知り合いに風俗嬢がいる。
仮に名前をショウ子ちゃんだとしよう。
【↑イメージ】
ショウ子ちゃんは不思議な女性だ。
年齢不詳なのである。
見た目こそ若々しいものの、発言・行動などはとても大人。
その見た目も20~23歳くらいの少女だと思えばそう見える。
そして綺麗な30代だと言われればこれまたそう見える。
女性というのは不思議な生き物だ。
では、会話をしてみれば年齢が解るんじゃないのか?と思えばこれまた難しい。
最近お気に入りのテレビ番組は?と聞けばドラマを期待するも
幼女戦記の再放送とか言い始める。
だから漫画やアニメが好きなのね、と思い好きな漫画は?と聞くと
はじめの一歩とか言うし。
幼女戦記からはじめの一歩と何だが女子にしては尖りすぎている気もするので「もしかして、彼氏の影響?」と聞いてみると
「普通に人生歩んでたら二つとも必ず通る作品だよね?」と謎の上から目線で返事がくる。
無理だ。彼女の年齢を当てるなんて無理。
これが私の知り合い、ショウ子ちゃん。
【↑イメージ】
そう、忘れちゃいけないのが、彼女は風俗嬢。
男なら必ずお世話になる職業、風俗嬢。
私のようなモテない男子が憧れる女子の職業、風俗嬢。
彼女が会話中にテンションが上がるか下ネタ系の話題になると必ず出す話題。
それが「風俗嬢あるある」という話題である。
「風俗店に行くキモメンあるある」なら私も共感できるのだが「風俗嬢あるある」は中々聞ける機会がない。
ここで今回は私が聞いたレアすぎる風俗嬢あるあるを紹介したいと思います。
・遊んだ事ある店なのに「今回初めて利用します」と謎の嘘ついちゃう。
・「ホームページ見ました」と受付で言えば安くなるのに何故か言えない。
・「うわぁ、この人風俗でしか女子に相手してもらえないんだろうな~」と自分も同じなくせに待合室にいる知らない人を見下しちゃう。
あ、いっけね。これ「風俗店に行くキモメンあるある」だった。
ていうか俺だった。
で、話は戻して「風俗嬢あるある」
「あるある」の中でもやはり「変わったお客さんが来る」事が一番風俗嬢同士で共感できる話題なんだとか。
変わったお客さん。
それは一体どんな人なんだろうか。
僕みたいな男だろうか。
ショウ子ちゃんは言った。
「この前さー
戸愚呂100%みたいな人相手してさぁー」
と、いう訳で私が風俗嬢から聞いた衝撃的なお客様である
「幽遊白書の戸愚呂⁽弟⁾のようなお客」とは一体どんな人だったのか?というのを考えて行きたいと思います。
☆戸愚呂⁽弟⁾とは何者なのか!?の巻
少年ジャンプで気が付けば20年くらい連載されている漫画、「ハンターハンター」の作者、「富樫義博」先生の描かれた漫画、幽遊白書の登場人物である。
幽白、といえば霊感強めな中学生「浦飯幽助」がひょんな事から「霊界探偵」となり妖怪なり怪物なりと指先から零気を込めて発射される必殺技「霊丸⁽レイガン⁾」を駆使し敵をバッタバッタ倒していく、という漫画だ。
そんなラスボスでもないのにとても印象的な敵キャラが…そう、戸愚呂⁽弟⁾だ。
▼▼みたいなサングラスをしている方が戸愚呂⁽弟⁾。
肩の上に乗っているのが戸愚呂⁽兄⁾
彼は、今まで何となく倒していた敵と違い、長きに渡り幽助達と闘うライバルだと言っても良い妖怪。
戸愚呂⁽弟⁾は一体どんな妖怪なのか?
普段はそう、服を脱いでもちょっとホッソリしたボディの弟。
こんな感じだが、結構動物は好きらしい。
「私ぁ能のない妖怪でねェ 唯一できるのがこの筋肉操作なんですよ」
筋肉操作。それは一体どんな特技なのだろうか。
見よこの筋肉。
凄すぎるぞ筋肉操作。これが戸愚呂⁽弟⁾の力だ。
この筋肉をもってすれば…
自分より大きい化け物の攻撃など全くダメージを受けず…
瞬殺。
これが戸愚呂⁽弟⁾である。
だがそんな戸愚呂⁽弟⁾には1つよく解らない所がある。
筋肉でも、サングラスな見た目でも声優が玄田哲章な所でもない。
なんだこの吹き出しの形。
☆戸愚呂⁽弟⁾のような客!?の巻
サングラスが特徴的な筋肉操作しか能がないらしい渋い声で動物が好きな変な吹き出しの男、という事が解っていただけただろうか。
では、何が戸愚呂⁽弟⁾っぽかったのか?
