数カ月前…友人から聞いた話によると…
「SNKがカウントダウンを始めているぞ」との事だった。
な、何をカウントダウンするんだ…?また倒産してしまうのか…!?
などと嫌な事が頭を過るも、そうではなかった。⁽そらそうだ⁾
9月10日に何か起こるらしい。それだけしか解らない。
KOF15か?餓狼MOWの2か!?
そしてウキウキしながらも9月10日の19時半に繋ぐも
こんな画面が出てきて「え?」となったその時…
(;゚д゚)ゴクリ…
ま、マジか!マジなのか!ここだけ見たら適当な洋ゲーっぽいが…!
さ…サムライスピリッツの新作…!?
トレイラーと書かれている場所をクリックし、その詳細を確認…!
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「時は天朋7年ー…」
サムスピのその世界観をナレーションが説明する。
その合戦の絵をよく見ると…
あ!我旺だ!我旺いるじゃん!
ていう事は時系列的にはサムスピ零の続編なのかな!?どーなのかな!!?
てめーの憶測なんざ全部ハズレだ黙ってろと言われんばかりの勢いで我旺書かれたイントロを斬る覇王丸登場。
ここからサムスピファンが気になるゲーム画面が明らかになる。
すっげえとしとかコメントのできない迫力と出血の大斬りをかます覇王丸。
一閃でも搭載されたいるのだろうか?勝利専用の画面だろうか。
キメる覇王丸、やられる十兵衛。
斬鋼閃か、あの斬鋼閃なのだろうか!?
喰らったらアカン感が凄い伝わる!
凄い、凄いぞサムスピ新作!!
ナコルルももちろん参戦。
そう、サムスピを語る上での重要ワードは「ナコルル」と「大斬り」だ。⁽偏見⁾
この喰らった相手のライフは半分は持ってかれているだろうなという表現バッチリの大斬り。
そして、サムライスピリッツ…もはやSNKを代表する美少女ナコルルの可愛さの表現もバッチリだ。
もうこれだけでサムスピ新作の期待は更に高まる。
ああ、早く発売日きてくれぇ…。
と、話は変わり、色々な作品に顔を出しまくる人気者のナコルル。
新作サムスピのナコルルももちろん可愛いのだが、ナコルルファンの人はどのナコルルが一番美少女っぷりを発揮していると思っているのだろうか?
ゲーマーアイドルで有名だった千葉麗子氏が演じたアニメ版サムライスピリッツのナコルルだろうか?
それともビデオじゃなくて移植版を出してくれよという事で有名なOVA版アスラ斬魔伝のナコルルだろうか?
パッと見でナコルルという事の判別が難しい事で有名なギャルゲー「ナコルル」のOVA版のナコルルだろうか?
「コップ1杯の自然を大切に」というとてもナコルルとマッチしたキャッチフレーズで有名な水道局ポスター版ナコルルだろうか?
その溢れんばかりの笑顔で「国民年金保険料は口座振替で」というナコルルからは想像もできないような文字が並べられている年金ポスター版のナコルルだろうか?
私が推したいナコルルはこの中には居ない。
私が推すナコルル…それは…
今は亡き少年ボンボンで連載されていた漫画版サムライスピリッツ。
そこに登場するナコルルが一番応援したくなるナコルルなのですよ!
と、いう訳で今回は島本先生版ナコルルの活躍を紹介していく回にしていきたいと思います!
