第55回・北斗の拳のバットは修羅を倒すために一体何をしたのか。
紆余曲折あってラオウの兄「カイオウ」にさらわれたヒロインのリン。
それを助け出すために修羅の国へと単身乗り込んだ主人公ケンシロウ。
リンを連れて「悪は愛すら支配するということを今こそ教えてくれようぞ」と、カイオウなりの理論をリンに説こうとする。
ケンシロウ、リンを救うために駆けつける。
やっとだ、やっと会えた。
だが、カイオウ…
北斗琉拳 死環白という破孔を突く。
この「死環白」には一体どんな効果があるのだろうか。
「この破孔を突かれし人間はその光とともに一切の情愛を失うのだ!!」
「そしてその目は再び開かれた時 最初に目の前に立つ人間にその情愛のすべてをささげるであろう!!」
「たとえそれがどんな小悪党 汚れきった下郎であってもだ!!」
な…なんて恐ろしい事をするんだ、この男は…!!
そしてカイオウ、そんな目覚めたら誰でも愛しちゃう破孔を突かれたリンちゃんを馬に乗せ…
適当に走らせる。
な…なんて恐ろしい男…カイオウ…ッ!!
こんなリンがエロ同人誌くらいでしか有り得ないであろうと思われた状況の中、ケンシロウはリンのため、カイオウは「悪」のために激闘を繰り広げる。
で、やっぱり北斗の拳と言えば「ヒャッハー」で有名な世紀末。
登場人物がイケメン以外の男は弱い村人か食料等を力ずくで奪うザコだ。
もちろんリンはしょうもないザコに狙われていた。
だが、流石は修羅の国、といった所だろうか。
更にそれを狙うザコ。
もう、リンちゃん。意識もないのに大ピンチの連続だ。
そのピンチを救ったのが
ケンシロウの実の兄 ヒョウだ。
彼も北斗宗家の男、拳法の実力は中々だ。
だが・・・
相手の数が多すぎる。
しょうもないザコ以外にもケンシロウも一度苦戦した「修羅」達もヒョウとリンを狙う。
その数はざっと300近くらしい。⁽黒夜叉の計算₎
だが、ケンシロウの兄…いや…漢・ヒョウ
リンを守るため、死を覚悟する。
つられて側近である「黒夜叉」までも…
漢・黒夜叉に。
リンを守るため300人は居るであろう「修羅」に立ち向かう
漢・ヒョウ、そして漢・黒夜叉その結末は…
傷つきながらも、300居た修羅を撃破。
だが代償はデカイ…
側近であった漢・黒夜叉は命を落とす事に…。
共に戦った黒夜叉に対し、涙を流すヒョウ。
・・・!?
まだ残っていた修羅。
リンを奪い、ヒョウに攻撃する修羅。
そんな武器なんぞで北斗宗家の男を倒せる訳が…!
漢ヒョウ、ダメっぽい。
ヒョ…ヒョウ~~~~ッ!!
・・・・!!??!?
残っていた修羅、吹き飛ぶ。
その修羅を殺し、リンを奪った男。
馬に乗った男だった。ヒョウも何が何だか解っていない様子だ。
漢ヒョウ、今度こそダメっぽい。
ヒョ…ヒョ~~~~~~~~~~~ウッ!!
「あんたひとりでこれだけの修羅を倒したのか?」
この見覚えのあるイケメン…ま…まさか…!
「オレはバット!」
「この女とケンシロウを追って海を渡って来た!!」
バットだった。
オイシすぎる再登場、バット。
あの、1話から登場したバットが、まさかこんな形で、こんなカッコ良すぎる再登場を果たすとは誰が思った事か。
大ピンチのヒョウを救っただけならまだしも愛するリンの生涯に関わるピンチまでも救い、決めセリフは「この女とケンシロウを追って海を渡って来た」とかもう最高。
きっと北斗の拳のこのシーンを見た人はみんなが
バット…!あんた最高だよ!!と思い…
そして…
バットお前…!!
そんなに強かったっけ?
と、思ったのではないでしょうか?
