僕もテレビゲームは好きなのですが、ゲーマーですか?と聞かれたら、「違います」と答えると思います。
遊ぶゲームにこだわりもないし、予約してまで購入する事も滅多にないし、購入したら全クリを必ずする訳でもないし。
更に、オンライン対戦とかもやらないし、トロフィー?とか集めるのも面倒だし…。
じゃあ、どういう時にゲームやるの?と聞かれたら、友達と遊ぶ時、だけかもです。
小学生の時にストリートファイターシリーズで遊んでくれた友達とは、今も付き合いがあり、お互い暇だと電話やラインなんかで連絡を取り、言うのです。
「よう、ゲームして遊ぼうぜ!」と。
そう、いい歳して「ゲームして遊ぼうぜ」と連絡するのは彼だけです。
でも、結構楽しいんですよ、小学生とか中学生の時と変わらないこの関係。
仕事し始めると、人とのコミュニケーションは「飲みに行こう」が多くなると思います。
この、「飲みに行こう」も「ゲームしよう」も「=遊ぼ!お喋りしましょ!」みたいなモンじゃないかな、と思います。
年齢が変わり、誘い方が変わっただけで、本質は、そんな感じなんじゃないの?と。
そんな今もゲームで遊んでくれる彼は、あまり漫画とかアニメを見ないのですが、こう言うのです。
僕「やあ!今日はこのゲームで遊ばない?」
彼「え、やだよ、そんなゲーム」
僕「え!?なんで、コレ面白くないの?」
彼「クソゲーだろ、絶対ぇ」
僕「え?やったことあんの?」
彼「ないよ、そんなゲーム」
僕「え、じゃあ何でつまらないって知ってるの?」
彼「だってキャラゲーじゃん、それ。」
何ですか、キャラゲーって?と聞いた所、「漫画やアニメをゲーム化したもの」だそうです。ジャンルは対戦格闘だとか、恋愛シミュレーションだとか、スポーツだとか、色々あるそうですが、漫画やアニメを元にしたキャラゲーの法則は
「高確率でクソゲー」なんだそうです。
と、いう訳で、かの有名なバイオハザードシリーズ未プレイなクセにバイオ7を購入検討しているという不思議な自称ゲーマーな彼に教えてあげたい。
面白いキャラゲーもありますから。⁽半ギレ⁾と。
☆90年代少年はみんな大好き「ミニ四駆シャイニングスコーピオン」
原作再現度 ☆☆☆
熱中度 ☆☆☆☆☆
簡単に内容を説明すると、主人公⁽自分⁾がアニメ、「爆走兄弟レッツ&ゴー」世界に入り込み、そのアニメのキャラクター達をぶっちぎれるマシン⁽パッケージのミニ四駆「シャイニングスコーピオン」₎を作り上げ、レースを繰り返し、最速のマシンを決める「スーパーグレートシャパンカップ」の優勝を目指すゲーム。
これがまた子供向けなゲームのクセに難しいんですよ。
・真面目にセッティングしないとアニメの雑魚キャラにまで勝てない
・パーツ購入のためのポイントを得るために野良レースで苦行
・別に高いパーツを買ったからって、速くなる訳でもない。
・ラストステージが本当に強い奴らの集まりで、マジで勝てない。
しかもレース中、操作することもなく、眺めるだけ、という。
だが、不思議と、アニメのパラレルワールド的な時系列、自分がセッティングしたマシンがアニメのキャラクター達と対戦できてる、というだけで、当時の子供は不思議と興奮間違いなし、という凄いゲームだった…。
というか、その子供って、僕です。
☆オラオラ無駄無駄「ジョジョの奇妙な冒険」
原作再現度 ☆☆☆☆☆
熱中度 ☆☆☆
ゲームセンターで稼働もしていたカプコン制作の「ジョジョ」その三部を対戦格ゲーにしたジョジョ。スト2のカプコンが作ったというだけで、格ゲーとしてのデキはもちろん悪いハズがない。
が、実際プレステで移植できるようなゲームではなかったらしい、容量的に。⁽オールアバウトカプコンて本曰く₎
だが、今現在アニメで大流行のジョジョ、それより全然前の98年に、カプコンが愛情を注ぎ、完全移植されたドリキャス版と比べ劣化移植のハズのPS版になんとも豪華なキャラゲーに仕立て上げた。
・豪華1 アーケードモード、フルボイス化。
一人で遊べるアーケードモード、業務用版では、対戦と対戦の間にデモムービーが挿入されるも、PS版はそれをカット。
が、プロローグ・エンディングだけは健在で、まさかの喋る。
・豪華2 次回作「未来への遺産」のキャラクターを実装
カプコン3部ジョジョは、二作あり、「無印」と「未来への遺産」と、二作ある。
「無印」は13名で、「未来への遺産」は22名。⁽無印に居たキャラに新技実装₎
なのだが、PS版は、技は「無印」、キャラは「未来への遺産」と22名。
キャラセレ画面も、画面は「未来への遺産」BGMは「無印」…。
一応移植としては、「無印」らしいのだが・・・すげぇ。
・豪華3 無理矢理3部全スタンド使い登場「スーパーストーリーモード」
多分このゲームのメインになると思う。
普通、ゲーセンのゲームでここまで豪華な移植ある?と聞きたくなるくらいのボリューム。
