第51回・私の大好き超人部 ウォーズマン【前編】
どうも流行りの話題に乗れないのが私の悩みである。
アニメなんかも「今期何見てる?」と聞かれても機動戦艦ナデシコって面白いよねと大幅ズレた返事をしてしまいそうで怖い。
が、そんな事も言っていられないのだ。
生きていく上で必要なもの、コミュニケーション。
自分の好きなモノだけを発信してもしょうがないのだ。
やはり、相手に合わせる。これが大事だと思う。
2018年7月3日現在ならそう、ワールドカップだとか。
いつだってテレビを確認していれば話題など尽きないのだ。
そこで、学校や会社で不意に聞かれそうな話題。
AKB48は誰推し?である。
やはり人気のアイドルAKB48
職場の上司はきっと部下である私なんかに気を使ってくれてこんな話題を振ってくれたのだろう。
だが困った事に、ぜんぜん知らないのであった。
でも、有名なアイドル…モデルなのか何なのかよく解らないけどテレビで見る可愛い女性タレントのうち一人を言えば…AKBか…!?
等と悩んでると一言。「別に現役でなくて卒業した子でもいいけど。」
ふとAKBを卒業?引退?脱退?した可愛い女の子の名前が私の頭に降りてきた。
やまぐちりこ激推しです!!
とは口が裂けても言えず、私はテレビを見ない芸能無知野郎の称号を無事に獲得した。
く、悔しい…ッ
アイドルを推してないだけでそんな目で見られるのか…!!
アイドルじゃなくて…
アイドル超人だったら胸を張って「ウォーズマンです」って答えられたのに…ッ!!
このウォーズマンが登場してからグッとキン肉マンは面白くなる。
扱いの良さから作者、ゆでたまご先生もウォーズマンが好きでしょうがないと感じるくらいだ。
そして、もちろん私も大好き。
という訳で今回は、私がやまぐちりこと同じくらい推している超人、ウォーズマンを紹介する回にしたいと思います。
☆ウォーズマンって一体何者…!?の巻
漫画、【キン肉マン】の登場人物。
超人オリンピック・ザ・ビッグファイト編にて初登場のウォーズマン。
最終予選にて登場、の前に登場。
読者の超人応募紹介のコーナーにてウォーズマン登場。
「ザ・ウォーズマン」だそうだ。⁽ソ連₎ロシア代表のウォーズマン。
神奈川県出身だったようだ。
そして、最終予選をしれっと1位通過したところが彼の初登場である。
有名な「コーホー」も初登場まさかの「スーハー」である。
で、1位通過のウォーズマン、トーナメント初戦は
シンプルな見た目のウォーズマン 対 絶対負けるだろコイツな超人、ティーパックマンの対決。
超人だのプロレスだの言っても所詮ギャグマンガなキン肉マン、さーて、どんな試合なんでしょうか~?
うわぁお。
拳についた爪⁽ベアークロー⁾で必殺技「スクリュードライバー」にてティーパックマン撃破。
実はこのウォーズマン登場からキン肉マンがシリアスになって行く。
そして次の対戦相手の超人、ペンタゴン選手は…
羽をもがれ
脇腹を膝でやられ
顔から切り裂かれる。
ここでウォーズマンの残虐的なファイトが協調される。
強い、強すぎるウォーズマン。
残虐超人ウォーズマン、そんな彼にも子供のファンが居た。
あれだけ残虐ファイトをしても、サインを書いてあげちゃう。
流石はウォーズマンだぜ。
「なにをしているウォーズマン さっさと会場入りせんか!」
ウォーズマンの師匠である。
サイン書いてた子供らをぶっ飛ばす。
うーん、残虐超人…。
そして準決勝。
ウルフマン対キン肉マンが土俵で闘っている頃…
ベアクローを使い、ラーメンマン模型?を全て撃破に5秒ほど。
バラクーダ的にはまずまずらしい。落ち込んでかウォーズマン、体育座り。
その練習風景を見に来た記者達には「ひゃーすげえ練習だな」といった感じに見えた様だ。
トレーニングのシメはラーメンマンの顔のついたボーリングピンを用意。
落ち込んでたと思われる体育座りから構え。
何をしてるんだね君は。
そんな事してふざけていると、バラクーダに怒られてしまうぞ!