今回は、この修羅の国を渡ったバットはどうやって修羅を一撃で倒したのかを考えて行く回にしたいと思います。
☆バットとは何者なのか!の巻
北斗の拳における、話が進んでも進んでも登場する数少ない生存者である。
そして、まずバットといえばあんなイケメンよりイメージ的にはこっちの少年だろう。
登場は第一話から、199X年に核の炎に包まれた世紀末の生き残りだ。
世紀末ではとにかく「水」と「食料」が大事。
あの北斗神拳伝承者のケンシロウですらも餓えには勝てないのだ。
で、水と食料を分け合い少しでも穏やかに暮らす人々の集まる「村」
脳も心なく、こんな時代に変に筋肉ばかりつけて自分は強いと勘違いし、その大事な食料を人や村から奪って生きてきているのが「ザコ」
バットはどちらにもなれない「コソ泥」として登場。
餓えに耐え切れず泥棒と間違えられ捕まったケンシロウ。
単純に泥棒として捕まったバット。彼らは相部屋だった。
そして、この村の心優しき少女「リン」
牢屋に居るお腹を空かせたケンシロウ達に食料を渡す。
この3人の運命の出会いは、この牢屋からだった。
少年バットはどんな子だったのか。
せっかく食料を持ってきたリンから牢屋の鍵を奪おうとするクズっぷり。
思想は悪党と同じソレ。
そして、リンが親を目の前で悪党に殺されてしまったショックで喋れないという事をケンシロウに伝えつつ
自分もガキのクセにこの暴言。
クソ野郎。ボキャ貧の私にはこれくらいしか例えられない。
そんな悲しき少女リンに、ケンシロウは…
「しゃべれるようになるおまじない」をしてあげた。
なんとも優しいケンシロウだ。それに比べあのクズ、バット…。
そんな時だ。
バット・ケンシロウが捕まっている村に、水と食料を求めてザコ共がやって来る。
ケンシロウに「リンはどうせ殺されるぜ」と伝えるバット。
ケンシロウは牢屋をブチ破り、リンを助けに向かう。
どんな奴が相手だろうと、指先一つでダウンさ。
と、今でこそ誰でも知っているケンシロウのパワーに驚きすぎて絶句するバット。
そらそうだ。まさか北斗神拳伝承者と牢屋で相部屋になるとは思わなんだ。
駆けつけると、村人は食料欲しさに村を襲うザコ共に殺されていた。
そしてリンは、そのザコのリーダー「ジード」に人質にされていた。
いや、リンを握って持ち上げちゃうなんてアンタどんだけデカイんだよ。という感想が出てしまったアナタ、安心して下さい。
こんなのまだ小さい方ですから。
それよりあんだけの人殺しておいて、今更「抵抗をやめろー」の方が私としては驚きだ。
リンを助けに来たケンシロウ。だが、リンは知らない。
牢屋をブチ破れる所か彼が北斗神拳伝承者だという事を。
それを知らなければリンから見た彼などただのムキムキの革ジャンだ。
ケンシロウが自分のせいで殺されてしまう…!そう思ったリンはケンシロウに「来ちゃダメだ」と伝えたい。
だがリンは親を目の前で殺されてしまい喋る事が…
叫んだ。
あのリンが喋るどころか、叫んだ。
バットもこれにはさすがに「おまじない…なんかじゃない…」と気付いた。
北斗の拳にてよく出て来る「秘孔」を突いたのであろう。喋れるようになる。
リンの叫びに応えたケンシロウ、敵を撃破する。
一件落着。不意に泥棒として捕まったが食料を分けてもらったお礼をするかの如く村に襲い掛かってきたザコ共を撃破したケンシロウ。
食料があるであろうこの村に留まるつもりは無い。ケンシロウにも旅をする理由があったのだ。
では、バットはどうしたのだろうか?
