20181015032810p:plain

「私は うしろで見てる方が好き」

日高さんは大野さんと会い、解った事がある。

ゲームの腕前では勝てないかもしれないが

今矢口君のそばに居るのは自分だという事。

f:id:catherine_yanagi:20181015023915p:plain

そしてまた、大野さんが異性として矢口君が好きな事。

f:id:catherine_yanagi:20181015033112p:plain

いくら大野さんが矢口君が好きでも、そばに居るのは自分。

この矢口君の「うしろ」は日高さんの特等席なのだ。

横に居ても何も思ってくれないのなら…後ろ…。

f:id:catherine_yanagi:20181015033349p:plain

矢口君、プレステを貸してくれた日高さんにお返しにサターンを貸すことに。

f:id:catherine_yanagi:20181015033854p:plain

やはり彼と日高さんの間にあるのは「ゲーム」だった。

f:id:catherine_yanagi:20181015033946p:plain

いつだったか、二人の間にあるゲームを憎たらしくも思った事もあったが

f:id:catherine_yanagi:20181015034042p:plain

今もこう関係が続くのはゲームのおかげだったのかもしれない。

f:id:catherine_yanagi:20181015034138p:plain

そのゲームを通して「日高小春」…そう自分自身を見てもらい

f:id:catherine_yanagi:20181015034237p:plain

そして自分は後ろから矢口君を見つめ…

f:id:catherine_yanagi:20181015034423p:plain

いつの日かちゃんと矢口君の横に居れる日が来る事を

f:id:catherine_yanagi:20181015034532p:plain

夢見てたのに -

 

 

 

 

f:id:catherine_yanagi:20181015034904p:plain

矢口君は日高さんを家まで送る事に。

いつになっても君は紳士だ、ハルオ。

f:id:catherine_yanagi:20181015035017p:plain

「矢口君・・・」

歩いていると、日高さんが矢口君の名前を呼ぶ。

f:id:catherine_yanagi:20181015035111p:plain

いつも本当思った事は口にできない日高さん。

f:id:catherine_yanagi:20181015034423p:plain

だが、今日は違った。

 

 

f:id:catherine_yanagi:20181015035222p:plain

日高さん、我慢できずに聞いちゃった。

f:id:catherine_yanagi:20181015035303p:plain

「…? 付き合ってないけど?」

そう、付き合ってなんてない。ただの片想い同士だ。

紳士なハルオ、嘘はつかない。本当の気持ちを言わないだけで。

f:id:catherine_yanagi:20181015035412p:plain

日高さん、攻める。

f:id:catherine_yanagi:20181015035456p:plain

「…あ…あいつのゲームの腕とか姿勢は…その…」

「すげー好きだけど…」

矢口君、避ける。

だが日高さん、ここで追い打ち。

f:id:catherine_yanagi:20181015040542p:plain

「異性として…」

矢口君は逃げ道を失う質問を日高さんにされた。

勇気を振り絞ったであろう日高さん、その目には涙である。

f:id:catherine_yanagi:20181015040837p:plain

「い…」

矢口君、日高さんの「異性として好きか」という質問に対し「い…」

 

この先の言葉は何だろうか。

この先の言葉を聞いたら、日高さんの想いは全て終わってしまうのだろうか。

矢口君が「い」の次の言葉を発する前に日高さんは言った。

 

 

 

f:id:catherine_yanagi:20181015040634p:plain

「私は矢口君の事が好き」

f:id:catherine_yanagi:20181015040702p:plain

「大好き」

 

 

矢口君、まさか告白されると思ってもなかったようだ。

f:id:catherine_yanagi:20181015041733p:plain

驚いている。

流石に女心に疎すぎて大野さんと河原で殴り合いをし一方的にボコられた矢口君ですら、これは気付かないハズもない、ストレートで素敵な告白だった。

そらそうだ。プレステ貸してもらってサターンを礼に貸しただけなのにまさか告白されるとは思ってもみなかっただろうよ。

f:id:catherine_yanagi:20181015041928p:plain

「日高・・・」

「何も言わないで・・・ッ」

f:id:catherine_yanagi:20181015042012p:plain

照れる日高さんもまたカワユス(*'ω'*)

だが、落ち着かないのは日高さんだけではない、告られたハルオだってそうだ。

「ちょっ…」っとか言ってみるが

f:id:catherine_yanagi:20181015042148p:plain

貸したサターンでボコられる。

これは流石に可哀想、ハルオ。

f:id:catherine_yanagi:20181015042659p:plain

「一方的なのはわかってる…」

「矢口君にとって大野さんが大きな存在だってのもわかってる…」

「二人の関係は…」

「他人が入り込む余地がなさそうなのもわかる…」

f:id:catherine_yanagi:20181015042829p:plain

日高さん、曲げない。

そこまでわかってても、想いは曲がらない。

f:id:catherine_yanagi:20181015043124p:plain

大野さんが現れる前の中学生の時に抱いた想いは、強かった。

f:id:catherine_yanagi:20181015043241p:plain

「前々から言われてた…矢口君との再戦…」

f:id:catherine_yanagi:20181015025410p:plain

そう矢口君は日高さんにボコられて泣きながら帰宅した後修行するも、日高さんは再戦してくれていないのだ。

f:id:catherine_yanagi:20181015043426p:plain

「その勝負で矢口君が勝ったら…私はおとなしく引き下がる…」

「…で…もし…私が勝ったなら…」

f:id:catherine_yanagi:20181015043548p:plain

f:id:catherine_yanagi:20181015043601p:plain

 

 

 

8-CREDIT:「彼らと共に突き進め」

f:id:catherine_yanagi:20181015044734p:plain

日高さんはゲームをしていた。

f:id:catherine_yanagi:20181015044821p:plain

が、日高さん操るフォボスフェリシアに負けてしまう。

f:id:catherine_yanagi:20181015044900p:plain

「このフェリシアの人…ホント強い…勝てる気がしない…」

何故、日高さんがゲームをしているか…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

f:id:catherine_yanagi:20181015044950p:plain

「いつもいくゲームセンターに掲示板があるでしょ…?」

「決心がついたらそこに伝言を残して…」

f:id:catherine_yanagi:20181015045035p:plain

「夏休みが終わる前に白黒つけたいから・・・」

「だから私…毎日掲示板見にいくよ・・・」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

掲示板を見に行く&対矢口君戦に向けてトレーニングであった。

f:id:catherine_yanagi:20181015045235p:plain

何か怪しいゴスロリが日高さんに話しかけてきた。

f:id:catherine_yanagi:20181015045339p:plain

さっきの日高さんが負けたフェリシア使いはこの怪しい女だったようだ。

f:id:catherine_yanagi:20181015045508p:plain

「ところで…アナタもっと強くなりたいと思ってる…?」

怪しい。ARMSとかベルセルクで見るような誘い方だ。

f:id:catherine_yanagi:20181015045650p:plain

「執念を感じる」との事らしい。

だが、それは間違いではない。

日高さんは、負けられない戦いを控えている。

f:id:catherine_yanagi:20181015045801p:plain

「もっと上に行きたいのであれば閉店後の夜9時店の裏口から来てちょうだい…」

店の裏口っていうのがまた…

怪しい。

 