バラクーダ大喜び。
そして記者「こりゃラーメンマンの負けだな・・・」
何故そう思ったのかは解らないが、ラーメンマン対ウォーズマン戦が始まる。
キン肉マンの応援で来たビビンバがぶつかってしまう。
あの残虐ファイトを繰り広げたウォーズマン…
じゃなくてキレたのは師匠、バラクーダだった。
それを止めるウォーズマン。
言葉など発しない。コーホー。
残虐超人ウォーズマンはどこか優しさがある男だった。
そして、準決勝ラーメンマン。
ラーメンマンも初代残虐超人としてかなりの実力者ではあるが
ファイティング・コンピューター
バラクーダ曰く、ウォーズマンはファイティングコンピューター。
脈や呼吸で相手の技を読み、痛い、苦しい等の感情も一切ない。
そんな相手にどうすれば良いのか。
リング外に飛び出すラーメンマン。だが諦めない。
そして、バラクーダにトドメを刺すように指示される。
「もうあならの勝ちは目に見えているわ とどめなんか無意味よ!!」
「わたしはしっているわ あなたのやさしい目を…」
先程バラクーダから助けてもらったビビンバ、ウォーズマンに話かける。
が、その声は届かず、ラーメンマンにもティーパックマンにトドメを刺した「スクリュードライバー」で攻撃。
間一髪ラーメンマン、場外に居たためゴングでベアクローを止め
られない。
この脳天への一撃が原因でラーメンマンは植物人間となってしまう。
そして決勝進出はウルフマンに勝利したキン肉マンとウォーズマン。
ここから残虐超人ウォーズマンに変化が訪れる。
☆超人オリンピック・ザ・ビッグファイト編①の巻
決勝戦の調印式での出来事であった。
彼はキン肉マンに椅子を引かれ転んでいた。
今の小学生も友達にやって、先生に怒られているのだろうか。
怒られるならまだ良い、キン肉マン選手
イラっとしたウォーズマンに「やるのかよてめえ!」と喧嘩を売る。
超人のクズである、キン肉スグル。
ウォーズマン、クズのスグルにキレる。
が、キン肉スグルの応援に来ていたハズのビビンバ、ウォーズマンを止める。
「ビビンバおまえ… コノヤロ~そういうことだったのか~っ!」
と、勝手に浮気を疑うクズスグル。
椅子を引いて逆切れするクズと殺人超人のどちらかを選べと言われるとどっちも嫌であるのだが、ビビンバ的にはウォーズマンみたいだ。
で、ビビンバが止めたハズなのだが
結局また喧嘩をしているクズとファイティングコンピューター。
クズ、とうとうビビンバに手を上げる。
そしてウォーズマン、叩かれたビビンバを見て怒。
ベアクローを使った残虐系な必殺技しかないと思われていたウォーズマン。
スグル一人では脱出不可能であったため、テリーマンの助けもあり、その場はなんとかなるも、この喧嘩が原因で
素顔を見られたら死ななければならない、というキン肉族の掟がある事を知られ、バラクーダから「覆面はぎデスマッチ」を要求される事となる。
そして、覆面はぎデスマッチの当日の控え室…
試合前の身だしなみ、という事でヒゲを剃っていた。
負ける事は一切考えていないが、負けた時様に身だしなみ。
なんて紳士なんだ、ウォーズマン。
同じころ控え室にて、キン肉マン…
闘いたくないあまりミート君のマスクをかぶり
「あれ?王子はいませんよ」等とほざき、ジョアを飲んでいた。
この前まで椅子を引いたり喧嘩を売っていたスグルだが、パロスペシャルに恐怖。
どうしても闘いたくない、と
逃げる。
スグルの家⁽キン肉ハウス₎が田園調布にあった事も驚きだが
「だれかそこのブタつかまえてーっ!」としれっとキン肉星王子を罵るミート君にも中々驚く。
そんなブタを捕まえたのはブロッケンJrと介護されるラーメンマン。
植物人間になったラーメンマンは無意識のうちに
キン肉マンの手を取り、応援。
そして、ラーメンマンとの友情もあり、スグル覚醒。
ウォーズマン戦へのリングへ立つ。
逃げも隠れもしてたじゃねーかよ…
☆超人オリンピック・ザ・ビッグファイト編②の巻
バラクーダの正体は、以前の超人オリンピックでキン肉マンに敗れたロビンマスクだった。
キン肉マンはラーメンマンのため、ウォーズマンはロビンのためにと弔い合戦となった超人オリンピック・ザ・ビッグファイト。
ロビンの弟子であるウォーズマンの動きはロビンと瓜二つ。
だからその攻撃は自分に当たらないと、スグル。
スグル、珍しく強い。
ウォーズマン、スグルの言う通り、攻撃は通用せず、パイルドライバーの餌食に。
そんなスグルにウォーズマン、不気味な笑顔。
この笑顔、「ウォーズマンスマイル」とロビン師匠は言う。
「よほどの実力者に出会った時しかこの笑いをださん!」
「ただしウォーズマンが笑った時対戦相手は必ず死ぬ!」
そのウォーズマンスマイルを出してからの猛攻。
エルボースタンプの集中砲火。
ビビンバ、ウォーズマンに願うも
届かず…、スグルに猛攻を続ける。
そしてマスクを剥がされる覚悟を決めたスグルには
植物人間になったハズであるラーメンマンの声が聞こえた。
形勢逆転!