島原の乱 -
重税に苦しむ3万7千人キリスト教信者が「天草四郎時貞」を中心に反乱を起こすが…
天草は無念、亡くなる。…だが…
何者かが、そんな死者、天草に声をかける。
「目を覚ますのだ天草」
その声の主は…
暗黒神 アンブロジァ
この暗黒神アンブロジアが死者天草に「無念だったろう」「復讐するがよい」と声をかけ…
天草四郎時貞、現世に復活。
この天草復活において色々と現世にも影響が現れる。
そんな所から島本漫画版サムライスピリッツは幕を開ける。
そう、それはあの天草を復活させた「暗黒神」を倒す旅であった。
ナコルル、初登場。
何かに気付く。それは・・・。
男が、倒れていた。
優しいナコルル、男を手当てしてあげた。
覇王丸、という男であった。
美少女だ。島本ナコルル、なんて美少女なんだ。
このナコルルがダメかと言われれば別にそうでもないと思うのだが、ちょっと少女チックすぎるなと感じるのは私だけだろうか。
そう、島本ナコルルには少しだけ大人な雰囲気があるのだ。
と、そんな事はどうでも良い。
覇王丸に旅の理由を尋ねた所によると
「人を斬って旅をしてるのさ」
「この世の中は強い者が生きのこる…誰もがそうだろう?」
流石だぜ、ナコルル。大自然のためにしか刀を振るわないもんね。
命の恩人であるナコルルに「武士は嫌いよっ」ってツラをさせてしまった覇王丸。
空気を読んで…
変顔で勝負。
ナコルルの評価は「ウフッ」だ。
覇王丸の「嫌いなやつ」というのは顔の感じからして彼なのだろうか。
だとしたら覇王丸氏の顔マネは相当レベルが高いと思う。
しつこい。
が、ナコルルも「ウフッ」から「きゃーッくっ苦しいやめてー」と笑い過ぎである。
そんな時…
ナコルル、幻庵の顔真似で爆笑した所を本人に見られ、怒られる。
「どかないとお前から殺すケーッ」と悪者全開の幻庵。
「だめ…絶対にやらせないわ 私は…」
「魔の道に引かれし者ーー魔道に見初められし者と闘うために旅をしているーー
幻庵と闘いつつーー旅の目的まで説明してくれちゃうーー
か…可愛さがどこかへ消えてしまった巫女・・・ ナコルル。
本気モードナコルルはあんまり可愛くない…そう思った皆さま、安心して下さい。
戦闘中が一番可愛いというまさかの巫女 ナコルルですから。
可愛いだけで普通に劣勢状態のナコルル、そんなピンチの時だった。
「待ちな!」
こ…この声は…!
覇王丸復活!!
「うおおおおーーーーーっ!!!」
大斬り!
島本先生は流石である。大斬りを使うだけでなく「大斬り」と言わせちゃう辺りが。
しかも覇王丸のモーションも完璧である。そう、これこれ。大斬り。
いや大斬りってったらこっちじゃね?
そう思った方が何人いるかは解りませんが、島本覇王丸が出したのは「近距離大斬り」なので、間違えではないっちゃ間違えではないのです。
ただ、大斬りといえばこの「斬鉄閃」なのでは…?と思うでしょう。
きっと島本先生の参考にしたのがNEOGEO版でなくメガドラ版だったのではないだろうかというのが私の見解だ。そうメガドラ版は容量の問題でか遠距離大斬りが島本覇王丸と同じ近距離大斬りが使われ、大斬りとして有名な「斬鉄閃」はカットされているとかなんとかみたいですぞ!!
とかブツブツ言っている間に大斬り→狐月斬の連続技で斬る!
お見事!とナレーションが言うのも納得の半分になってしまった幻庵。
そんな半分になってしまった幻庵を見てナコルルは
「魔導に魂を引かれし者 でも本来は清らかな魂のはず」
寝込みを襲うクズ、幻庵にすらこの優しさを見せるナコルル。
「こいつが?とってもそんな感じにゃ見えねーぜ」と覇王丸。
「暗黒神が力のある魂をのっとってこの世にあらわれたのよ」