正直に言うと、横刈り上げで上ツンツンみたいな髪型は腐る程居るし、こんなサングラスしてる人は実際あまり見ない。
更に言うなら、一番特徴である筋肉も
このレベルは流石に無理があるだろう。
では何が戸愚呂弟ぽかったのだろうか。
私が想像するに…
発言が戸愚呂弟っぽかったのではないだろうか。
初期の戸愚呂のように「だねェ」とか言っちゃう感じだろうか。
という訳で今回は、風俗店に行った戸愚呂⁽弟⁾の気持ちになってみて、ショウ子ちゃんの言う「戸愚呂っぽい客」とはどんな奴だったのかを考えたいと思う。
☆入店
・「ここが地下でよかった」
久々の風俗にちょっと緊張気味の戸愚呂。
多分、お店に普通に入るのが人目が気になってドキドキだったのだろう。
ポケットに手を入れ、3階にある眼鏡屋さんに用があるんです。
…みたいな顔をしてエレベーターのボタンは↓を押すのであった。
・「こいつぁ驚いた」
ファッションヘルスに入店するも驚く戸愚呂。
この驚き方、平日の昼間13時だというのに自分以外に客がたくさん居てすぐに遊べると思ったのに下手すりゃ1時間待ちかもしれない驚き。
もしくは料金が思いのほか高額だったかのどちらかだと思われる。
もしフラっと入った店が30分18000円とかだった場合、戸愚呂じゃなくても「こいつぁ驚いた」となるであろう。
・「気がすすみませんなァ」
やはり30分18000円と高額だったようだ。
・「聞いたかい あいにくだなァ」
高額だが女の子と遊ぶことを決心した戸愚呂。
だが店員さんに「申し訳ありません~今早くても40分くらいお待ちいただく感じになってしまうんですよねぇえ~」と言われたのであろう。あいにくだなァ
・「まぁ…30%てとこか」
待つことも決意した戸愚呂。
だが、30分18000円と予想外な値段だった彼は現金がなかった。
クレジットカードで会計を済まそうとすると「手数料がかかってしまいますがよろしいですか?」と店員に聞かれる。
事前にカードだと手数料がかかる事を知っていた戸愚呂。
そこでドヤ顔の「まぁ…30%ってとこか」
ちなみに基本的に風俗店のクレジットカード手数料は15%なので、戸愚呂、ドヤ顔で間違える。
・「ようやく出番だ」
「お待たせしました戸愚呂さま、3番のお部屋にご案内でーす」と言われたのだろう。
長かった、40分待ち。
プレイ時間より長い待ち時間。
☆プレイ前
・「なん年ぶりかね 血が騒ぐなんてのは…」
部屋に案内される戸愚呂。
その待合室からカーテンを潜り部屋まで10秒もしないであろう部屋までのその短距離でとにかく楽しみに店員に連れられ歩く。
とにかく久々の風俗店なのが伝わってくる。
・「おやおや期待はずれだねェ」
扉を開けて、セーラー服で待機していた女子を目の前にした戸愚呂。
両手を広げて戸愚呂に手を振り「ヤッホー♪よろしくねー」と愛嬌よく接する彼女は何となく広瀬すず……が、ボクシングの試合をし顔を集中的に狙われた末KO負けした場合こんな感じなんだろうなぁと思えるブスだったのではないだろうか。
だとしたらおやおや期待はずれだねェ。
・「やぁ…先日はどうも…」
そんな広瀬すずとは似ても似つかないブスが目の前に登場するも「おやおや期待はずれだねェ」などと失礼な事は言わない紳士な戸愚呂。
そこはバッチリと「やぁ…先日はどうも…」と初めて来た店で初めて会う女性なのに本指名かのような対応で感情を隠す戸愚呂。
紳士というより18000円+15%支払い40分待った挙句出てきたのがブスという連続技に焦りすぎて使う日本語を間違えた可能性すらある。
・「ま…お手やわらかにたのみますよ」
礼儀正しく女の子にあいさつする戸愚呂。
だが、30分しかないのでお手やわらかにしている時間はない。
・「こう見えてもねェ 結構動物好きなんすよ」
「え~?猫飼ってるんですか~??」と女の子の質問に答える戸愚呂。
そう、いくら風俗店とはいえ、女の子とのコミュニケーションは大事なのだ。
でも30分しかないというのにガッツリ時短をされる戸愚呂。
急げ、急がないと時間が…!
