KOFが久々に漫画化されていた。
この2019年に、まさかまたKOFの漫画版が読めるなんて!と驚いているのは私だけだろうか。
更に驚いたのが…
ワワワ…ワワ…ワールドヒーローズまで!?
ここ最近のSNKは、何か違うと感じます。
正直、ゲームセンターから姿を消した大人たちは気が付けば毎年新作の出なくなってしまったKOFという事もあり、「あぁ、まだあれ新作出てたんだね」みたいな雰囲気。
だが今、SNKの看板ゲームは場所を変え活躍しまくりである。
今やKOFやメタスラはスマホの基本無料的なゲームで結構盛り上がって見たり、PS4やswitchのレトロゲーム買えるやつみたいなので900円くらいで毎週毎週NEOGEOのゲームをDL販売してみたり。
とにかく一度離れたNEOGEO系ゲーマーを取り戻そうとしている気がしてならない最近のSNK。
素晴らしい。もっとやってくれぇ。
という感想しか出ない。
そこに合わせてNEOGEO-Miniをはじめとするグッズ販売などにも力が入っていると来たモンだ。
渋谷や秋葉原で専門のショップまで現れる。
NEOGEOを武器にした店が相手ならば…
そんな気持ちでとにかくウキウキしました。
で、話は戻り、漫画版のKOF。
思い返したら、結構販売されていた格闘ゲームの漫画。
SNK部門で言うならば…
ザ・キング・オブファイターズ京
記憶が正しければ、KOF95から96の開催前までの物語。
2巻まで凄い盛り上がりを見せつけ、3巻で凄い速度で終わった、という記憶があります。
後に同名のゲームが発売されましたね、しかもそっちは97の開催前からオロチ撃退までだったような。
このゲームの主人公はハンゾウ⁽右の忍者₎な訳なのですが、この漫画版は真ん中に居るジャンヌが主人公っぽい。
真面目な描写とギャグ描写の差が凄い、という事で私の中ではお気に入りの漫画。
ほんと、油断してると普通に笑うギャグマンガだと私は思う。
まさかまたアナタを操作できる日が来るとは思いませんでした…。
小学生の頃に立ち読みした餓狼伝説。
餓狼伝説は2からしかやってなかったので、この漫画で餓狼伝説1を解った気でいた自分がいました。
が、実際の所は某有名サイトを通し「ボンボン餓狼」としてツッコミ所満載漫画として格ゲーコミカライズで一番有名になってしまったのではないだろうか、とまで思う。
僕…サニーパンチは餓狼伝説1にある必殺技だと思ってたよ…。
と、過去大量に発刊されていたSNK格ゲー漫画をちょっとだけ紹介しましたが、実はカプコンの「ストリートファイター」の漫画版がこれまた凄いのである。
中平先生の描くストリートファイターZEROである。
今は亡きコミックゲーメストで連載されていた漫画である。
ついでに先程紹介したワールドヒーローズもそこの雑誌の漫画です。
このストゼロの漫画版がどう凄いか…
原作のゲームに与えた影響の数々!
ストリートファイターZEROをリュウ視点で描いたオリジナル作品、というだけでも別に普通に完成度の高い漫画だな、と感じるのですが、ゲームの生みの親であるカプコンに認められたという証がその原作ゲームへの「逆輸入」の数々。
画像の「真・昇龍拳」もスーパーコンボの搭載されたストリートファイターならどこでも見かけるが、実際の初登場はこの漫画からなのである。
しかも、それだけじゃない。
ZERO3から登場の神月かりんは元々中平先生のオリジナルキャラだったり
SNKとのクロスオーバーも中平先生の方が先だったり
ファイナルファイトのマキがファイターとして参戦も中平先生の方が先。
体育教師となったさくら、カプコンファイティングジャムに登場。
などなど、話し始めたらキリがない。
漫画版ストゼロの作者である中平先生がストリートファイター本家に与えた影響はデカイ。
そして、当時の漫画に目を通したファンは「…こ…これは!?」と更に喜んだであろう、と想像できますね。
で、話は戻り、ここ最近のSNK。
ここ最近のSNKはコミカライズにグッズ販売、そしてソシャゲやらサムライスピリッツ新作やらでとにかく気合が違う、と感じる。
そんなSNKももしかして、ここに来て漫画版のSNK作品から技や設定等を逆輸入するといった離れたファンを取り戻す作戦に出たりしないだろうか!?と思ったのです。
実際、設定等が逆輸入を全くされてない訳ではないらしいのですが…
ジョー東とアンディの声がアニメ版餓狼伝説準拠になったくらいしか記憶にないのです。
と、いう訳で今回はSNK様にこの漫画から技を借りてみては!?と届かぬメッセージを送る回にしたいと思います。
その漫画は…
これだ。
餓狼伝説 戦慄の魔王街 だ。
☆餓狼伝説 戦慄の魔王街とは!?