「その影響がこの世界全体に広がってあらわれているの・・・」
「己のためなら他人を平気で殺めてしまう世界に・・・」
巫女っぽい雰囲気を全開にし、覇王丸に説明。
きっと幻庵も、その影響で悪者に、と。
「そうかい…おめえはそいつを探しだしてぶった斬るために旅をしてるってわけか…」
一緒に旅に出る事となった。
第一話:ナコルル、顔が定まらない。
☆第二話「悪い霊の力を感じるの…とっても強い」
この打倒天草の旅の道中で島本ナコルルの色々な一面が見えた。
其之1:何か凄い技を披露。
前回登場した覇王丸に真っ二つにされてしまった幻庵。
「ジジジ」と不思議な効果音を発すると…。
引っ付いた上、生き返らせた。
其之2:やはり彼女も餓えには勝てなかった。
千両箱を盗まれてしまった人から「取り戻してやるから1両くれ」と交渉する覇王丸。
「覇王丸様っちがいますっ!」と、そんなお金稼ぎは如何なものかと言うナコルル。
結局1両貰ってる上に
見たくなかったナコルルのこんな顔。
其之3:悪の気配をキャッチできる。
旅の道中、悪は許せないと同じ目的で仲間になったガルフォード⁽左⁾とシャルロット⁽右⁾達と4人で旅をするナコルル。
「あの空を見ろっ!!」
ナコルルいわく「邪悪なものがあの森の上にうずまいているのよっ」との事。
「邪悪なもの」ってなんやねん、とツッコミたい所だが、それどころじゃなかった。
ナコルルが。
あのちょこんとした鼻はお前がシャルロットなんじゃねーのか?くらいの高さに成長。
「ああっ」
鼻は高いままナコルル、手を上に挙げ「ああっ」
「悪い霊の力を感じるの…とっても強い」
「あっあっ」
「あっちの方向よ!!」
こうして悪い霊の力を受信したナコルルのおかげで天草を発見する。
お手柄のナコルルだが普通に引かれてる。
天草は伊賀忍軍、服部半蔵の息子、「真蔵」の身体を乗っ取り完全復活。
半蔵の息子、「真蔵」の忍びでも力さえあれば天下が取れるという野心が天草に目をつけられ、肉体を乗っ取られてしまう。
その息子の真蔵の身体を取り戻そうと天草に挑む服部半蔵。
の後ろから襲い掛かる覇王丸。
が、天草強し。覇王丸、あっさりやられてしまう。
ガルフォードも惨敗。
おシャルも惨敗。
胸を斬られる覇王丸、爆撃で倒されるガルとシャル。
この漫画の美少女、ナコルルはどうであったのだろうか。
ナコルル、天草にアンヌムツベで攻撃。
余談であるが私の知っているアイヌ語はアンヌムツベとレラムツベだけだ。
手ごたえがったのだろう。「やった!?」
ああっ!天草にアンヌムツベが当たらない!?
この後ナコルルはどうなってしまうのか!?
爆撃か!?はたまた斬られてしまうのだろうか!?
「ああ」
天草、ナコルルにビンタ。
余談であるが、こんなに「ああ」とか言う女性はナコルルと大黒摩季くらいしか私は知らない。
天草に惨敗した覇王丸、ナコルル、シャルロット、ガルフォード。
「魔界の強さ」にショックを受ける覇王丸。
「勝てねえ・・・ 今の俺では・・・」と一人どこかへ去ってしまう。
置いて行かれてしまったナコルル。
一度命を助けてもらった不知火幻庵は、彼女を心配していた。
第二話:ナコルル、キャラが定まらない。
☆第三話「私がいきましょう!!」
どこかへ去ってしまった覇王丸。
ナコルルは幻庵と一緒に旅に出ていた。
ナコルル達が着いた村は、異様な雰囲気だった。
この異様な雰囲気にナコルルも「?」だ。
あ、このナコルル可愛い。
「なんのさわぎなのですか?」
「バケモノが出て子どもをさらっていったんだよ!」
「体がでかくて天狗のような面をかぶったやつだ!!」
これは事件だ。
「へたに追いつめて子どもを殺されたら…」
などと弱気な村人。
「私がいきましょう!!」とナコルル。