が、少しでも強くなりたい日高さん。

そんな怪しい誘いに乗って、指定された時間に場所へ…。

f:id:catherine_yanagi:20181015050042p:plain

ゲームで遊ぶ人々。

そこには昼間ゲーセンに居た怪しい女も居た。

f:id:catherine_yanagi:20181015050149p:plain

「あらいらっしゃいよく来たわね」

「夜ゲー」の世界へようこそ」

 

 

 

夜ゲー・・・

怪しい(`・ω・´)

 

f:id:catherine_yanagi:20181015050345p:plain

この夜ゲーに参加する人々はとにかくレベルが高いゲーマーばかり、との事。

「ここで経験を積めば必ず強くなるはずよ…!!」

怪しい女はそう言う。

f:id:catherine_yanagi:20181015050516p:plain

日高さん、夜ゲーで修行を積む決心をする。

 

だが、そんな事より気になってしょうがないのが…

f:id:catherine_yanagi:20181015050613p:plain

日高さんの想像する矢口君のシャツがダサすぎる。

そのセンスはもはやジョジョの奇妙な冒険である。

f:id:catherine_yanagi:20181015142658p:plain

 

怪しい女は名乗った。

f:id:catherine_yanagi:20181015050728p:plain

二子玉川フェリシアでとおってるわ…

みんなから「ニコタマちゃん」って呼ばれてるの」

結局通り名もあだ名も何もかも怪しい女だった。。

f:id:catherine_yanagi:20181015051418p:plain

f:id:catherine_yanagi:20181015051432p:plain

とにかく夜ゲーで腕を磨く日高さんではあるが、昼間のゲーセンと比べレベルの高さを感じる。

「1戦1戦が重苦しくて恐怖すら感じる・・・」

そして二子玉川フェリシアちゃん⁽名前長ぇ₎から渡されたもの…

f:id:catherine_yanagi:20181015051707p:plain

f:id:catherine_yanagi:20181015051722p:plain

ヴァンパイアハンターの対戦ダイアグラムよ…」

「これから覚える事はたっくさんありそうね…」

とりあえず、ダイアグラム表をサラッと渡してくる辺り夜ゲーの方々はかなりガチ勢の方の集まりなのであろう。

「さっぱし意味が…」とか言っちゃう日高さん的には厳しそうな…

f:id:catherine_yanagi:20181015051912p:plain

「…うう なんて遠回りな恋路なの…」

やはり厳しそうだ。。

f:id:catherine_yanagi:20181015051958p:plain

がんばえええ(*'ω'*)

 

 

 

 

 

そのころ…矢口君も…。

f:id:catherine_yanagi:20181015052138p:plain

ゲーセンにて練習中。

「…ハルオ……」

「ハルオ!!」

声を掛けてきたのは大事な時に現れるガイル少佐だった。

f:id:catherine_yanagi:20181015052309p:plain

「成長したな…ハルオ…!!」

「本当にまっすぐな男だ…」

f:id:catherine_yanagi:20181015052400p:plain

「見ろ…彼が何故戦っているかわかるか…?」

f:id:catherine_yanagi:20181015052504p:plain

「何故だかわかるか!?」

f:id:catherine_yanagi:20181015052559p:plain

「すべては大切な人のために・・・」

f:id:catherine_yanagi:20181015052712p:plain

「誰かのために必死になるのが男ってもんよ」

急に江戸っ子みたいな口調になるアメリカの軍人、ガイル少佐。

f:id:catherine_yanagi:20181015052812p:plain

「戦いとは…無情なものだ」

「だが お前は負けるわけにはいかない…!!」

f:id:catherine_yanagi:20181015052921p:plain

「行けハルオ」

f:id:catherine_yanagi:20181015052935p:plain

「彼らと共に突き進め!!」

 

 

 

 

 

f:id:catherine_yanagi:20181015053105p:plain

8月下旬 -

 

f:id:catherine_yanagi:20181015053220p:plain

 

f:id:catherine_yanagi:20181015053237p:plain

 

 

f:id:catherine_yanagi:20181015053320p:plain

迫る、対戦の日。

 

 

 

9-CREDIT:「あの子の影を見るか」

f:id:catherine_yanagi:20181015115543p:plain

対戦ゲームのラインナップは

「真サムライスピリッツ

ザ・キング・オブ・ファイターズ95」

ヴァンパイアハンター

の、三種目という事に。いいなぁ楽しそうで。

f:id:catherine_yanagi:20181015115726p:plain

日高さんは、緊張していた。

そして、今までの矢口君との思い出が蘇る。

f:id:catherine_yanagi:20181015115924p:plain

f:id:catherine_yanagi:20181015115948p:plain

f:id:catherine_yanagi:20181015120018p:plain

f:id:catherine_yanagi:20181015120117p:plain

f:id:catherine_yanagi:20181015120216p:plain

 

 

f:id:catherine_yanagi:20181015120234p:plain

f:id:catherine_yanagi:20181015120249p:plain

その想い出を100円玉に込める日高さん…

ゲーマーである前にやはり女の子なんだな、と感じさせる。

えーハルオぉ、やっぱ日高さんルートにしようよーめっちゃ可愛いじゃんかよーという私の思いは届かず…。

f:id:catherine_yanagi:20181015120612p:plain

いざ、尋常に

一本目

勝負

 

f:id:catherine_yanagi:20181015122136p:plain

日高さんが操るは右側の橘右京

f:id:catherine_yanagi:20181015122051p:plain

f:id:catherine_yanagi:20181015122248p:plain

何かしれっと観戦し、何かサムスピの魅力を語る二子玉川フェリシアちゃん。⁽長ぇ₎と怪しさ全開の夜ゲーの方々

ただ、それは間違っていない、むしろ心理とまで言える素敵な解説だった。

f:id:catherine_yanagi:20181015122426p:plain

語り掛けるガイル少佐。

「ハルオッ」

「彼女をここまでにしたのはお前自身なのだ」

f:id:catherine_yanagi:20181015122515p:plain

「お前との戦いがあの子との新たなる力となったのだ!!」

大事な時に、いつも話しかけてくれるガイル少佐。

この日もハルオに声を掛ける。

だが…

f:id:catherine_yanagi:20181015122634p:plain

ダルシムに黙れとか言われちゃうガイル少佐。

f:id:catherine_yanagi:20181015122827p:plain

f:id:catherine_yanagi:20181015122922p:plain

橘右京…」

f:id:catherine_yanagi:20181015122956p:plain

「領主の娘 小田桐圭に叶わぬ恋と知りながら思いを寄せる…」

f:id:catherine_yanagi:20181015123036p:plain

f:id:catherine_yanagi:20181015123253p:plain

橘右京の設定を知る日高さん。

f:id:catherine_yanagi:20181015123323p:plain

本当に一途な人間よね…

まるで誰かさんみたい…。

 