餓狼伝説の主人公、テリーの弟のアンディだ。
「師匠を殺したやつの秘密を教える」という手紙に呼び出された彼であったが、これは罠であった、という所から話は始まる。
「きみはもうこの魔王街から生きては出られない」
三つ目がとおるで見た事ある人が登場。
どういう理由かアンディをおびき寄せた三つ目がとおる。
すんなり笑顔で秘密を教えてくれる良い人だった。
彼の教えてくれた秘密 -
鎧を着た知らない人。
雰囲気だけで言ったらAKIRAに登場する島鉄夫っぽい感じもしなくもない人。
ギース・ハワードだった。
【←公式参考画像】
「まさかそんな…きさま生きていたのか!!」
と、驚いているアンディの隙をつき、三つ目がとおる達はアンディに襲い掛かる。
そして読者は「まさかそんな…きさまギースだったのか!!」と驚いていることだろう。
遅れてテリー、舞、ジョー、ビッグベアが登場。
彼らもまた魔王街に呼び出されていたが、それも罠だった。
アンディは先程の三つ目がとおる風な坊主にボコられさらわれてしまった。
「魔王街には本物の魔物が住んでいるぞ!」
早くも敵を倒すテリー達。
だがここはまだ魔王街の入り口である。
アンディ救出のため、彼らは魔王街に突入する。
ギースが何故彼らを呼び寄せたのか…
「この世の武力のすべてをつかさどる人物…いや神が…」
「武帝王さまだ~~~~~!!!」
を、復活させるため、だそうだ。
そんな武帝王を復活させようとするギース対、テリー達の闘いが始まる。
☆戦慄の魔王街 必殺技【ビッグ・べア】
「子どもの涙を見るともう止まらないんだ!」
そんな熱い男の設定で登場する正義のレスラー、ビッグベア。
彼は一体どんな必殺技を見せてくれるのだろうか。
・ジャイアントボム
↙タメ→+パンチボタンでお馴染みのジャイアントボム。
原作ゲームだと「レディー…」が印象的ですね。
ついでにこの技でボコられているのはSNK初代島鉄夫似のギース。
・ラリアットドロップ
記憶が正しければ↘+Cボタンの特殊技だった気がするのですが。
この特殊技すらもピックアップしてくれる戦慄の魔王街、流石ですね。
ちなみに、これを喰らった相手は…
超必殺技でもおかしくない破壊力であった。
☆戦慄の魔王街 必殺技【ジョー・ヒガシ】
この漫画のジョー、何か違和感があると思ったら上着を着ているのと長ズボンなのである。
年中パンイチなイメージのあるジョーだが、この漫画では結構普通の様だ。
・タイガーキック
第一話に登場のタイガーキック。
よく見たら上半身裸にトランクス1枚ではないか。
僕らの知っているジョーは1話まで、2話目からは服を着るのであった。
・スラッシュキック
ゲームでもお馴染みのスラッシュキック。
だが、先程のタイガーキックとアングルがかぶっているため、どんな攻撃なのかがイマイチよく解らない。
ちなみに、喰らっている相手はギース様である。
・スクリューアッパー
100人の敵を彼ら餓狼5人で倒す、という時に使用。
ちなみにスクリューアッパーの下位互換、ハリケーンアッパーは未登場。
どうでもいいけど、アッパーを繰り出すジョーの手がさりげなくやたら長い。
・爆裂拳
知ってる爆烈拳と違うの出てきた。
恐ろしく一撃が強そうなこの技は爆烈拳だそうだ。
私の知る爆烈拳はパンチボタン連打で出る乱打技である。
漫画版の爆烈拳はどうみてもクライマックス超必殺技とかの部類に見えるのだが。
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KOF13のコレは爆烈拳だった…?