このサイドスープレックスにてウォーズマンのベアークローが外れる。
拾おうとするウォーズマン、だがスグルはそのスキを突き
ウォーズマンをボディースラムで投げる体制に!
その真下にはベアークロー、投げれば確実にスグルの勝利である。
ラーメンマンが植物人間になった事が頭によぎる。
そしてスグルの動きが止まる。
するとギャラリー・・・
「ラーメンマンと同じメにあわせろーっ!!」
ブロッケンJrも中々恐ろしい事を言う、だが。
場内おーとーせ!!コール。ああ恐ろしい。
ビビンバまで。
おーとーせコールの中、クズのスグルが取った行動は…
「私が残虐ファイトで対抗してどうなる
それではいつまでたっても泥試合だ・・・」
「できることならクリーンファイトで戦いたい!」
スグル、クズを卒業。
が、復讐に燃えるロビンは「脳みそえぐりだせ!」であった。
ベアークローを拾ったファイティングコンピューター、ウォーズマンは…
残虐超人を卒業。
何度見てもこのシーン大好き。アツイ。
ベアークローを折り、スグルのクリーンファイトへ応える。
「血迷ったか!」とロビン。
「血迷ってなんかないわ かれはクリーンファイトに目覚めたのよ!!」
そんなウォーズマンに感動するビビンバ。その眼には涙である。
殴られ過ぎ、ビビンバ。
そして叩かれるビビンバにウォーズマンの姿アリ。
ぶっ飛ばされるロビン。
そして試合再開。
クズを卒業したスグルvsクリーンファイトに目覚めたウォーズマン。
壮絶、技と技のぶつかり合い。
そして、ウォーズマン、一枚上手。
スグルにパロ・スペシャルが決まってしまう。
どうしようもなく、ギブアップ寸前のスグル。
「機械にくっするのかキン肉マン」
またもラーメンマンの声。
全然何言ってんのか解らないのですが、とにかく頑張れとラーメンマン。
だが、そんなラーメンマンの応援もあってか奇跡が…
い、一体何が…!!
唐突に現れた30分以上闘えないという設定。
今までどんな超人も30分以内にKOしてきたウォーズマン。
キン肉マンと出会い、初めての長期決戦。
煙が上がり、顔にヒビが入ったウォーズマン。
スグル、これを見逃さなかった。
48の殺人技 キン肉バスター
有名な必殺技、キン肉バスター初登場はウォーズマン戦であった。
スグル、ウォーズマンをKO
そう、忘れていた人も多分いるでしょう。
覆面はぎデスマッチ、だったのですそういえば。
申し訳なさそうにスグル、ウォーズマンのマスクを剥ごうとする
すると…
「その必要はないぜ キン肉マン・・・」
会場の全員が驚く、「しゃべれるのか!?」と。
スグルに自身がロボ超人である、と告白するウォーズマン。
「超人でもないロボットでもないロボ超人としてうまれてきたわたしの一生は悲劇だった・・・」
「戦いとは殺しあいだとおもっていた わたしにキミは本当のすばらしいファイトをおしえてくれた。」
仮面の下には醜いとしか表現のしようのない顔があった。
こんなわけわからん格好している方にもイジメられる原因あんだろと少しでも思った私を許してくれ・・・ウォーズマン…!
そして醜い素顔を晒したウォーズマン。
勝利したキン肉マン、こうして超人オリンピック・ザ・ビッグファイトは幕を閉じたのであった。
これ何を剃ってたんでしょうか。
☆7人の悪魔超人編①の巻
もう既にウォーズマンの魅力は十分に伝わったのではないのかな?と感じますが
彼はこの超人オリンピック・ザ・ビッグファイト編にてクリーンファイトに目覚め
残虐超人からキン肉マンやテリーマンと同じく「アイドル超人」として活躍するのです。
7人の悪魔超人
ラーメンマンやウォーズマンの残虐ファイトなど、子供だましに見えるくらいのファイトをする超人の集まりである。
危険すぎたので、7人全員「超人ホイホイ」に封印し、宇宙に放ったらしい。
超人オリンピックが終わり、超人たちは子供のアイドル的な扱いになっていた。
ファン感謝デーという事で超人と子供が楽しく遊んぶイベントである。
い、居る!ウォーズマンも居る!!