私が女ならこういう男は彼氏にしたくない。
と、いう訳でバットはケンシロウの恋人ユリアを探す旅に同行する事となる。
人間って変わるモンなんですねぇ。
同じ「オレはバット」なのに…。
☆続・バットとは何者なのか!の巻
ケンシロウと同じく1話目から登場するバット。
彼のクソ野郎っぷりは伝わったのではないか、と思います。
だが、彼は「こんな時代」だからそんな捻くれた子になってしまったみたいだ。
この人はトヨという女性。バットの母親だ。
母親と言っても実の母ではない、この荒れた世紀末で孤児になってしまった子を面倒みている人だ。この世紀末では人間荒れるか優しくなるかの両極端になるみたいだ。
バットもこの人に育てられた1人だ。
バット、めっちゃ慕われている。
そう、この孤児たちの中で一番お兄ちゃんなのがバット。
今回このバットの故郷に来たのには理由があった。
それはケンシロウの力を借りて井戸から水を掘り当てる事だ。
ケンシロウに不可能はなく、パンチ一発で解決。
バットの故郷に水が沸き、今回も難なく一件落着
にはならず、やはり水のある所に悪党あり。
そして役割のある老人系キャラクターが
大体襲われてしまうのが北斗の拳だった。
残念ながらバットの母、トヨも例外ではなかった。
死を悟ったトヨ、バットに話しかける。。
「自分がいなくなればその食料がほかの子に…」
「わしや子どもたちのために自分から口べらしに…なってくれたんじゃろ…」
「おまえはほんとうにやさしい子じゃな・・・」
リンの居た村では泥棒として捕まり、クソ野郎としか表現できないくらい暴言を吐きまくったバット。
その旅の理由は孤児である自分の親兄弟たちの食料を気にし、自分が口べらしにと始まった旅であったようだ。
で、バットの母、トヨを殺してしまった悪党は
ケンシロウにより、こうなる事に。
仇が取れた事を喜ぶバット。
親と呼べる人を亡くしてしまったバット、第二の旅はここから始まる。
ケンシロウとの旅は、やがて「生き延びる旅」ではなく「北斗の宿命」的な旅へと目的が変わって来る。
ケンシロウについて行けば「くいっぱぐれはあるまい」と思っていたバットの心に変化が起きる。
「あの血はおれたちの血…」
「もっと強かったら…力があったら!!」
世紀末を生きる少年バット、彼は北斗神拳や南斗聖拳を伝承する男と達とは違い無力であった。
あのバットが、自分の無力さを恨む。
そして、ケンシロウを通じて「男の死」を目の当たりにする。
バットはこの旅を通し、ケンシロウの強敵⁽とも⁾達の死を何度も見る事となる。
そして北斗の拳第一部の最終章と言えば、北斗神拳の宿命といえる「拳王」ことラオウ対ケンシロウ。
バットもまた、この最強の男達の戦いを目に刻む事となる。
結末は、ケンシロウの勝利。
恐怖でこの世紀末を支配しようとしたラオウの野望は失敗に終わる。
元々は北斗神拳の宿命が~より恋人のユリアを探す旅をしていたケンシロウ。
ラオウを倒し、ユリアも見つかった今、ケンシロウの旅も終わりを迎えていた。
ケンシロウはユリアを連れ、どこかに歩いてゆく。
その背中で今まで一緒に旅を続けてきたリンとバットに別れを告げるように進むケンシロウ。
というか、ラオウを倒してから本当無視するかの様に一言もバットたちに何も話さないケンシロウ。
バット、涙を流し、追う。
そう、ケンシロウはバットにとって兄のような存在だった。
無口もあり多くを語らないケンシロウだが、バットに「生きる」という事を教えたケンシロウ。
やっと会えたユリアとケンシロウの邪魔はしちゃいけない。
リンはバットと「絶対に追わないって約束」をしたみたいだ。
だが、リンも涙。
ケンシロウを「兄」と慕うバットだったが、喋れるようにしてもらい、何度も命を助けてもらったリンからしたら、ケンシロウに抱いている感情は「愛」だった。
こうして、バット・リンの二人はケンシロウとの旅を終える。
ラオウが倒れ、世も平和になったかと思った数年後…
あんまり前と変わらなかった。
やはり強い悪そうな奴、弱い村人という図で成り立つ北斗の拳。
その未来、バットは…?