そんな右京の設定を知り、共感し、使用するようになり…

f:id:catherine_yanagi:20181015123527p:plain

サムライスピリッツ対決にて矢口君に勝利。

そしてそれより思った事…

 

 

何か知ってるなと思ったら前に紹介したなそんな事。

「小田切圭」って一発で変換できた時点で何かおかしなとは感じてた。

f:id:catherine_yanagi:20181015124008p:plain

「まずは1勝…」

f:id:catherine_yanagi:20181015124026p:plain

「…次の勝負に勝てば…」

安心か、まだ緊張か。震える日高さん、まず1勝。

次の勝負はKOF95での勝負。

f:id:catherine_yanagi:20181015124303p:plain

「ハルオ 次はもう負けられない勝負だ…!」

焦るガイル少佐、顔が初代からスーパーに変化するくらい焦っている。

f:id:catherine_yanagi:20181015124409p:plain

「己の信念 忘れたわけではあるまいな」

f:id:catherine_yanagi:20181015124420p:plain

久々登場、安駄婆。

その安駄婆の問に関して矢口君…。

f:id:catherine_yanagi:20181015124605p:plain

良い顔してるぜ。

 

KOF95での対戦、矢口君が使うは龍虎チーム。

そして日高さんが使うは…

f:id:catherine_yanagi:20181015124730p:plain

き、汚ねえッ!

隠しコマンドでルガールと柴船をチームに入れる日高さん。

ただ、「隠しキャラ禁止」となんて一言も言っていないのだこの勝負。

f:id:catherine_yanagi:20181015125033p:plain

まあ、汚さで言ったら小学生の時の矢口君も中々でしたけどね。

そのツケ、まさか高校生になって返って来るとはこれまた皮肉な。

f:id:catherine_yanagi:20181015125138p:plain

これにはガイル少佐も半分諦め気味だ。

いざ、勝負。

f:id:catherine_yanagi:20181015125258p:plain

鬼のような強さのラスボス、ルガールの猛攻。

矢口君操る龍虎チームのタクマ、ロバートが簡単に散ってしまう。

残すはリョウ・サカザキ一人しか…っ

f:id:catherine_yanagi:20181015125444p:plain

あれ、良い顔してる。

f:id:catherine_yanagi:20181015125601p:plain

f:id:catherine_yanagi:20181015125613p:plain

矢口君のリョウ・サカザキルガールを撃破。

そして、中ボスの柴船もあっさり倒す。

f:id:catherine_yanagi:20181015125746p:plain

焦る日高さん、その理由は…

f:id:catherine_yanagi:20181015125837p:plain

使い慣れてなくとも強いキャラで闘うという戦略ミスだった。

だがそう思った時には時既に遅し…

f:id:catherine_yanagi:20181015130026p:plain

f:id:catherine_yanagi:20181015130038p:plain

矢口君、残されたリョウ・サカザキ一人で日高さんの隠しキャラチームを撃破。

どうでもいいけど、何で95で突如現れた空中鳳凰脚は採用されて空中龍虎乱舞は不採用だったんすかねぇ。

空中超必殺忍蜂はKOF13と14で採用されましたよね。ああぁ~、また空中大蛇薙復活してくんないかなぁ~、あれカッコいいですよねぇ~

f:id:catherine_yanagi:20181015130330p:plain

という私の空中で出せる超必殺技の話なんてどうでも良い読んでいる全員が思っているころ、二子玉川フェリシアちゃん₍長ぇよ₎が言う。

「これで1勝1敗…」

f:id:catherine_yanagi:20181015130524p:plain

最終決戦…!!

f:id:catherine_yanagi:20181015130706p:plain

日高さんも緊張はMAXのようだ。

f:id:catherine_yanagi:20181015130755p:plain

こいつはコイツで何考えてるか分かんねぇ。

f:id:catherine_yanagi:20181015130855p:plain

矢口君はビシャモン

日高さんはフォボスで勝負。

もう隠しキャラだとかそんな小細工はない。

 

そして勝負は始まる -

f:id:catherine_yanagi:20181015131012p:plain

ちゃんと受け止めて 矢口君

f:id:catherine_yanagi:20181015131050p:plain

私の気持ち……!

やっぱ日高さんルートに変えても良いんじゃ・・・と思うこの日高さんの可愛さ。

格闘ゲームやってて「受け止めて私の気持ち!」って。

控えめに言って最高ですとしか表現ができない。

さて、そんな乙女心MAXな感じで勝負に挑む日高さん。

矢口君の方はどうだろうか。

 

 

 

f:id:catherine_yanagi:20181015131359p:plain

なんか範馬刃牙っぽくなってた。

アーケードのレバーやボタンを「ちゃっ!」とか言って操作しそうだ。

f:id:catherine_yanagi:20181015131849p:plain

f:id:catherine_yanagi:20181015132019p:plain

「ちゃ」でなく「ぬん」としか言わないビシャモンではあるが、矢口君と日高さんの激闘は既に始まっているのだ。

f:id:catherine_yanagi:20181015132156p:plain

フォボスで上手い事応戦するも…

f:id:catherine_yanagi:20181015132235p:plain

まずは矢口君のビシャモンが先制。

f:id:catherine_yanagi:20181015132410p:plain

だが、日高さんも負けない。

f:id:catherine_yanagi:20181015132517p:plain

「絶対に勝つ…!!!」

日高さんには勝ちたい理由がある。

f:id:catherine_yanagi:20181015132755p:plainf:id:catherine_yanagi:20181015132808p:plainf:id:catherine_yanagi:20181015132826p:plain

f:id:catherine_yanagi:20181015132853p:plain

あぁ。日高さんカワユス(*'ω'*)

俺がハルオならさっさと付き合ってこの漫画終わらせちゃうよ、本当。

そして、ヴァンパイアハンター対決、最終ラウンドへ。

f:id:catherine_yanagi:20181015133310p:plain

「・・・ハルオ」

その最終ラウンド中、誰かが話しかけてきた。

f:id:catherine_yanagi:20181015133409p:plain

「この…師弟対決…負けるわけにはいかない…」

やっぱりこの人。頼れる少佐、ガイルだった。

f:id:catherine_yanagi:20181015133524p:plainf:id:catherine_yanagi:20181015133539p:plain