「おまえさんみたいな小娘になにができるってんだ?」
と、全世界のナコルルファンの夢、ナコルルの頭を撫でるというまだ誰しもが叶えていない夢をいきなり叶える村人が登場。
しかも投げた。
したっ! 華麗なる着地、ナコルル。
そして、この男、ナコルルにボコられた上・・・
ナコルルに馬乗りになられるという全世界のナコルルファンの夢をまた一つ叶えてしまうという罪深き男だった。
そして、子供を救出すべくため、ナコルルは山へと向かう。
タムタム。
子どもをさらった男は、タムタムだった。
説得を試みるナコルル、だが…
レラムツベ強ぇ。
さらわれた子供はナコルルを止める。
「その天狗様を殺さないで…」
「このケガ…その天狗様がなおしてくれたの…死ぬところだったの」
タムタムは別に子供をさらうために現れた訳ではなかった。
「使命を託すことのできるもの」を待っていた。
だが、彼は村人に「バケモノ」と恐れられ、襲われた。
そして、身を守るために戦った。
その時、子供が巻き添えを喰らってしまった。
その子供を助けたのも、また、タムタムだった。
「村ヲ守ル神ノ玉…コレヲ悪魔ノ力カラ開放シテ…」
パレンゲストーン。
天草の持っていた玉であった。
こうして、力尽きたタムタムから使命を託されたナコルルの旅は続くのであった。
そんな中、覇王丸は…
天草に負けてから、更なる強さを求め、闘う。
だが…
「覇王丸ガ魔ニ心ヲウバワレタ!」
あ、このナコルルも可愛いなぁ。
「モウアノ男ハモドッテハコナイゾナコルル」
「アンブロジアノ手先…我々ノ最強ノ敵トナッタノダ!」
タムタムから聞いた情報、それは魔の手先となってしまった覇王丸。
そこでナコルルの考えた方法…
「さきに天草を倒すのよ!」
「覇王丸様の魂も開放されるかも…!!」
魔の手先となった覇王丸を開放すべく、早めの打倒天草を考えるナコルル。
そのために天草の居る島原へ向かう船に乗るナコルル。
だが、ナコルルは知らなかった…
その船に…
覇王丸が乗っている事を -
☆第四話「少女紫」
一人の女が覇王丸に声をかける。
「あそこの女の子に用があるみたいね」
「もしかしたら命でもねらているのかしら?」
この女はナコルルの持つ刀「チチウシ」が欲しいようだ。
そう、この女の正体は -
まさかの2Pナコルルだった。
島本先生…わかってらっしゃるゥ…ッ
2Pカラーの紫ナコルルは、この漫画では双子で同じ名前という設定のようだ。
そんな双子のナコルルだが、紫ナコルルは赤ナコルルより劣っていたらしく、アンブロジアを倒す使命を言い渡され、宝刀のチチウシを授けられたのも赤ナコルルだったようだ。
とにかくそれが気に入らないようだ。
魔に心を奪われた覇王丸。
もし使命も宝刀も手に入れたのなら「おまえさんも斬らなきゃならなくなるな…」
「やっぱりあなたって魔の手先になりさがっちゃったのね」
その一言に、覇王丸…。
キレる。
魔の手先に堕ちた事は事実かもしれないが、覇王丸の逆鱗に触れた紫ナコルル。
「ちょっちょちょっちょちょっとまってよ!まちなさい!!」
紫ナコルル、焦りすぎ。
クズだった。
このブログでは何度もクズとして紹介した矢口ハルオを越えるクズっぷりを発揮する紫ナコルルだった。
乱発、しかも全然効いてない。
紫ナコルル、弱い。
ピギャーーーッ!!
ヨロ ヨロ ヨロ
マッ ママハハッ
ヨロ ヨロ ヨロ
あれ、紫ナコルル可愛くね?(`・ω・´)
天草にやられ、別れたハズのガルフォードも船に居た。
彼もまた、天草の父、服部半蔵の霊に覇王丸が魔に堕ちた事を聞き、ナコルルの助けになるべく船に現れたのであった。
船の上ではな紫ナコルルを助けたガルフォードvs覇王丸の闘いが繰り広げられていた。
で、紫ナコルルは…?