イケメンに。
リンも素敵なギャルに。
彼らは「北斗の軍」を名乗り、悪党と闘っているのであった。
少しでも平和のためと弱い人々のために闘う2人。
そんなリンとバットの前に再び現れたケンシロウ。
「男の顔になったな!!」
「行くぞ リン バット!」
そう、男達の「戦い」と「死」を見てきた彼ら。
そして自分達で闘い、今まで生き抜いてきた2人。
ケンシロウから「戦士」そして「仲間」と認められたのであった。
☆もしかしてバットは強いのか!?の巻
バットという男を簡単にではありますが、紹介させて頂きました。
敵を一撃で「うげ!!」させる程強かったですみたいな成長過程は無い。
ただ紹介したのは少年バットから大人のバットになるまでの過程である。
バットがイケメンに昇華した北斗の拳2部のバットの「強さ」について振り返りたい。
対:ザコ
北斗の軍リーダーバット、痛そうなこん棒で攻撃。
そう、強さとは攻撃よりも行動力なのだ。きっと。
対:アイン
バットの強敵⁽とも⁾ともいえる男、賞金稼ぎのアイン。
彼のパンチは強い、ザコの顔面を凹ませる事もあれば貫通する事もあるパワー。
そんなパンチを繰り出されたバットは…
南斗水鳥拳でしょうか?くらい軽い身のこなしを披露。
アインに攻撃する事もなくこの後共闘する事となる。
対:最後のエリアの人々
何て言っていいか解らないキックと裏拳で応戦。
アインの攻撃を華麗にかわす辺り防御力は高そうだが、どうも攻撃力はあまり高くなさそうなバット。
アインと共闘した結果は…
とりあえず全滅。
多分、アインのおかげだろうなぁとは思う。
対:金色のファルコ
勝てるハズのないバット対ファルコ。バットの攻撃は…
ダーツの矢みたいなのをばら撒くという手段。
通用しないどころかお見事としか言いようのない回収方法を披露したファルコ。
対:ボルゲ
修羅の国編以降の敵、ボルゲ。
ケンシロウがトドメを刺さなかったためハンパに生き残り、ケンシロウの恨みで胸いっぱいな彼。
だが、ケンシロウは記憶を失っている最中。よって北斗神拳が使えずあのケンシロウが弱い、という状況である最中に登場。
バットはケンシロウに成りすますため、自分に7つの傷をつける。
人差し指で自分の胸に穴をあけられる程のパワーはあるらしい。
武器でバットに攻撃するボルゲ、やはりかわす事に長けているバット。
攻撃は剣。拳は使わないスタイルのバット。
そのボルゲとの決着をつけたバット、そのトドメの一撃は
剣。
このボルゲとの決着がバットという男の最期こ攻撃だった。
なんてったって最終話の1話前だし。
こ…この破壊力は一体…。
☆もしかして北斗神拳て…!?の巻
バットは回避能力が高く、攻撃は基本武器という事が解った。
武器以外の攻撃は逆立ち失敗したみたいな蹴りと裏拳だけだ。
では、↓の彼は一体何で攻撃されたのか?
よく見るとこの男、内側から吹き飛んでいる辺り…
秘孔を突かれたのでは…?と思ったのは私だけだろうか。
経絡秘孔、それは北斗の拳を読んだ人は必ず知っている要するに「ツボ」である。
経絡秘孔の種類は多く、指先や攻撃の時にさりげなく突く事で効果を発動する北斗神拳の神髄である。
その効果は多種多様で、ケンシロウが相手を破裂させて殺害しているアレは大体秘孔である。
そして、相手を殺害する以外にも、喋れない子が喋れるようになったり、目が見える様になったり、意志とは関係なく相手に自白させたり等本当色々だ。
バットに秘孔?そんなの無理だろう。
そう、最終章ボルゲ編にてバットはリンの記憶を指先で突き、消すという技を披露しているのだ。
これは秘孔以外考えられない。だが、北斗神拳の「秘孔」はそんな簡単にパクる事ができるのだろうか。
秘孔を使う人1:アミバ
北斗の次兄、トキを偽った男「アミバ」
ただのトキのコスプレで地位を気付き上げた人と思われがちだが、ケンシロウさえも一瞬騙すそのコスプレと秘孔の知識、そして拳法の実力の持ち主だった。
「間違ったかな?」で有名なアミバさん。秘孔を突くも失敗ばかりしているイメージだが、彼が失敗しているのは実験している「新しい秘孔」の発見である。
子供を間違いなく殺す秘孔や自分をパワーアップさせる秘孔など狂いなく突ける辺り、彼の実力は中々だと思われるが
北斗神拳伝承者の候補に入らなくても秘孔は使えるらしいという証明をしたのもまた、彼だった。
秘孔を使う人2:バラン
ブランカの国の王を名乗る男バラン。
人を殺したり治したりと奇跡を起こす男として崇められるが、その奇跡は秘孔によるものだった。
そんなバラン、ケンシロウと闘う時に見えた構えは「北斗神拳七点掌」というものであった。
「その拳はラオウから学んだものか…」
バランは少年時代「妹を奪った神に仇を討ちたい」という理由でラオウに拳法を教えてくれと頼んだのであった。
「わが拳は一子相伝 教えることはできぬ 盗め!!」
盗めるらしい、北斗神拳。
今の社会では古いと言われているらしい「背中を見て仕事を覚える」と同じ仕組みで北斗神拳はイケるらしい。
秘孔や構えくらいならまだ盗んだ、としよう。
北斗剛掌波までもコピー可だったらしい。
☆バットも北斗神拳を…!?の巻
盗める事が解った北斗神拳。
だが、彼はそんなにケンシロウの北斗神拳を盗める程見たのだろうか?