「確かに彼女も今まで積みに積み重ねてきた」

「が」

「ハルオもハルオで 必死に努力した事を俺は知っている。」

ガイル少佐、ハルオの努力を見てきたという。

f:id:catherine_yanagi:20181015133823p:plainf:id:catherine_yanagi:20181015133835p:plain

f:id:catherine_yanagi:20181015133853p:plain

え・・・偉い。(; ・`д・´)

今までクズとか言ってすみませんでしたホント…。

他にはどんな努力をしてきたのでしょうか。

f:id:catherine_yanagi:20181015134134p:plain

「残った給料を節約するためあえて遠方の安いゲーセンに出向いていた事」

家に金入れてる話の後にされると何か…こう…薄れますね…。

f:id:catherine_yanagi:20181015134248p:plain

「50円2プレイのゲーセンに足しげくかよっていた事!!」

何か、こう…

f:id:catherine_yanagi:20181015134404p:plain

「さらには落ち武者について調べていた事…!!」

他にないんすか、少佐。

f:id:catherine_yanagi:20181015134516p:plain

f:id:catherine_yanagi:20181015134527p:plain

わ・・・解りました。

 

 

f:id:catherine_yanagi:20181015134724p:plain

f:id:catherine_yanagi:20181015134833p:plain

しゃがみ小キックが入れば…

一撃でも入れば日高さんは矢口君に勝利できる。

ガイル少佐がハルオの努力を語っている最中、勝負はそこまで進んでいた。

矢口君に勝って恋人同士な事をたくさんしたい日高さん。

もうすぐ終わりを迎えそうな勝負、そしてその目には涙があった。

f:id:catherine_yanagi:20181015135411p:plain

また、ガイル少佐の声が聞こえた。

「相手の小足の刹那に」

f:id:catherine_yanagi:20181015135531p:plain

「あの子の影を見るか」

 

f:id:catherine_yanagi:20181015140204p:plain

f:id:catherine_yanagi:20181015140216p:plain

f:id:catherine_yanagi:20181015140502p:plain

f:id:catherine_yanagi:20181015140518p:plain

 

f:id:catherine_yanagi:20181015135743p:plain

恋をしているのは、日高さんだけではなかった。

矢口君は、大野さんが好きなのだ。

それは、ハルオがやっと気が付けた、間違いない気持ちである。

f:id:catherine_yanagi:20181015140641p:plain

日高さんがこの勝負…

f:id:catherine_yanagi:20181015140708p:plain

負けてしまったのは自分が矢口君を想う気持ちが

f:id:catherine_yanagi:20181015140743p:plain

ハルオの、大野さんに対する気持ちの大きさに

f:id:catherine_yanagi:20181015140833p:plain

負けたという事なのかもしれない。

 

 

10-CREDIT:「イヤな性格になるんです」

f:id:catherine_yanagi:20181015142843p:plain

「…ど~だ日高…ッ 見たか俺の実力…!!」

付き合うとか付き合わないとかの真剣勝負。

勝者は矢口君だった。

f:id:catherine_yanagi:20181015143043p:plain

「今でも手の震えが収まらねぇ」

矢口君は日高さんをゲーマーとして認める。

f:id:catherine_yanagi:20181015120018p:plain

イー・アル・カンフーから始めろ!とゲームの腕前では完全に見下していた矢口君を「手の震えが収まらねぇ」とまで言わせた。

矢口君としても嬉しいのだろう、大野さん以外に自分と対等、いやそれ以上に戦える人に出会えて。

この興奮、懐かしい。

中学生くらいの自分も相手は女の子ではなかったが、ゲームセンターで乱入し、いつも勝てなかった知らない相手を倒した時、似たような興奮をしたのを覚えている。

f:id:catherine_yanagi:20181015143439p:plain

日高さんが自分の恋路を賭け、必死に今まで闘っていたいた事を忘れてただただ楽しんでいたクズ、鉄拳制裁を喰らう。

f:id:catherine_yanagi:20181015143608p:plain

この漫画、何故女性はみんな暴力的なんだろうか。

やはり格闘ゲームというか…犯罪者が銃殺系のテレビゲームばっかりやっているとか報道されてしまうのと何か関係があるのだろうか。

f:id:catherine_yanagi:20181015143912p:plain

あの日高さんがカチキレてらっしゃる。(;'∀')

あの大人しい日高さんが…

ハルオ…相当愛されてるのか…「見たか俺の実力…ッ」で相当怒らせてしまったのか…

私の見解では多分両方だ。

f:id:catherine_yanagi:20181015144237p:plain

何か発言が子供っぽくなってきている日高さん。

これは多分、矢口君をうしろで見ていたせいだと私は思う。

f:id:catherine_yanagi:20181015144431p:plain

二子玉川フェリシアちゃん₍長いなぁちょっと引いている。

f:id:catherine_yanagi:20181015144613p:plain

夜ゲーの方々からも日高さんの想いに応えない矢口君は嫌われる。

「この矢口って野郎をひんむいて刺身にしたれ」

やはりゲームばっかりやってる人はやっぱり報道されてしまう日が来るのだろうかという心配すらしてしまう。

矢口君、刺身にされる前にゲーセンを去る。

f:id:catherine_yanagi:20181015145010p:plain

怪しさでいっぱいだった二子玉川フェリシアちゃん₍今更ニコタマちゃんも遅いよなぁ₎は、日高さんを慰める。

「大丈夫?小春ちゃん…」

やっと怪しくない所が見れて良かったです。

「だめ…悔しくて仕方ない…」

日高さん、クズに対するムカつきも相当だったろうが、やはり悔しさもたくさんだったみたいだ。

だが、ニコタマちゃん₍今後これで呼びたいと思います₎は勝負中、見抜いていた。

f:id:catherine_yanagi:20181016210834p:plain

「小春ちゃんに欠けていて…矢口君にあるもの…」

f:id:catherine_yanagi:20181016210916p:plain

「小春ちゃんの勝利への執念に対して…

矢口君はゲームを楽しみながら勝負している…」

もしかしたら矢口君の本当の勝因は、こっちかも知れない…。

 

f:id:catherine_yanagi:20181016211204p:plain

負けてしまった日高さん…。

帰宅中、矢口君について考える…。

f:id:catherine_yanagi:20181016211230p:plain

「全然かっこよくもないし…鈍感だし…」

「何考えてんのかわからないけど…」

なんとか、矢口君のダメな所を見つけて少しでも気を落ち着かせようとしているのか…。

だが…

 

 

f:id:catherine_yanagi:20181016211247p:plain

彼女はまだ、矢口君を諦めきれずにいた。

 

 

 