☆戦慄の魔王街 必殺技【不知火 舞】
そう、お気付きの方も居ると思うのが知らない方には改めて伝えなくてはならない事がある。
これだけ意味不明な記事が大量のブログだが、このブログは何のブログなんだ?と感じた事がある人も居るのではないだろうか。
そんな人がもし居たら疑問に応えましょう。
舞ちゃんブログです。と。
そう、このブログは不知火舞激推しブログなのである。
そんな事もあり、この舞ちゃんの技紹介の欄は、技だけでなく、この漫画の舞ちゃんも紹介したいと思う。
・名称不明【髪】
ズオという効果音と共にあんまりサラサラじゃなさそうな髪を振り回す舞ちゃん。
実はこの行動は攻撃ではなく、防御手段。
一体何を防御したのだろうか。
ヨーヨー。
ヨーヨーを武器に使う相手も相手だが、それを髪で何とかしちゃう舞ちゃんも舞ちゃんだ。
「なに!?」と驚いている敵であるが、思いっきりヨーヨーを引っ張られたら舞ちゃんの首が危なそうだ。
・烈風爆動拳
戦慄の魔王街奥義 烈風爆動拳。
髪でヨーヨーをガード→烈風爆動拳の連続技であった。
というかジョー東の爆裂拳がコレに当たる気がするのだが…。
ついでにこの漫画で最初に舞ちゃんが使う必殺技がこの烈風爆動拳であった。
きっとPボタン連打で発動するであろうこの技の威力は…
痛そうだ。
・名称不明【パンチ】
テリーとのツープラトン技、パンチ。
注目すべき点は2つ。
舞ちゃんはまだ扇子を1度も使っていないという事。
隠せ、と言いたくなる足の太さである事が判明した戦慄の魔王街舞ちゃんであった。
【休憩:ピックアップ舞ちゃん】
1話目の扉絵の舞ちゃん。
これがこの戦慄の魔王街での舞ちゃんのベースである。
【その1】
2話目で早くも別人である。
華麗にヨーヨーを避ける舞ちゃん。
服の上だけ色がついてて他が白なのは全編通してなので仕様らしい。
髪でヨーヨーをガード→烈風爆動拳の後のセリフである。
あんたもムチャクチャな技しか使っていない。
【その2】
今まで紹介したのが2話目までの舞ちゃん。
3話目以降、舞ちゃんに変化が訪れる。
妙にボリュームアップする前髪。
増えすぎたので減らしたらやりすぎちゃった前髪。
間をとって「うる星やつらの面堂君」みたいな前髪。
そして元に戻る。
よ、よかった…(;´Д`)
【その3】
実はこの戦慄の魔王街舞ちゃんには凄い所がある。
この「中国極道芸クモの巣殺し」という奥義を使ってくるやつに捕まってしまう舞ちゃん。
腕や首を紐に絡ませ、舞ちゃんを小屋へと連れ込む敵。
だが舞ちゃん、こんだけ空中でブランブランしてもパンチラ1つしないのである。
他の戦闘シーンでも同様、パンチラしないのである。
不知火舞=エロ要員という認識を覆した凄い漫画なのである、魔王街。
と思ったら乳を放り出した。
いらねーよ…この舞ちゃんのサービスシーン…。
だが、敵の攻撃はまだ止まらない。
なんと舞ちゃんを…!
