久々にドラゴンボールを読んで思った事がある。
まずは当然と言えば当然だが、面白い。
ドラゴンボール探しからいつの間にかドラゴンボールいらんやんなバトル漫画にシフトしているが、やはりドラゴンボールを主軸にした物語は面白い。
特にフリーザ編のナメック星でのクライマックス導入。
とうとう、フリーザ一味を倒した悟空(不在)達はフリーザと対峙する。
「・・・」ガタガタ
「な…なんて気だ…か…勝てるわけ…な…ないぜ…」
「あたりまえだ…たった3匹のアリが恐竜に勝てると思ったのか?」
フリーザの存在自体はナメック星に突入してから見ていたものの、その部下たちが結構強かったり何人も居たりで中々戦闘する事のなかったフリーザ様。
実際フリーザの実力は「53万」という戦闘力の数値から(強いんだろうなぁ)と想像する事しかできなかったのだが、このクリリンと悟飯の怯えっぷりから53万という数字の凄みを改めて感じる事ができる。のだが…
「勝てる!オレとこいつらの3人で戦えばなんとか勝てるぞ!!」とベジータ。
これには流石にそこに居た全員が
だった。
「さすがのフリーザも気づいてはいなかったようだな…」
「こいつらの戦闘力はどんどんとあがっている…とくにチビのほうは自分でもよくわかっていないほどの底力を秘めている…」
「そしてこのオレはきさまのおそれていた超サイヤ人になりつつある…!!」
と、説明する。彼なりに勝算はあった。その説明を聞いたフリーザ様は…
ブチギレる。
ここからがこれまでドラゴンボールを読んでいた対フリーザ戦の幕開け。
そしてブチギレたフリーザ様の攻撃は…!!
ガッ
バッ
そして攻撃を防がれたフリーザは…
「まんざらでたらめばかりではなさそうですね…」とベジータの自信をハッタリではないと感じる。
「た たしかに3人で戦えばなんとかなるかもしれない…」と。
だが、クリリンは気付く。
「フ…フリーザの妙なおちつきはな…なんだ…」
そう、力を上げた3人vs1では不利なのに焦り1つないフリーザに違和感。
だが、ベジータはそれを何故なのかを知っていた。
「変身しろフリーザ!どうせならいますぐ変身して正体をみせたらどうだ!」と。
「いいだろう…!そこまで死にたいのならみせてやる!!!」
フリーザはこれ以上のパワーアップを可能とする変身を残していた。
3対1ならばフリーザが変身しても勝てると踏んだベジータであったが…
自分から変身するよう煽ったクセに「こ…こんなことが…」とかビビリ始める。
そして当然ではあるが…
こうなる。
この3人では変身したフリーザに勝てるハズもない。
ただでさえ勝てる気の一切しない強さをもつフリーザは彼らを更なる絶望へと導く。
「このフリーザは変身をするたびにパワーがはるかに増す…」
「その変身をあと2回もオレは残している…」
「その意味がわかるな?」
な…なんだって…!?あと2回…!?
ということは全部で3段階、計4姿のフリーザ様…!?
と、いう事は…!!!
ブォン…
スチャ…
<「こげつざんっ」
夢路の方がたくさん変身できるじゃん!!!
・・・変身ってそうじゃねーよって?
そんな事ぁ僕だってわかってますよ、思っちゃっただけですよ(^。^)y-.。o○
でも、初めてサムスピ零で中ボスの夢路と対戦した時はビックリしましたねぇ。
こんな感じで居合の達人っぽい空気を出してるキャラで
「黒河内夢路 参る!」
と、言いながらアンヌムツベするんですもの。
何コイツ!?なんなのコイツ!??ってなりましたね、ゲーセンで。
何で橘右京と同じ流派で同門だと言うのに刀を使わないで変身なんだよ…
一体何者なんだこの女…
・
・
そもそも女なのか?
このキリっとした感じ、超美形の男にも見えなくはないが…
まあ、右京も超美形な男だし神夢想一刀流はイケメンにしか伝承されない流派…ってこともあり得るか?
いや、でもこの髪の長さ…女か?