勝負から数カ月…

f:id:catherine_yanagi:20181016212957p:plain

後日、ゲーセンにて遊んでいた矢口君と

f:id:catherine_yanagi:20181016213037p:plain

偶然バッタリ出会う矢口君と日高さん。

f:id:catherine_yanagi:20181016213257p:plain

「なんか久しぶりだなぁオイ」

別に変らない。あの日の勝負を境に気まずくなったりしないのが矢口君の良い所だ。

f:id:catherine_yanagi:20181016213400p:plain

日高さんは今も気にしているようで、逆に何も気にしていない矢口君に不満といった表情だった。

f:id:catherine_yanagi:20181016213514p:plain

「…あの時以来だね…どうしてた?あれから…」

と、普通を装う日高さん、本当はまた顔に張り手でもしてやりたい気持ちでいっぱいであろう気持ちをクッと堪える大人の魅力だ。

「いつも通りゲーム三昧だよ」と、本当にそれ以外取柄も趣味もないんだなぁと思わせる矢口君。うん、彼は第一巻の1話目からそんな奴だったわそーいえば。

f:id:catherine_yanagi:20181016213803p:plain

「大野さんと会ってないの?」「うん」

「家に行ったりしないの?」「いや家知らないし…」

「電話とかしないの?」「番号知らないし…かけたとしてやりとり出来るのか…」

日高さん、攻める。

とにかく矢口君と大野さんの関係が気になってしょうがないみたいだ。まだ。

f:id:catherine_yanagi:20181015034423p:plain

日高さんにはそうは思えなかった。

f:id:catherine_yanagi:20181011232705p:plain

どうしても矢口君と大野さんは深い関係に思えてしょうがなかった。

でも、矢口君は嘘をついているようには見えない。

f:id:catherine_yanagi:20181016214317p:plain

納得できない日高さん。カワユス(*'ω'*)

「私が貸したプレステ使ってる?」と最後の質問。

f:id:catherine_yanagi:20181016214441p:plain

ときめきメモリアルやってる」

矢口君、まさかのときメモ。私と同じく藤崎詩織派だ。

「え…矢口君が!?」と驚く日高さん。そら驚くよね。

「…そう…女心を勉強するって事で…」

確かに彼は少し勉強した方が良い。

全く女心が理解できなかったからこそ

f:id:catherine_yanagi:20181015143439p:plainこうなった訳ですし。

日高さんは気付いてしまう…。

f:id:catherine_yanagi:20181016214752p:plain

「女心を勉強するって事は大野さんのためにやってるって事でしょ?」

…私のプレステで!!

f:id:catherine_yanagi:20181016214904p:plain

日高さん、やっぱり何か子供っぽくなってる気がする(; ・`д・´)

「今すぐ私のプレステ返して」と怒り気味の日高さん。

そもそも振った女相手に女心の勉強をしてるとか言う辺り、やはり矢口君には女心の勉強が必要ですよねと改めて感じます私。

f:id:catherine_yanagi:20181016215133p:plain

ハルオ、ヘコむ。

そしてちょっと反省しちゃう日高さん、カワユス(*'ω'*)

が、なんとかプレステを返却期間を延長してもらった矢口君。

日高さんに言われる。

f:id:catherine_yanagi:20181016215310p:plain

「そのかわり 私にも爆弾があるって事…覚えておいてよね」

大野さんのためにときメモで女心を学ぼうとする矢口君…

日高さんに爆弾マーああぁ日高さん、可愛すぎる。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ときメモも良いがやっぱり格闘ゲームが好きな矢口君は…

f:id:catherine_yanagi:20181016221305p:plain

ゲーセンにてパイロンにハメられていた。

その対戦相手は…

f:id:catherine_yanagi:20181016221357p:plain

f:id:catherine_yanagi:20181016221450p:plain

「我らの心の華…日高氏の心を打ち砕いた罪」

「その裁きを画面上で受けるがいい」

多分、夜ゲーの方々だった。

あの対戦の日から一方的に嫌われる矢口君、だが…

f:id:catherine_yanagi:20181016221757p:plain

「ちょっとちょっとアンタたち!!」

「よってたかって何やってんのよ!!」

ニコタマちゃん登場。ゴスロリでない彼女は至って普通である。怪しくない。

ついでにニコタマちゃんの後ろには心の華、日高氏も居る。

だが、そんな事より…

 

 

f:id:catherine_yanagi:20181016221931p:plain

で、でけぇ…(;゚д゚)ゴクリ…

に…ニコタマちゃんじゃなくて…二個玉じゃんじゃないか…₍意味不明₎

f:id:catherine_yanagi:20181016222142p:plain

「同じプレイヤー同士仲良くしないとでしょ」

お母さんだ、お母さんとしか思えない発言。

ニコタマちゃんから…ニコタマに。₍意味不明₎

ニコタマちゃんのおかげで絡まれる矢口君はなんとか無事に。

「ま、いいや バーチャ2対戦しようぜ」と日高さんを誘う矢口君だが…

f:id:catherine_yanagi:20181016222617p:plain

あっさりフラれる。

何だか矢口君に冷たい日高さんに夜ゲーの方々はウキウキ。

f:id:catherine_yanagi:20181016222659p:plain

「日高氏は目障りだって言ってんだよ なんで気付いてやらねーんだオメーは!!」

「ねぇ!日高氏 そうでしょお?」

と、矢口君の事を諦めずにいる日高さんに「そおでしょお?」と同意を求める夜ゲーの人。

あのな、日高さんはそれでも矢口君が好きな訳なんだよ。

鬼太郎みてーな髪型と目ぇしやがって、少し黙ってろってんだよ!!

f:id:catherine_yanagi:20181016223113p:plain

日高さん…ッ!?

f:id:catherine_yanagi:20181016223229p:plain

f:id:catherine_yanagi:20181016223243p:plain

矢口君、ゲームセンターを後にする。

彼にとってゲームセンターは聖域、居心地が良い場所のハズなのだ。

なのにゲームをやらずしてこの居心地の悪さ。

こんな居心地の悪いゲーセンは初めての事だったのかもしれない。

f:id:catherine_yanagi:20181016223514p:plain

「ちょっと…小春ちゃん ダメじゃないのよ」

怪しくないニコタマちゃんはとにかく普通のお姉さん。

だが、そんな事より…

f:id:catherine_yanagi:20181016223633p:plain

で…でけぇ…(;゚д゚)ゴクリ…

f:id:catherine_yanagi:20181016223755p:plain

「あんなイジワル言うの…小春ちゃんらしくないわ…」

ニコタマ姉さん、何だかいつもと違う日高さんに話を聞く。

f:id:catherine_yanagi:20181016223943p:plain

「最近矢口くんの前だと イヤな性格になるんです」

改めて・・・恋ですね。

好きな人に意地悪したくなっちゃうのは小学生から高校生、そして男女共通という事なのでしょうか。告った後にそうなるのかはよく解りませんが。

f:id:catherine_yanagi:20181016224125p:plain

あのー…日高さん…(`・ω・´)

 