赤ナコルルに心配されていた。
そして目を覚ますと…
クズ女だった。
とにかく宝刀チチウシが欲しい紫ナコルル。
ガルフォードvs覇王丸の横で、ナコルルvsナコルルが始まる。
紫ナコルル、弱かった。
彼は完全に魔の手先になった訳ではなかった。
「目を覚ませ!目を覚ますのだ 覇王丸っ!!!」
彼の心の中に居るもう一人の覇王丸。
今までの普通の人格を「修羅」と言うならば強さだけを求めたその人格は「羅刹」とでも言おうか。
「覇王丸!ユーノ剣ハクモッテイル!!」
今、一番覇王丸が言われたくない言葉、それをガルフォードに言われ…
ガルフォードに敗北。
覇王丸は船から落ち、海へ沈むのであった。
だが、覇王丸が海へ沈もうと、船は島原へ向かう。
☆第五話「きさまをブッ倒しにきたぜ!」
「よくぞここまできたの…おろかな者どもが…」
「今一度考えてみよ…わが魔導に心を寄せるならば力を与えてやろうぞ…」
「人間を越えた力をな…!!」
むしろ彼らは見ている、魔道に堕ちた人間、覇王丸がどうなったかを。
ダメだこの女。
人間を越えた力で目を光らす紫ナコルル。
そういえばお金で目を光らす赤ナコルル。
どっちがクズなのか私には判断できません。
紫ナコルルがクズっぷりを発揮している頃
海に沈んだ覇王丸は無事だった。
そして・・・
自分の中に棲む「魔」を斬った。
これで魔の手先と言われた覇王丸は消えた。
覇王丸は走る。
天草を斬るために。
どうしたことか。
幻庵までもがナコルルに襲い掛かる。
そう、天草により心を魔に奪われてしまったようだ。
覇王丸は自力で解決するも、魔に奪われた心を取り戻すのはそう簡単な事ではないようだ。
「ナコルルヨ・・・斬レッ!」
「奴ラハ魔ニ魂ヲ売りワタシタノダ 迷ウコトハナイ!!」
紫ナコルルも襲い掛かる。
迷いなく斬った。
そして彼女はやっぱり弱かった。
更に言葉で追い打ち。
だが、3人から攻撃されると流石のナコルルもピンチ。
どうなる…ナコルル…!?
忘れてた。
奥義、旋風裂斬にて魔に堕ちた紫ナコ、幻庵、ガルを吹き飛ばす覇王丸。
主人公らしく遅れて登場し、ナコルルのピンチを救う。
覇王丸vs天草
強さを求め、一度は魔に魂を奪われた覇王丸。
そして、暗黒神アンブロジアに悪の心を支配され現世へ復活した天草。
激闘の末 -
決 着
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覇王丸の勝利で決着。
武士としての自分を見つめなおす事ができた覇王丸。
暗黒神アンブロジアを倒れ、世の平和を守る旅を終えたナコルル。
彼らの旅は終わった。
「礼をいうぞ…そなたのおかげで私は解放されることができた…」
アンブロジアから解放された天草はとてもいい顔していた。
そして、悪を倒したい気持ちが大きすぎて自分自身が悪の手先になってしまった事を後悔していた。
「魔にそまって力をふるう奴ぁ皆このオレに斬られる運命だってことよ!」
天草と覇王丸の最期のやりとりはとても清々しかった。
とてもさっきまで命を賭けた勝負をしていたとは思えない程だった。
そして、倒れていたナコルルも目が覚める。
誰だコイツってレベルの顔で。
そして、紫ナコ、ガル、幻庵も目が覚める。
天草が倒れた事で、魔に堕ちた心は消え去っていた。
君は紫ナコルルを救い、覇王丸を船から落としただけで伝説は作っていない。
天草が消え、魔界の王を名乗る幻庵。
それはもう楽しそうなので、止めるのも申し訳ない。
天草に体を乗っ取られた服部半蔵の息子、真蔵。
彼は父の半蔵に優しく声を掛けられていた。
紫ナコルルは…
ぬいぐるみみたいになってた。
まだ宝刀チチウシを諦めていなかった。
君はポッと出のクセに妙に存在感がありすぎる。
彼女も何故かぬいぐるみ化していた。
しかも怨霊に石を渡すという技を見せつけて。
タムタム、その石持って飛んでいく。
「さあみんなでカムイコタンに帰るわよママハハ!」
いきなり謎の荷物が登場。
1話目から登場したナコルル、最終話でいきなりこんな荷物が出て来るなんて、誰が想像できただろうか。
天草を倒した侍達は歩き始めた。
この旅で己の目的を果たし、己を見つめなおした剣士たち。
彼らの旅は終わりなのだろうか。
いやお前自分で歩けよ。
彼らの旅はまだ終わっていない。
天草のように、悪の心を大きくしてしまった者が現れた時
きっとまた、彼らは闘うであろう。
そう、侍の魂を持った彼らなら -
いやお前もいきなり増やした荷物自分で持てよ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
と、ナコルルメインで紹介させていただきました、島本先生版サムスピ。
これはもう、伝わったんじゃないでしょうか?
そう、島本先生の描くナコルルの可愛さ!!
では、私が最も可愛いと感じた島本ナコルルの画像で締めたいと思います!
…え?なに?
僕、紫ナコルル派だけど?
【▼その後】