いやでも、それを言ったら…
サムスピで先に神夢想一刀流の使い手として登場した右京も髪の長さだけで判別するなら女だという事になってしまう。(無茶苦茶)
うーん…そうだな…他にも…
結んでいる髪を無いものとしてしまえば…
ホラ、綺麗な目をした草薙京に見えなくもない。
(どっちかーつーと月華の剣士の直衛虎徹ぽくねーか?)0o←綺麗な目をしてない草薙京
今まで女だと思っていたが…そう思うと声も何だか女性が演じる低い声なのでまた更に謎を深める。(幽遊白書の蔵馬的な感じ)
夢路…彼の…いや、彼女の性別はそういえばどちらなのか…。
今まで変身して攻撃を繰り出してくる意味不明さだけに気を取られていてあまり考えた事もなかった彼女…いや彼の性別…。
そんな事を思い、Wikipediaで夢路について調べてみると…
と、いう訳で今回はサムスピ零に登場した黒河内夢路は男なのか?女なのか?を考える回にしたいと思います。
☆黒河内夢路は何者なのか?
SNKが消滅し、プレイモアだのイオリスだのと一体何なのかよく分からない会社がKOF2001や2002、メタルスラッグ4などとなんとかNEOGEOの人気作品シリーズを消滅させず続編を作り上げてくれていた。
そんな中、ポっと現れたのがサムライスピリッツ零だった。
世間では「サムライスピリッツ零スペシャル」の方が対戦バランスの良さ、絶命奥義という衝撃、ゲーセンから姿を消したアーケード版、そして高すぎるNEOGEOROM版などと有名ではあるが、零スペシャルはこの「零」のバーションアップ版。
ダメージがデカすぎるだのゲームバランスがハチャメチャだったものを上手い事「剣気ゲージ」でバランスを取り、「無の境地」でヒリヒリ感満載のコンボゲー(なのか?)に仕立て上げたのはこの無印版「零」からなのである。
要するに既に零から面白い。
そんな「零」の魅力はゲームシステムだけにあらず。
アーケードの格ゲーだと言うのに各キャラクターのストーリーがとにかく魅力的。
零スペシャルよりは確かに対戦バランス的にはマニア的には甘い所があるかもしれない。(無の境地時間が長ぇーとか絶命奥義が無いから怒り爆発の価値が薄ぇーとかシャルロットの武器なし時がマジ弱ぇー等)だが、そんな事どうでもなるくらい全キャラ、エンディングまで見て見ようかなと思わされる程上手く重なったストーリー、そして衝撃展開。
とくに一枚絵もなく、ゲーム中のグラフィックと吹き出しに表示される文字とたまに空に白文字で表示されるだけの簡素なものといえば簡素なんだが、その限られた表現でここまで面白いストーリーを展開するサムスピ零…勝負あり!お見事!
(←まさかこの文字に心を痛まされるとは思いもよらなんだ…)
そんな零の物語は初代サムライスピリッツより前の物語。なのに超必殺技とか一閃とか使えちゃう最新仕様。いわばスト2より前なのにスーパーコンボが何種類も使えちゃうストゼロみたいなものなのだ。
今までは「天草四郎時貞がアンブロジアの力で復活」的なものを主軸としたオカルトチックなストーリーだったのだが…
(PS2版パッケージ裏より)
一七八六年、日本を未曾有の大飢饉が襲う。
その時、教国の徒を名乗り幕府に反旗を翻す一人の武将が現れた!
その名は「兇國日輪守 我旺」。
果たして、その正体は?真の目的は?
二十六人の剣士が、己が魂を刃に託して今、激突する!!