なんの同人誌だよくらいエグイ状況に追い込む。
この漫画が月刊少年ボンボンで助かった…もしもコミック快楽天だったら場合、見たくもないのにこの舞ちゃんはそらもう大変な事になっているであろう…。
そして、この逆さづりの舞ちゃん…
逆さまになって両乳を放り出すが…
それでもパンツは見せないという硬派だった。
・花蝶扇
逆さになってコミック快楽天だったらマジでピンチの状況。
やっと知っている技を使ってくれる舞ちゃん。
だが、原作ゲームでは胸元に手を入れ扇子を出し花蝶扇を使う舞ちゃんな訳なのだが、この胸元どころか胸丸見えなこの状況、どこから扇子を出したのだろうか。という事を考えたのは私だけではないハズだ。
ていうかそもそも両手ふさがってるのにどうやって扇子出したの?という疑問もあるのだが、それはきっと手品ではなく不知火流忍術とかその辺の凄みで何とかしたのだろう。
そんなどこから出したか不明な扇子を使った花蝶扇の威力はどうだろうか。
ギュオーズオォ って。
私の知っている花蝶扇はなんかもっとこう…
こんな感じなんだが。
もしかしたらこの威力、花蝶扇じゃないのでは?と思った。
こんな感じでパンチを連打する魔王街の舞ちゃん、この扇子が別の奥義であってもここまできたらそんなにおかしくもない。
という、希望はすぐに打ち破られる事となる。
ドヤ顔で「花蝶扇っ」と言うもポーズを間違える。
見覚えのあるそのポーズは「花蝶扇」じゃなくて「日本一ィ」だ。
・ムササビの舞
花蝶扇といい、原作ゲームの方にもある技をたくさん使ってくれる舞ちゃん。
空に浮いている、以外違う技のようだ。
そしてこのムササビの舞、からの連続攻撃が…
・必殺女王蜂
ムササビの舞→必殺女王蜂での連続技で敵を仕留める。
なんだ必殺女王蜂って。
ここで復活、戦慄の魔王街奥義、必殺女王蜂。
似た名前の技で言えば「必殺忍蜂」が舞ちゃんの中でも有名な技。
……(´・ω・`)
ああ、忍蜂とは別の技か!
ちなみにこの「女王蜂」の使用回数は2回。
2度目の女王蜂は…
やっぱり忍蜂っぽかった。
☆戦慄の魔王街 必殺技【アンディ】
魔王街に一番乗りしたアンディであったが不覚を取り、捕らわれる。
そして、洗脳されてしまい、兄のテリーと闘うという悲劇まで。
そんなアンディは上半身裸のまま最終話まで駆け抜けるという一体誰がジョー東なのか解らなくなる餓狼伝説戦慄の魔王街であった。
・斬影拳
舞ちゃんの技紹介をしていると餓狼伝説の原作での技が何だか解らなくなってきていたのだが、ここでアンディ、普通に知っている「斬影拳」を繰り出す。
↙→+パンチボタンで発動の肘攻撃。
高速で移動し、その構えた肘で相手に攻撃だ。
やっぱり知らない技かもしれない…。
・超裂破弾
アンディの超必殺技である。
これは概ね原作のイメージを損ねないクオリティである。
だが残念ながら、敵に全く効かないという技になってしまった。
ちなみに「超裂破弾」の読み方は「ちょうれっぱだん」なのだが
ちょうれつぱだんらしい。
・昇龍弾
原作ゲームにもある対空技である。
だが、ちょうれつぱだん同様、相手に効果なし。
・飛翔拳【1】
原作ゲームにもある飛び道具。
この近距離でくらうも相手は「わははは」と笑うくらい効果なし。
斬影拳、飛翔拳、昇龍弾、そして超れつ破弾も効果がないアンディ。
果たしてそんな敵にどうやって勝利するのだろうか。
・名称不明【ならば…】
どんな攻撃も喰らわない相手にアンディ、奥の手である。
のどに突き。
そして…
キン蹴りのコンボ。
鬼だよアンディ…(゚Д゚;)
・名称不明【棒術】
100人対餓狼5人での勝負の時、どこからか棒取り出し振り回すアンディ。
本家餓狼伝説の棒術使い、ビリーですら両手で回す棒を片手で回す。