11-CREDIT:「私の恋人にツバつけないで

f:id:catherine_yanagi:20181016233717p:plain

「渋谷勢との対決…!? 全然聞いてないんだけど…」

実は舞台は川崎の「溝の口だというハイスコアガール

ついでに読み方は「ミゾノクチ」だ。「ミゾグチ」ではない。

f:id:catherine_yanagi:20181016234141p:plain

矢口君や大野さんがプレイしている場所も当然溝の口

が、実はニコタマちゃん率いる夜ゲーの方々は「溝の口勢」とか呼ばれている。

という訳で渋谷のゲーマー達「渋谷勢」と「溝の口勢」は勝負する事になっていたのだが、日高さんは「聞いてない」とあまり乗り気ではない。

f:id:catherine_yanagi:20181016234436p:plain

「そうやって交流の場が広がるのもすばらしいことよ」

池袋ウエストゲートパークの縄張り争い的な感じなのに「交流みたい」となんとか日高さんを説得するニコタマちゃん。

f:id:catherine_yanagi:20181016234706p:plain

日高さん的には渋谷勢と闘っている場合ではなかった。

「う~この前のこともあやまりたいのに…」と矢口君に冷たくしてしまった事をとても気にしている。

f:id:catherine_yanagi:20181016223229p:plain

そして、その日を境に矢口君はいつも遊んでいる溝の口のゲーセンに顔を出さなくなってしまったのであった。

何故、矢口君が溝の口のゲーセンに現れなくなったのか…。

f:id:catherine_yanagi:20181016235009p:plain

日高さんに冷たくされてから、彼は渋谷のゲーセンに通う事にしたようだ。

そして、その渋谷勢の中に矢口君が居るらしいという情報を得た溝の口勢。

f:id:catherine_yanagi:20181016235239p:plain

矢口君が渋谷に居るらしいという情報はどんどん流れる。

「ナウな服で色気づいちゃってもう…」と大野家の執事、じいやにも話す矢口ママ。

じいやの車の後部座席に座る大野さんにも矢口君は渋谷に居るらしい、という情報が届く。

f:id:catherine_yanagi:20181016235440p:plain

 

 

そして・・・

f:id:catherine_yanagi:20181016235604p:plain

渋谷勢vs溝の口勢の対決が始まる。

溝の口勢が勝利した際に渋谷会館が奪われてしまうらしい勝手に大規模な戦いだった。

ちなみに勝負するゲームはSEGAの「ファイティングバイパース」だ。

f:id:catherine_yanagi:20181016235752p:plain

久々に会うも、敵同士として再会する矢口君と日高さん。

矢口君は帽子までかぶってナウな服で色気づいちゃってもう、である。

そして渋谷勢が勝ったら…なんと溝の口を貰えるらしいが、いらないとの事だ。

f:id:catherine_yanagi:20181017000039p:plain

「何そのまっくろけな格好…似合わないよ」

f:id:catherine_yanagi:20181017000133p:plain

「だっていつもの格好まわりのやつらがダセーって…」

「矢口君は自然な服装が似合うと思うけどね」

と、まだちゃんと仲直りはできていない感じでおしゃべりする二人。

それを一人、面白くなさそうに見ている人が居る。

f:id:catherine_yanagi:20181017000337p:plain

矢口君の横に居る、この人だ。

f:id:catherine_yanagi:20181017000419p:plain

「矢口くん~♬チョー応援してる~☆」

彼女の名前は「マユマユさん」というらしい。

矢口君が渋谷勢となった時、なんだか仲良くしてくれるお姉さんだ。

溝の口のやつらなんてぶっとばしちゃって~♡」と、喋る度にこんだけ☆やら♡やらつけまくる人はマユマユさんヒソカくらいしか漫画業界に存在しないのではないだろうか。

f:id:catherine_yanagi:20181017001333p:plain

 

 

f:id:catherine_yanagi:20181017001420p:plain

ヒダカ、マユマユさんに怒り狂う

自分は矢口君の手すら握った事もなく後ろから見てるくらいしかした事ないのにも関わらず、こんなポッと出の女に余裕で先を越されたからか、訳解らない顔になってしまっている。

とにかく怒る日高さんの取った行動…それは…

f:id:catherine_yanagi:20181017002055p:plain

「先鋒…私にやらせてもらえますか」

溝の口勢vs渋谷勢は、幕を開ける。

f:id:catherine_yanagi:20181017002539p:plain

怒り狂う日高さん、とにかく強い。

10人対10人の総当たり戦らしいのだが、先鋒の日高さんで4人抜き。

f:id:catherine_yanagi:20181017002715p:plain

「怒りで強くなってる…」

ニコタマちゃんがそんな事を感じているうちに2人追加で6人抜き。

だが、日高さんの快進撃に渋谷勢も黙ってられない。

f:id:catherine_yanagi:20181017002926p:plain

「来る日も来る日も母ちゃんの財布から金を盗んだ…

のべ1万6千円分の実力を見せてやる」

と、渋谷勢、矢口君より遥かにクズ男が日高さんに挑む。

f:id:catherine_yanagi:20181017003128p:plain

が、登場から1コマで死亡。

日高さん、8人抜き。そして割愛させて頂くが9人目も即餌食となる。

f:id:catherine_yanagi:20181017003413p:plain

 そして10人目は矢口君だった。

ニコタマちゃんも「またこの光景」と日高さんに驚いている。

f:id:catherine_yanagi:20181017003536p:plain

「矢口くん~がんばって~♡全部勝ったらイイことしちゃう~♡」

と、マユマユさんは先鋒で大将戦まで行かれている事の意味が全く解っていないといった感じで矢口君にラブビームである。

「は…はい?」とか言えてしまうあたり、ときメモの効果はあまりなかったようだ。

いつだったか自分の交際を賭けた勝負は負けてしまったが、今回は溝の口勢と渋谷勢として闘う矢口君と日高さん。

日高さんは今、一体どんな気持ちなんだろうか。

 

 

f:id:catherine_yanagi:20181017003859p:plain

殺意の波動に目覚めそうな気持ちでいっぱいだった。

f:id:catherine_yanagi:20181017004000p:plain

日高さんのハニー、矢口君のバンをボッコボコに。

「日高と比べて明らかにやり込みがたりてねぇ…」と諦め気味な矢口君。

殺意の波動に目覚めて猛ラッシュをかける日高さんハニー。

そんな日高さんはポッと出の宿敵、マユマユが話しているのが聞こえた。

f:id:catherine_yanagi:20181017004347p:plain

「マユマユ アンタもしかして矢口くんのこと狙ってる?」

「まぁねぇ ウブでかわいいじゃん」

f:id:catherine_yanagi:20181017004509p:plain

「あんなチョロそうな男…」

f:id:catherine_yanagi:20181017004539p:plain

「脱いで押し倒しちゃえばイチコロよ」

f:id:catherine_yanagi:20181017004637p:plain

それを聞いた日高さん。

目つきが変わる。

f:id:catherine_yanagi:20181017004714p:plain

矢口君をハニーでさっさと倒し、マユマユの所へ向かう。

f:id:catherine_yanagi:20181017004904p:plain

「ねぇ」

f:id:catherine_yanagi:20181017005152p:plain

「私の恋人にツバつけないで」

 

 

 

12-CREDIT:「むかつく男…!!!