が、「未来への遺産」の22名でも「もうちょっとスタンド使いの人数居ない?」という声が出るであろう。そう、ダービー兄弟とか、戦闘しないじゃん、みたいなキャラも。
もちろんポーカーでバトル。
グラスコインゲームで水、ジョジョ愛で溢れますねこりゃ。
こっちのゲーム版の声派。声優が誰だかは、知らん。
☆へのツッパリは「キン肉マン マッスルグランプリMAX」
原作再現度 ☆☆☆☆☆☆
熱中度 ☆☆☆☆☆
オープニングから、アニメ版のものをCGで再現。
もちろん、あの腸の調子が心配になる屁も再現。
当時ゲームセンターで稼働していた時も綺麗なCGだなあ、だなんて思った記憶があります。で、耳を澄ませて声を聴くと、なんと、アニメ版のキャラクターと同じ声優さんではありませんか!よかった…キン肉マンは神谷明氏で…。
更に、アーケード版16名から、移植版の「MAX」は倍以上の33名。
「キン肉マン2世」のキャラクターだけでなく、「ステカセキング」や「スプリングマン」等誰が喜ぶのか理解不能なキャラまで追加。
が、同じキャラクターでも1P側が「アニメ版カラー」なら2Pカラーで選択すると、「マンガ版カラー」になったりと、芸が細かい。
だけならまだしも…
【テリーマン2P】
【ラーメンマン2P】
2代目グレートとモンゴルマンに…職人芸や…。
格闘ゲームとしても、元々超人プロレスなので、投げ技主体ではあるものの、空中コンボだとかもあり、意外と格ゲーとしても面白い。
のに!
PS版ジョジョのストーリーモードを越える、「ストーリーモード」を収録。
「7人の悪魔超人編」と「黄金マスク編」を完全収録。
す…凄すぎる…!!
しかもちゃんと原作通りのキャラで相手に挑まないと、途中で強制完結というのはいかがなものだろうか…!?
☆アニメ「超」は観てないけど!「ドラゴンボール スパーキングNEO」
原作再現度 ☆☆☆☆☆☆☆
熱中度 ☆☆☆☆☆☆
ドラゴンボールのゲームと言えば「カカカカカカロットォォォ」で有名な「超武道伝2」じゃないの?思うでしょうが、私はあえてこの「スパーキングNEO」をオススメする。
対戦ゲームとしては、多分その次回作「メテオ」の方が上だと思うのですが、一人で遊ぶなら、NEO。
・NEOの魅力1 意外と対戦が面白い。
ドラゴンボールといえば、空を飛び、ビームを出し、目にも見えない攻防が繰り広げられる訳なんですが、意外と再現できているんですよ、これが。
相手の行動を読み、かわした時なんて結構テンション上がるんですよ。
基本、□ボタンでぺチぺチ叩いてるだけみたいな感じなんですが⁽上の画像参考₎、ドラゴンボールて、基本そんな感じじゃん?
・NEOの魅力2 キャラ多すぎ。
悟空だけで「少年」「通常」「超サイヤ人」「超サイヤ人2」「超サイヤ人3」「超サイヤ人4」と多すぎる。
その感じでいくと、ベジータやフリーザみたいな変身するだろうな、みたいなのみんな合わせたら何人になるんだよ、キャラクター。
129人だそうです。多すぎ。
・NEOの魅力3 長すぎるストーリーモード
これだけは、先に紹介させていただいたジョジョやキン肉マンには勝てないくらいストーリーモードの内容が薄い、くせに、長い。
一言二言の会話、とナレーションで主に進むストーリーモード。
おいおい、こんなんで名シーン、再現できんのかよ?
大事な所はムービーで再現…やるじゃないか…。
・NEOの魅力4 必殺技がマニアック。
画像は悟空の「界王拳アタック」という技なのですが、既にこのシーンだけでも好きな人にはニヤリとくる演出である。
そんな演出の技ばかりなのだが、ドラゴンボール大好きな僕がグッときた技を紹介したい。
トランクス:「シャイニングソードアタック」
ポーズで解る方も居るかと思います、フリーザを切り刻んだアレです。
もちろんこの後、ズバズバ切って、ポーヒーです。
ベジータ:「汚え花火」
もう、技名の通りです。
今まで採用されなかったのが不思議なくらいの有名技ですね。
もちろん片手で出し、セリフは「ばかやろーーーー!」です。
餃子:「さよなら天さん」
餃子一番の大技、自爆も再現。
この後、爆発する訳ですが、「餃子ゥゥゥゥ」という天さんの声まで収録。
ドラゴンボール愛が凄い。
超サイヤ人3悟空:「龍拳」
映画版の技まで…!
と、実はこのドラゴンボールのゲーム
ゲームが下手でもドラゴンボール好きな友達と遊べば盛り上がる事間違いなしのゲームなのですぞ!!
ブックオフとかで100円で売ってると思うから、是非遊んでみてね!!
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僕もテレビゲームは好きなのですが、ゲーマーですか?と聞かれたら、「違います」と答えると思います。
とか最初に書いたけど…あれ…僕…
もしかして…?
かなりゲーマーなんじゃねーか…?