クリーンファイトに目覚めたウォーズマン!子供と戯れる!!
頭に乗せた風船を割るゲームで楽しそうに遊んでる!!
ウォーズマンスマイル出てる。
と、読者がみんな心配しているそんな時だった。
「ゲェーッ やつらは7人の悪魔超人・・・」
悪魔超人がイベント会場に乱入。
流石はファイティングコンピューター。
子供たちを安全な所へ避難させる。
だが・・・
投げられ
ハリケーンミキサーをくらい
⁽リアルに⁾マットに沈む。
ついちょっと前までやっていた話、超人オリンピック編でラスボスを務めたウォーズマン、まさかの噛ませ犬となる。
彼ら7人の悪魔超人の目的は何なのか。
「われわれをたおさずにチャンピオンを名のることはゆるさん!!」
キン肉マンへの挑戦状だった。
今までの超人と比べると、確かに違った恐ろしさがあった。
7人の悪魔超人のリーダー格、バッファローマン。
必殺技はウォーズマンをマットに沈めた「ハリケーンミキサー」だ。
見て解る通り悪そうなのだ。単純に。
今までの超人はウォーズマンも含め、まだ可愛げがあった。
ただ彼らは今までの残虐ファイトが子供だましに見える程のファイトをする超人達…
ああ、恐ろしい…!!
そんなバッファローマン…
よりマジでヤバそうな超人が真ん中に居た。
そして衝撃的なのが次のページである。
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消えた。
総登場コマ数1という幻の超人「ぷりぷりマン」消える。
多分作者の「ゆでたまご先生」もヤバい超人描いちゃったと感じたのだろう。
そして、7人の悪魔超人…
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8人になってた。
まさかぷりぷりマンが消えたにも関わらず1人増えるとは誰が想像できたか。
そんな7人の悪魔超人編、ウォーズマンはキン肉マンと共闘する。
マットに沈んでいたウォーズマン…
復活!!
ハリケーンミキサーは油断してたからだ。
「今度はそうはいかねえ…」
ウォーズマン、クリーンファイトに目覚めてからよく喋るようになったが、彼の一言一言がまた、以前までのコンピューターだの言われ感情のない超人だった所と比べるとギャップがあってカッコイイ。
…のもつかの間。また油断してKOされる。
「ゲーッこまくがやぶれ聴覚器官が完全に破壊されている!!」
と、ヘルメット越しに一体何を見て言っているのか謎なテリーマンではあるが、そういう事らしい。
突如ウォーズマンに襲い掛かった悪魔超人
ステカセキング
そう…彼は…!
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一体どっから出てきたんだ…。
スグル、実は凄い重要な発言「な なんだこいつは」であった。
そしてウォーズマンがゲーッな事になっても挑戦を中々受けようとしないスグルに、バッファローマン、ミート君をバラバラにしパーツ毎に7人の悪魔超人の手へ。
期限は10日。
それまでにスグルはミート君を救出できるのか?
1人でなんて無理だ、と想い闘うスグル。
ステカセキングを撃破
ブラックホールも撃破。
順調にミート君のパーツを集めるが…
対バッファローマン、スグルの体力は限界だった。
そんな弱ったスグルに挑もうとする残った悪魔超人。
「やめな悪魔ども!!」
ゲーッ!この声はまさかーッ!!
仕方がない。
<ゲーッ鼓膜がウンタラカンタラ
だしな、7人悪魔超人編では活躍はナシか…。
「まちな テリーマン」
ゲーッ!この声はまさかーッ!!
ウォーズマン復活キタ――(゚∀゚)――!!
ついでにウルフマン・ブロッケンJr・ロビンもである。
アイドル超人、初の共闘。果たしてウォーズマンの運命は…!
あと鼓膜は大丈夫だったのだろうか。
☆7人の悪魔超人編②の巻
スグルを除くアイドル超人5人は対戦相手を決めていた。
前回のラスボス対今回のラスボスである。
バラクーダことロビンは問いかける。
「なあみんな おれたちまた生きてあえるかな?」と。
「フフ…なーに地獄であえるさ」
会話はできているので鼓膜は平気のようだ。
ウォーズマンのこの言葉を聞いてスグルは気が付いた。
「こいつら…この戦いで死ぬつもりだ…!!」
スグルの予感は当たっていた。
ウルフマン、死亡。
ロビン、死亡。
ブロッケンJr、生存。
あ、あれ?