兇國日輪守 我旺(きょうごくひのわのかみ がおう)
天明の飢饉(浅間山の火山噴火)の際の被害に対して民衆を救済できない徳川幕府に反旗を翻す。徳川幕府を国を腐らせる諸悪の根源とみなし、兇國幕府を作って国を変えるために宣戦布告した。理想の天下泰平の世を築き上げる為、同じく国を憂うますらおを求めて乱を起こす。
と、 彼は彼で真面目な人ではあるのだが、その大きすぎる理想を遂行するためにとにかく人が血を流す。
そんなぼく理想国家を作りたい!な我旺様の腹心を務めたのが
夢路。
夢路は我旺から
徳川に反旗を翻すため「ますらお」のスカウトに行かされる。
「従わぬようであれば如何に小さな禍根であろうとも断て。よいな。」と、とにかく強いものは自分の所に置きたい感じも伝わる我旺。
そんな理想国家のためにスカウトに行かされる夢路の移動方法は…
【奔走】意味:走りまわること。忙しく立ちまわること。物事がうまく運ぶようにかけまわって努力すること。いろいろ世話をやくこと。また、その心づかい。
【奔走】意味:走りまわること。
本当に走り回って各地へ向かいますらおを探すのがサムライスピリッツ零での夢路の主な活躍。
強そうな剣豪を見つけては「我旺様に仕える心積もりはありませんか?」と聞き、それに反対する者は我旺の言いつけに従い、断つ。
それが例え…
犬であっても。
☆黒河内夢路の物語を追う【序章】
国の未来に真面目な我旺の腹心、夢路は強ければ犬でもスカウトしちゃう真面目な人物であった。が、男か女かは不明。
喋り方も丁寧故、これだけの資料では男女どちらとも取れる。
ならば!
今回はこの夢路の性別をサムライスピリッツでのゲーム中のストーリーを追う事できっとどこかで見せるであろう性別の隙を突き、男女どちらかをハッキリさせたいと思う!という考えにあります。
★PickupCHARACTER:黒河内夢路
黒河内夢路【くろこうち ゆめじ】
Wikipediaによると…
橘右京の師、黒河内左近の子。幼い頃から父である左近に剣術(居合)を教わり、徐々にその天賦の才を発揮するが、15歳のときに身体的な問題で家を追われることとなる。それから3年後、兇國日輪守我旺に出会い、彼の臣下となる。
まず、この短い文で分かる事は…
1:当ブログではライバルになれなかった男・橘右京と同じく「神夢想一刀流 」の同門であり、右京の師匠の子だということ。
2:家を出た理由がミステリアスすぎること
3:その後、我旺と出会い、己の進むべき道は我旺にありと心酔。腹心となる。
変身する。
神夢想一刀流は!?変身する技なんか右京使わなくね!?
ここで更に意外な事に…
わざわざ右京に変身して神夢想一刀流を使う。
な、なんだ…何なんだよ…夢路…。
そして、「夢路」という名前が男性の名前なのか女性の名前なのかを調べてみると、両方に付けられている名前という事も判明。「あきら」や「ゆうき」みたいなモンですな。
顔だけで判断が難しいなら…そう。おっぱいだ。と思った。
数少ない夢路の公式絵を拝見すると…
【零】
【天下一】
【零】
乳の大きさまでも零と徹底している夢路。
男なのか究極の貧乳なのかも謎の夢路だった。
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「もう・・・随分になりますわね…」
橘右京は女性にそう言われる。
「夢路が…あの子が家を出て3年…」
「どこで何をしているのか連絡ひとつもなくて、心配で心配で…。」
夢路の心配をする女性は、夢路の母だった。
「やはり、右京さんのところにも、何も音沙汰も…?」
母が頼れるのは同門であった右京だけであった。
だが、右京は…
何か言えよ。
「・・・。」そんな右京の沈黙に夢路の母は…
全てを理解した。
きっと修行時代からこんな感じだったんだろう、右京。
「そう…。何かありましたら教えてくださいな、右京さん。」と言う。
そんな子供の身を案じる母に右京は
「…は。」だった。
やっと何か言ったと思えば一文字の右京だが、それも母は右京に頼る。
だが、右京も夢路を心配していた。
「…夢路…殿…。」
右京は咳き込みながらも夢路を探す決心をする。
「死を待つばかりのこの命…最後ぐらい…誰かの…役に立つ…ならば…。」
右京は病にかかっており、残り僅かな命で夢路を探しに行く。
そして、何日か過ぎた ー
「ご無沙汰…しております。」
右京は再び、夢路の母に会う。
そして、右京は言う。
「先日 ー 」
「夢路殿とお会いしまして ーーーー」
【後編へ続く】