☆プレイ開始
・ボンッ
無駄にお喋りが長いブス。戸愚呂が部屋にあるタイマーを見ると…
なんと残り時間は19分。
まだ服すら脱いでなかった戸愚呂も流石に危険を感じ服をボンッする事に。
焦りすぎだ戸愚呂よ、脱ぐどころか服を吹き飛ばしている。
・「さあ 見せてもらおうか」
自分は服を吹き飛ばしたが、相手には脱ぐように指示。
残り時間17分、頑張れ戸愚呂。
・「剣に変わったァーーーーーっ!!」
せっかく久々の風俗店、どんな女性が出てきてもちゃんと事を終えたいのが悲しきかな、男という生き物である。
という訳で自分で服を脱ぎ、相手に服を脱いでもらい剣に変えた戸愚呂。
何を剣に変えたかは皆さまの想像にお任せする。
・「ずいぶんとなめられたもんだねェ」
違う、お金を払って舐めてもらってるんだよ君は。
とりあえず時短はするものの、ちゃんとプレイはしてくれる嬢だったみたいだ。
・「少し強くいくぞ」
攻守逆転したようだ。
残り時間10分、まだまだ楽しむ戸愚呂。
ちなみにショウ子ちゃんいわく「強めにしてくる男はマジ最低」だそうです。
・「-っと…失礼 この角度で攻撃するのはフェアじゃないな…」
どんな体制で強めにしていたんだ、アンタ。
残り時間7分…
・「3分でこのビルを平らにしてみせようか?」
残り時間5分と嬢から言われた戸愚呂。
既に高い金を払った戸愚呂、延長はしたくない。
そこで先程「剣」と例えていたものは100%中の100%まで行ったのだろう。
とうとう例えが「ビル」に変わった。
だが、彼が本気を出せば3分で平らになるらしい。早っ。
・「それじゃあムリだね あんたのスピードはもうわかった」
3分で平らになるらしいのだが、多分嬢にビルをどうにかさせている戸愚呂。
だが、全然ダメらしい。しかも「それじゃあムリだね」と中々腹立たしいであろうダメ出しつき。
・「ロケット噴射みたいに加速をつけたのか…」
いくらブスでも流石は風俗嬢。性に関してはプロだ。
「それじゃあムリだね」と言わせた戸愚呂に100%中の100%の力でイカせにかかる。
ロケット噴射みたいな加速…想像しただけでちょっと痛い。⁽意味不明⁾
・「いや…もはや我慢できないと言った方が正直だな」
戸愚呂、嬢の本気の技に耐え切れない様子。
残り時間2分…!タイマーが先か…戸愚呂が先か…!!
・「るああーーーーー!!」
戸愚呂、果てる。
タイマーが鳴る前に事を終わらせる戸愚呂。
久々の風俗店で彼はとても最高のひと時を過ごしたのではないか。
「るああーーーーー!!」とこの咆哮。
なんと言うか最初に言った気もするのだが…
ここが地下でよかった…。
☆プレイ終了
こんなお客だったんだろうか。
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「この前さー
戸愚呂100%みたいな人相手してさぁー」
私は知り合いの風俗嬢、ショウ子ちゃんにそう言われた。
そう言われた時私は冷静になった。
あんなムキムキなサングラスの人居る訳がないので…
「おやおや期待はずれだねェ」みたいな話し方をする人なのかな?と思った。
だが、世間一般では戸愚呂⁽弟⁾のイメージは筋肉。
やはりここはまず、見た目から質問してみようと思った。
「おいおい、どんだけムキムキなお客さんだったんだよー⁽笑₎」
するとショウ子ちゃんは言った。
「え?全然ムキムキじゃないよ?」
「え?じゃあ、どんな所が似てたの?」
「髪型がアレだったからー」
「え?髪型で判断できます…?」
「プレイで脱いだ時、蝶ネクタイしたらマジでお盆芸の人だったから!!」
ショウ子ちゃんそれ…っ!
戸愚呂じゃなくてアキラ100パーセントですから!!
しかもお盆芸で隠さないアキラ100パーセントなんて…
もはやそれ、アキラ100パーセントですらねーから!!