テリーマン、生存。
おお?
悪魔超人達に2勝2敗。ではウォーズマンはどうなのでしょうか。
バッファローマン相手に封印したハズのベアークローを再び装着。
だが…
11回目にしてとうとうウォーズマンに当たる。
だが、闘いの前に死を覚悟したウォーズマン。
ハリケーンミキサーなど喰らった所で…
ビビりまくっている。
ファイティングコンピューターはドコへ行ってしまったのだろうか。
「お前はファイティングコンピューターだ
たたかわなきゃならいんだ!!」
自分の代わりに闘ってもらっているクセに喝を入れるスグル。
だが、ビビりまくるウォーズマンにその言葉届いたのだろうか。
2ページで立ち直る。流石ウォーズマン。
が、全然歯が立たない。
伝家の宝刀、パロスペシャル
<ポイー
あっさり敗れる。
1000万パワー。
超人強度という指数があり、ウォーズマンも100万パワーほどあるのだが、バッファローマンは10倍格上の1000万パワーであった。
この差がどうにも埋まらない事には勝利は見えない。
バッファローマン、ウォーズマンにトドメのハリケーンミキサーで突撃。
「い…いや!たったひとつある!
バッファローマンの1000万パワーに対抗する方法が…」
ウォーズマン、何やら思いついた様だ。
その方法とは…!?
ベアークロー二刀流。
え?そんだけ?
な訳がない。ここからがウォーズマンの対抗する方法だ。
100万パワー+100万パワーで200万パワーーー!!
いつもの2倍のジャンプがくわわって200万×2の400万パワーっ!!
そしていつもの3倍の回転をくわえれば400万×3の
バッファローマンおまえをうわまわる1200万パワーだーーーーーっ!!
さっきから何を言っているんだね君は?
と幻の超人、ぷりぷりマンの声が聞こえてくる気すらしてくるウォーズマン式方程式であった。
と、思ったら作中その計算式は間違っていなかったらしくスクリュードライバーは1200万パワーの光の矢となった。
が、外れてしまう…!!
1200万パワースクリュードライバー、外れる…!!
バッファローマンの角が折れる。実際この後の展開やストーリーにも関係してくるバッファローマンの角を折ったのは、ウォーズマン。
そして、ハリケーンミキサーの餌食となる。
ウォーズマン、やられてしまう。
だが…
立ち上がる。
何度やられても、仲間のため、彼は立ち上がる。
バッファローマンも流石に驚いた。
そして、ハリケーンミキサーで何度も立ち上がるウォーズマンに今度こそトドメを刺そうとするも・・・!
ハリケーンミキサーをピタリと止め、ウォーズマンに背中を向け、去る。
そう、ウォーズマンは…
不屈の超人魂で立ち上がるも、彼の魂はもうそこには無かった。
「ウォーズマン…敵としてあいたくなかったぜ!」
7人の悪魔超人のリーダー、バッファローマン。
彼はウォーズマンを認めた。
そしてウォーズマンも死亡。7人の悪魔超人編はスグルと生き残った仲間達で話を進める事となる。
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死んで行った仲間の声援もあり…
結論、スグルに敗北するバッファローマン。
「おまえとの戦いをすばらしい戦いにしたかったのさ」
キン肉スグルの魅力はあの残虐超人のウォーズマンにクリーンファイトの素晴らしさを伝え、今までの残虐ファイトが子供騙しと言われるような悪魔超人であるバッファローマンの心さえも変えるくらいのファイト。
「その時はオレもおまえたちの仲間にいれてもらうぜ」
悪魔超人のリーダーが、正義超人になりたいと言った。
キン肉マンの素晴らしい所は、負けた相手が良い方向に変わって行く所だ。
ミート君、復活。
これにて一見落着か・・・
バッファローマン(´;ω;`)ブワッ
「オレには300万パワーの超人強度がのこっている・・・
これで100万パワーの超人が3人生き返る事ができる」
何だその能力。
とかツッコミを入れるのはヤボってやつだ。
このバッファローマンの能力にて
ウルフマン、復活。
ロビンマスク、復活。
ウォーズマンも復活!
こうして7人の悪魔超人編は幕を下ろしたのであった。
悪魔の制裁を受けたバッファローマン。
↓
↓
彼もいつの間にかヒゲを剃っていた。
ベアークローを壊してクリーンファイトに目覚めたウォーズマン。
彼のアイドル超人としての闘いはまだまだ続く。
バッファローマンの力で生き返った彼は今後どうなって行くのか?をそのうち書いて行きたいと思います。
【後編】へつづく。