そして棒の出番はこの1コマのみであった。
・飛翔拳【2】
地面を叩きつけるように攻撃する際、気を放出。
その動作で相手に大ダメージ、そして地面が割れ、地下へ行くアンディ。
もうお気付きの方もいらっしゃるでしょう。
さっきと全然違う技になっとる。
☆戦慄の魔王街 必殺技【テリー】
今回は「格闘技大会が開催される」と呼び出されるもそれはおびき寄せられるための罠であり、弟のアンディが捕らわれた事を知ると救出に燃える兄貴キャラだった。
「もしアンディになにかあったらタダじゃすまさん」
・パワーウェーブ
↓↘→+パンチボタンのお馴染み必殺技である。
この漫画で最初に登場するに相応しく、カッコよく描かれている。
だが、何か違和感を感じSNKの公式サイトで調べてみるも…
パワーウェーブじゃなくてパワーウェイブだった。
惜しい。
・サニーパンチ
作者が違えど必殺サニーパンチは健在だった。
コミックボンボンで餓狼伝説を連載するには「サニーパンチ」は出さなくてはいけない契約とかそんな感じなんだろうか。
・バーンナックル【1】
お馴染み必殺技、バーンナックル。
だがそのバーンナックル、私は日本武道館で行われるバンタム級の世界タイトルマッチでチャンピオンが使っていたものに見えてしょうがない。
・爆烈散弾拳
魔王街奥義 爆烈散弾拳
空中へ飛び、相手に乱打を喰らわす魔王街奥義、爆烈散弾拳。
何か聞いた事ある響きだなと思うも、舞ちゃんの魔王街奥義は「烈風爆動拳」であるのだが、攻撃内容がほぼ同じであった。
ていうか「爆」「烈」「拳」と文字が3つもかぶってる。
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・
そして本来乱打技なのに単発技に変わる本家「爆烈拳」
本当に誰がジョー東なのか解らない漫画である。
・
・
ていうかまんまトキの天翔百裂拳だった。
・バーンナックル【2】
↓
同じ技とは思えないのですが。
・パワーウェーブ【2】
操られたアンディvsテリー戦にて使用。
何度使っても「パワーウェーブ」のようだ。
・名称不明【パンチ】
「アンディは完全に魔物に取りつかれている」
「アンディをキズつけずに魔物だけをやっつけねば…」
弟想いである兄貴のテリー、彼が考えたアンディをキズつけずに魔物だけやっつける方法とは…
岩を砕いて目つぶしだった。
・爆指波
目つぶしは違うなと思ったテリーは気付いた。
「アンディを愛する心が魔物だけをうちくだく!!」
舞ちゃんが登場するもアンディへの愛を語るのは兄貴の仕事だった。
そして聖闘士星矢とかキン肉マンで通用しそうな理論に気付いたテリーが取った行動とは…!?
魔王街奥義 爆指波
アンディを救う奥義、爆指波。
俺のギャリック砲とそっくりだと言われてもおかしくないクオリティだった。
そして、大事なのはギャリック砲とそっくりかどうかではない。
魔物に取りつかれたアンディがどうなったか、なのだ。
・
・
アンディは助かったようだ。
こうして、無事アンディも仲間に加わる事となる。
まだ魔物が憑りついている人の顔に見えるのは私だけでしょうか。
・パワーゲイザァ~~~
テリーといえばコレ、超必殺技。
後ろ姿からではあるがそのパワーウェイブを越える威力で多数の敵を撃破する。
パワーゲイザーではなく、パワーゲイザァ~~~!!らしいが。
・ライジング飛掌拳
魔王街奥義 ライジング飛掌拳
裏拳・ストレート・フックの三種類を駆使し1コマで3人撃破する奥義、ライジング飛掌拳。
ついでにライジングといえば本家餓狼伝説に登場する「ライジングタックル」は未登場である。
・クラッシュシュート
クラックシュートってこんな技じゃなくね?