少し振り返ってみることにした。
ジード
トドメを刺された技は「北斗百裂拳」である。
吹き飛んだジードを見てバット、ビビって漏らす。
ちなみに私がバットなら多分ビビって死んでると思います。
スペード
「北斗残悔拳」にて死亡。これは両手の親指を相手のこめかみに刺す、という技なので読者でも覚えられそうだ。
ダイヤ
「交首破顔拳」にて死亡。
秘孔というよりこのポーズの方が記憶に残る。
デブ専用の必殺技「北斗柔破斬」にて死亡。
「ひでぶっ!!」が面白すぎて技が盗めたのか心配だ。
シン
十字に殴れば1分で相手が死亡する技にて敗北するシン。
技名は原作だと無し、アニメだと「北斗十字斬」ファミコン版だと確か百裂拳だ。
「北斗壊骨拳」という技にて死亡。
北斗の拳の中でもベスト3に入るグロテスクな技だ。
留守番している事が多く、久々にケンシロウ自らバットに北斗神拳の奥義を見せるのはサウザー戦。
だが…
多分遠くてバットはあんまりよく見えてないんじゃないかなぁと思う。
こんな技なくね?
☆バットは一体何をしたのか!?の巻
攻撃力は微妙だが、秘孔は使えるっぽいバット。
盗む事で北斗神拳は使える様になる事を証明したバラン。
だが、ケンシロウは「うげ!!」となるような北斗神拳を使っている所をバットに見せていない。
だが…このうげ!男の体の吹き飛び方からして…
私の予想では…
北斗剛掌波なのでは!?という所。
ラオウから技を盗んだ男、バランに「見本」として使用するだけであり、バットは見ていないのだ。
では、バットは剛掌波を使えるワケがないじゃないか?という事になるのだが…
バットもラオウから技を盗んだのではないだろうか。
バットも観戦していたラオウ対ケンシロウ戦、ラオウは何か剛掌波っぽいのを手からだしユリアを石像の手から落としていたのだ。
という訳でこの謎のボコッうげ!!は当ブログでは
北斗剛掌波だった、という事でまとめたいと思います。
☆次期北斗神拳伝承者は!?の巻
北斗剛掌波で窮地を救ったバット。
カイオウはケンシロウに倒され、残す問題はまだ目を開かないリンの事。
リンはバットと一緒に居ながらも、心はケンシロウにあった。
リンを愛するバットだが、バットはリンの気持ちを知っていた。
だが、ケンシロウは「リンの愛に応えられるのはお前しかいない!」とバットに託す。
リンを託したケンシロウは二人を置いて再び旅に出る。
リンの愛に応えたバット。
「さあリン帰ろう、オレたちの国へ!」
だがバットはケンシロウが気がかりだった…。
「北斗神拳を伝承する人間をどうするというのだ…」
そう、次期北斗神拳伝承者だ。
「ケンよ…北斗神拳をだれに・・・」
「さらばだ」とバットを置いて旅に出たケンシロウ。
バットの方が伝承者に向いてる気がしますけど。