 

雨が降って来た。まだ渋谷勢と溝の口勢は争っている。

f:id:catherine_yanagi:20181017005604p:plain

f:id:catherine_yanagi:20181017005706p:plain

「ゲームを使って争うなんてバカげてるわ」

だが矢口君と日高さんは、溝の口勢と渋谷勢の争いから二人で抜け出していた。

f:id:catherine_yanagi:20181017005827p:plain

「…さっきは…ごめんね…」「「私の恋人」とか言っちゃって…」

日高さんも何故あんな事を言ってしまったのかは解らない。

ただ、矢口君を押し倒せばイチコロみたいな発言に腹が立った、という事は事実のようだ。

f:id:catherine_yanagi:20181017010049p:plain

「ああ言って離してくれたんだろ?別にあやまることないよ」

恋人宣言をされても何も気にしない矢口君。

だが、日高さんは「私の恋人」宣言したからだろうか。自信でもついたのだろうか。何かが違う。

「別にあやまることないよ」の次の会話がこれ。

f:id:catherine_yanagi:20181017010301p:plain

なんで?と流石に「日高さん応援部部長」の私ですらそう聞きたくなる。

f:id:catherine_yanagi:20181017010518p:plain

「してよ」

可愛すぎる日高さん。これに矢口君の返事は…?

f:id:catherine_yanagi:20181017010620p:plain

ハルオ…ッ!?

き、君には大野さんがいるじゃないか!どうしたんさ!

て、思ったけど、別に付き合う訳でもないし、まあ平気か。

f:id:catherine_yanagi:20181017010803p:plain

あんだけ攻めたくせにOKされると緊張する日高さんカワユス(*'ω'*)

f:id:catherine_yanagi:20181017010902p:plain

日高さん、念願の矢口君とのデートがまさかこの日、叶う。

f:id:catherine_yanagi:20181015132853p:plain

嬉しそう、とっても嬉しそうな日高さんだ。

 

 

ROUND1:エアホッケー

f:id:catherine_yanagi:20181017011052p:plain

12対0で矢口君の負けみたいだ。

日高さん、快勝している事より、矢口くんと一緒に居るからか、とても楽しそうだ。

「お前はそんなに負ける俺の顔が見たいのか」

その問いに対し日高さん

f:id:catherine_yanagi:20181017011245p:plain

小悪魔カワユス(*'ω'*)

 

ROUND2:IDEA₍イデア

f:id:catherine_yanagi:20181017011355p:plain

私も知らないのだが、矢口君曰く「二人乗り体感型レースゲーム」なんだそうだ。

f:id:catherine_yanagi:20181017011510p:plain

乗り込む二人、そしてなんと表現するのが正しいのか。。

何かのスイッチがオンになる日高さん。

「せまい所がダメなやつはキツいな…」というのが矢口君の感想。

「でもカップルには需要あるね」というのが日高さんの感想。

「なんでよ?」と問う矢口君。

f:id:catherine_yanagi:20181017011739p:plain

日高さん、攻める。

f:id:catherine_yanagi:20181017011815p:plain

が、矢口君に全然効かない。

だが、日高さん…

f:id:catherine_yanagi:20181017011940p:plain

攻める…ッ

f:id:catherine_yanagi:20181017012026p:plain

が、効かない。

矢口君、このガードの硬さがときメモで得たものなのだろうか。

日高さん、今日はとにかく攻める。

だが、上手くいかない…がんばえええぇ(*'ω'*)

 

 

 

その頃、渋谷勢…

溝の口勢との戦いが終わり、ゲーセンにグダグダしていた。

f:id:catherine_yanagi:20181017012308p:plain

そんなゲーセンにて、マユマユさん、愚痴る。

f:id:catherine_yanagi:20181017012427p:plain

「マジか…ハルオがあんなかわいい子と…」

「超ムカつく」

「二人でコッソリフケちゃってさ~~~」

f:id:catherine_yanagi:20181017012606p:plain

「きっと二人は渋谷のどっかでイチャこいてんだろな~~」

・・・ゲームをしていた人間の会話ではない。

何か知ってると思ったら合コンが終わった後の反省会の会話だ、これ。

そんなマユマユさんの愚痴…

f:id:catherine_yanagi:20181017012738p:plain

この女の子の耳にも入っていた。

 

 

 

 

 

f:id:catherine_yanagi:20181017012902p:plain

「落雷?二子玉で?」

遊ぶだけあそんだ矢口君と日高さん、帰ろうとするも電車が運休していたようだ。

f:id:catherine_yanagi:20181017013158p:plain

「復旧の見込みもわからねぇと…」

ちょっと焦る矢口君。

そう、彼は紳士なんだ、とにかく優しい男。

女の子を連れまわして夜中になる訳にはいかないのだ、彼の美学的に。

f:id:catherine_yanagi:20181017013341p:plain

日高さん、攻めすぎ。

矢口君に事など、何も気にしない日高さん、過激に。

f:id:catherine_yanagi:20181017013437p:plain

攻めてる…というか…

キメる気だ…この子…(;`・ω・´)

 

 

 

 

 

f:id:catherine_yanagi:20181017013718p:plain

まあ、高校生だしね。

とりあえずファミレスに入った二人であった。

f:id:catherine_yanagi:20181017013912p:plain

沈黙、そして見つめる日高さん。

f:id:catherine_yanagi:20181017013936p:plain

笑っちゃった。

f:id:catherine_yanagi:20181017013955p:plain

「こんなカッコ良くもなんともない男がどうしてこんなにモテるんだろ」

と、ぶふふふふあまり可愛くない笑い方をした後にディスる日高さん。

f:id:catherine_yanagi:20181017014128p:plain

「矢口くんはかわいいよ」

いや、あんたが一番可愛いよ(*'ω'*)

f:id:catherine_yanagi:20181017014300p:plain

「なんでこんな一緒にいて楽しいんだろ」

なんだか妖しい雰囲気を出し始める日高さん。

f:id:catherine_yanagi:20181017014422p:plain

「楽しいのは共に触れてるゲームじゃないのか?」

「ゲームだけじゃないよ…矢口君だからだよ」

日高さん、べらぼうに攻める。

f:id:catherine_yanagi:20181017014501p:plain

「あ「バーチャロン」やったか?「バーチャロン」」

「矢口くんが誘ってくれたらやるよ」

日高さん、そらもう攻める。

f:id:catherine_yanagi:20181017014545p:plain

「日高 最近なんのゲームやってんだ?」

「ソウルエッチ

日高さんエロス('ω')ノ

 