原作ゲームではこんな感じの飛びつつ空中でカカト落としかのような回し蹴り、といった感じの必殺技であるのだが、上の画像ではローリングソバットかのようなキックに変わってしまっている。
そして、どちらかと言えばこの名もなきキックの方がクラックシュートっぽい、という不思議な現象が起きているのだ。
魔王街のテリー、原作でも再現されている技は結構再現度が高めかと思っていたのだがとっても残…
魔王街奥義 クラッシュシュートだった。
よく見たら「クラックシュート」でなく魔王街オリジナル奥義の「クラッシュシュート」だった。
魔王街奥義なら仕方ない、ローリングソバットにもなりますわな…。
・パワーゲイザー
今度は「パワーゲイザァ~~」ではなく正真正銘のパワーゲイザー。
ゲイザァ~~と違い、更に多くの敵を撃破するパワーゲイザー。
・パワーゲイザー【2】
パワーゲイザーは本来地面に拳を叩きつける事により大きな気の柱を発生させる超必殺技であるのだが、その拳を人の頭に叩きつけるとどうなるのか?をこの戦慄の魔王街では教えてくれる。
全身の骨が砕けてしまうらしい。
おお、なんて怖い技なんだ…パワーゲイザー…。
ちなみに、頭にパワーゲイザーを撃たれた人を見たジョー東の反応は…
笑顔で「あちゃ~~」だった。
コイツもコイツで恐ろしい・・。
・名称不明【パンチ】
この漫画もクライマックスが近い頃、因縁の対決
鎧を着たギースvsテリーの闘いが見れる。
「きさまら虫ケラどもはみな殺しだ!そりゃ」とギース様。
ギースのパンチを受け止めるテリー。
「虫ケラだと…」
悪人がよく主人公にやりそうな「虫ケラ扱い」に異常なまでに立腹するテリー。
キレすぎ。
・パワーウェーブ【3】
物語はクライマックスへ、噂のラスボス「武帝王」が復活する。
武帝王vsテリー、そしてテリーの足元で「ひぃ~~」と言っているギース。
3度目のパワーウェーブ。
何度放っても「ウェイブ」でなく「ウェーブ」なのがポイントだ。
これもうパワーゲイザーじゃね?と言いたくなる破壊力。
破壊力が最初に放った時の数倍はあったであろうパワーウェーブ、それでもラスボス、武帝王には無傷なのであった。
・ビックバンパワーショット
魔王街奥義 ビックバンパワーショット
パワーゲイザー並みのパワーウェーブを放つも武帝王にはダメージがない。
ならば魔王街奥義ビックバンパワーショットの出番であった。
そして格闘ゲームがお好きな方ならお気付きの方もいらっしゃるであろう。
どう見ても昇龍拳だ。
似ている事はさておき、問題はその破壊力だ。
昇龍拳はあのムエタイの帝王、サガットの胸にガッツリ傷をつけるくらいの破壊力なのである。
では、ビックバンパワーショットのは威力はどれほどのものなのだろうか。
武帝王の腕、ちぎれちゃうレベルだった。
吹き飛ぶ武帝王の片腕…両乳こぼれだす舞の胸…。
コミックボンボンはグロとエロ、どちらもOKな雑誌だったのか…。
・正義の拳
闘いは最終局面へ。
餓狼達5人で力を合わせ、人の力を越えた武帝王に挑む。
もはや人の形すら留めていない武帝王。
それをテリー達5人で囲む。
「なんだ!?このエネルギーは?」
「ぐっおお~~~!!」
化け物となった武帝王、テリー達から凄まじいエネルギーを感じる。
飛びあがるテリー、その先には化け物となった武帝王。
「武帝王 これがきさまを倒す正義の拳だ~~~!!」
光るテリーの拳、そこには武帝王を倒すエネルギーが集まっている。
その拳に技の名など無い。
「正義の拳」 それだけで十分なのだ。
正義の拳 その威力は一体…!?
武帝王を撃破…!!
ちょっと強すぎやしませんかね。
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今回、戦慄の魔王街の必殺技をまとめて思った事…。
やっぱ中平先生ってすげえわ、って思いました。
でも、もし…
もしSNKがこの「戦慄の魔王街」から何か設定や技を1つだけ採用しますって言ったら…。
私は迷わずSNKにこう言いたい。
「サニーパンチをテリーに求めている人はかなり多いですよ」と。
【▼まさか年に二度もテリーの技について書くとは…。】