 

とにかく日高さんと一緒に居るも矢口君の口から出てくる話題はゲーム、ゲーム、ゲーム。

日高さんは今、ゲームが好きな女子ではない。

矢口君に恋をする女の子なのだ。

f:id:catherine_yanagi:20181015015233p:plain

そう、最初に応援したくなったこの頃の日高さん

f:id:catherine_yanagi:20181017015034p:plain

今、矢口君の目の前にいる日高さんは変わった。

修学旅行で一緒に京都へ向かった時、旅館の前で服を掴んだまではできたが

「もう少し一緒に居たかった」という事を声にできなかったあの頃の日高さんではない。

f:id:catherine_yanagi:20181017015252p:plain

ゲームも後ろで見ている事しかできなかった日高さん。

そしてそんな自分を見てくれなかった矢口君。

見てもらえるよう、日高さんは努力した。

f:id:catherine_yanagi:20181017015617p:plain

努力の甲斐あって、肩を並べられるようになった。

後ろで見ているだけでなく、並べるようになった。

f:id:catherine_yanagi:20181017015806p:plain

でも、矢口君は見てくれなかった。

自分が矢口君を見ているように

f:id:catherine_yanagi:20181017015856p:plain

矢口君も大野さんを見ていたから。

矢口君にゲームで勝つことにより関心を得て見てもらえると思ったのに

f:id:catherine_yanagi:20181017020132p:plain

勝っても勝っても大野さんを見ていた。

そしてこんなに想っているのに自分の知らない所で大野さんと仲を深めていた。

f:id:catherine_yanagi:20181017020338p:plain

悔しかった。そして焦った。

だから矢口君に大野さんをどう思っているのか聞いた。

でもその返事が怖かった。

f:id:catherine_yanagi:20181017020550p:plain

だから告白した。

自分が矢口君を想う気持ちは嘘ではないから、返事が来る前に告白した。

「私は矢口君の事が好き」

交際を賭けた勝負では負けたけど、それくらいで気持ちは曲げていない。

「私は矢口君の事が好き」

その気持ちは今も変わらない。

f:id:catherine_yanagi:20181017021111p:plain

だから -

思っている事全部言える日高さんに変わった。

 

 

 

 

 

 

f:id:catherine_yanagi:20181017021644p:plain

朝になっていた。

このブログを書いている私が大人として心配なのが、保護者に連絡が行ってないので心配をかけているんじゃないのか二人とも…!?という事と日高さんの処女だけだ。

f:id:catherine_yanagi:20181017021932p:plain

ラブホでなく、ファミレスから出てきた二人。

ああ、おじさん心配したよぉ(;´・ω・)

f:id:catherine_yanagi:20181017022041p:plain

f:id:catherine_yanagi:20181017022052p:plain

無言で駅まで歩く日高さん。

f:id:catherine_yanagi:20181017022134p:plain

その足が、止まる。

f:id:catherine_yanagi:20181017022204p:plain

「夢だけじゃ満足できない」

どういう意味なんだろうか。

夢…。

 

あ。

 

 

 

f:id:catherine_yanagi:20181017015252p:plain

「最近 矢口くんにハグされる夢ばかり見るんだ」

 

 

 

 

f:id:catherine_yanagi:20181017022259p:plain

 

 

f:id:catherine_yanagi:20181017022651p:plain

 

f:id:catherine_yanagi:20181017022744p:plain

f:id:catherine_yanagi:20181017022823p:plain

日高さん、ハルオに願いは通じなかった。

だが、ハルオに対する想いも我慢の限界だった。

「どんな気持ちでアプローチしてるのか…矢口くんには一生わからないでしょうね」

f:id:catherine_yanagi:20181017023041p:plain

この表情、矢口くんも通じなかった訳ではないと私は思う。

ただ、もう書いている私は高校生をとうの昔に過ぎたから解るのだが…

実際、こんな状況になってもどうしたら良いのか解らないんだよねぇ、高校生なんて。

f:id:catherine_yanagi:20181017023253p:plain

日高さんもこのなんとも言えない表情。

悔しいのだろうか。悲しいのだろうか。

それでもまだ矢口君を諦めていない、ふうにも私には見える。

f:id:catherine_yanagi:20181017023547p:plain

f:id:catherine_yanagi:20181017023611p:plain

「ギュッとして 一生のお願いだから…」

それで満足なのだろうか。

そうすれば諦めがつくのであろうか。

ハルオがギュッとする事でこの日までの日高さんとの事は全て終わるのだろうか。

ハルオが抱擁する事により、本当にそれで終わるのだろうか。

f:id:catherine_yanagi:20181017023926p:plain

ハルオがギュッとする事によって日高さんが満足するのであれば…

ハルオは自分の中で大野さんを裏切っている事をした、という事になるのだろうか。

別に大野さんとハルオは付き合っている訳ではない。

だが、それを自分に許さないのがハルオの…男としてのケジメなのだろう。

よく考えろ、ハルオ。

だが、今そこで泣いている日高さんをこれ以上悲しませるのはどうなんだろうか。

大野さんの想いを貫き通すか、日高さんに今だけでも気を許すか…。

ハルオ…

 

男を見せろ、矢口ハルオ…ッ!

 

 

f:id:catherine_yanagi:20181017024549p:plain

ハルオ…ッ!!?

 

 

ハルオが選んだのは…今目の前に居る日高さん。

この一瞬だけ、「ギュッとして」という言葉に対し行動で返事をする。

 

矢口君は今、この時だけ…大野昌でなく日高小春に気を許した。

f:id:catherine_yanagi:20181017025446p:plain

別にこの一瞬、日高さんの願いを叶えてあげたからと言って矢口君の大野さんに対する気持ちが変わる訳でもないだろうし、日高さんに気移りするようなことも多分ないだろう。

今、この時だけ。

この時だけ日高さんと矢口君は抱き合う男女。

ただ、それだけだ。

 

 

 

f:id:catherine_yanagi:20181017025811p:plain

 

 

ただ、それだけ。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

いかがでしたでしょうか。

 「どちらのヒロインが選ばれるのか解っている負けヒロイン、日高小春の主人公と正ヒロインの関係を引っ掻き回しっぷりは。

一応、私の解釈や勝手ではございますが、日高さん目線でこの記事書いたので、何で大野さんが抱き合う二人の前に急に現れたのか、そしてこの後どうなっちゃうのかは…是非単行本を買って下さい、いやマジで面白いから!

そして、こんなに長々と紹介して言うのもアレなんだけど…

 

 

 

わたし全然大野派だから。

 

 

f:id:catherine_yanagi:20181015143608p:plain

 

 

【▼続編】